へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

前米副大統領ゴア氏がノーベル平和賞を受賞

2007年10月14日 05時04分35秒 | Weblog
「人為的に起こる地球温暖化の認知を高めた」事が評価されての受賞だという。
この程度の事でノーベル賞がもらえるとは、「ノーベル賞の質が落ちた?」なんて事が無ければよいのだが。
「認知を高めた」と言うのだが、認知は高まっている事は確かだが、「実効性」となると「いささか疑問」に感じる。
温暖化を防ぐ為に、CO2の排出削減が求められている。
排出削減の為に、様々な手法が考えられている。
そればかりか、削減出来ない企業は、「他所から排出権を買う」と言う事も出来るという。
この程度の事で温暖化が止まるのであろうか?、「いささか疑問」といわざるを得ない。
今、排出権を含めて「環境ビジネス」が盛んになっている。
色々と「効果を強調した能書き」が並べてあるのだが、どう見ても「自分に都合が良い内容」にしか見えない。
一次的に見れば正しい話でも、二次的、三次的、・・・・・・と見た時に正しいとは限らない。
最早、経済発展など望んではいけない時代になっているのだ。
「100年後の未来社会」が、様々に想像されているが、これは、あくまでも「サイエンスフィクションの世界」と思ったほうが良い。
地球の資源は、「それを実現するだけの余力」は残っていないだろう。
すでに、一部の資源(原油だけではない)は、「枯渇」が心配されてきている。
枯渇が心配される資源は、需給のバランスが崩れて「大幅な値上がり」が起きている。
「価格の上昇」は、次々と他の物(資源だけに限らない)でも起きるであろう。
環境ビジネスが、「必ずしも環境に優しい」とは思えない。
環境ビジネスが新たな問題を引き起こし、「環境ビジネスが環境を悪化させる」と言う事にならなければ良いのだが。
宇宙船地球号は、「大幅な定員オーバー」になっているのである。
何事においても、「定員をオーバーした状態」では、事故が起きない方が不思議である。
それでは、事故を未然に防ぐ方法は無いのだろうか?。
「理論的には有る」のだが、「実現性はゼロ」と言っていいだろう。
私のような「一個人」が言う分には問題は無いのだが、「社会的な影響力のある人」が口にするのは難しい。
仮の話し、口にしたところで、「猛烈な反発」に遭うのが関の山である。
まして、強引に政策を進めれば、「暴動」が起きるであろう。
ゴア氏も、その事は「十分に承知」しているであろう。
「口にしたくても口に出来ない」と言うのが実情では?。

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