現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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節分 124年ぶり

2021-02-02 | 日本文化論
2月3日でない、2月2日の節分は124年ぶり、明治30年から 2021年2月2日節分  これから4年ごとに2日が続く  124年ぶり  うるう年の翌年は2月2日が節分という流れは以降、「当分は4年おき」国立天文台暦計算室 節分は追儺に由来する行事がある。宮中での大晦日には鬼、疫鬼や疫神を払う儀式である。 11世紀以降に、寺社での鬼やらい、鬼追、鬼走などが行われるようになる。 民間に習合して豆ま . . . 本文を読む

正月の由来、類書

2020-12-27 | 日本文化論
語源説が日本国語大辞典にある。第2版、改訂で語誌を載せるようになって、サイトでは語源説に記事があるようになった。 >政治に専念した秦の始皇の降誕の月であるところからセイグヮツ(政月)といっていたものが、「正月」と書かれるようになり、音が改められたもの〔壒嚢鈔・難波鑑・塩尻拾遺〕 壒嚢鈔 、難波鑑ともに、閲覧可能であるから、早速に披いてみる。 塵袋、壒嚢鈔、そして塵添壒嚢鈔と、その過程に、正 . . . 本文を読む

日本の観光インバウンド

2018-07-21 | 日本文化論
外国人観光客の推移、2017年の訪日外国人数は2869万人、トップは中国で700万人になる。菅官房長官が、インバウンド4000万人は射程に入った、旅行業界の新春イベントで講演、観光政策の成果に自信 ートラベル懇話会2018/1/10と述べていた。  >インバウンド需要データ(訪日外国人観光客数)グラフ | 訪日ラボ https://honichi.com › ... › インバウンド需要データ(訪日外国人観光客数) 政府も「2020年に4000万人」と目標を立てているように、インバウンドの対策をしていく上で、どの国籍をターゲットにしていくのか、その施策によって何人ぐらいの訪日客を誘致・集客するのかなど施策や目標の決定において最重要データとなるのがインバウンド ... . . . 本文を読む

民族と言語

2017-12-02 | 日本文化論
わたしたちは民族を持つ。その民族名は、ヤマト民族である。いまは国名をもって日本民族とすることもある。日本語、日本国、日本人と見る。ヤマトは漢字で書けば大和族である。これをウイキペディアの解説によれば、次のようである。>日本列島の住民のうち古代の大和朝廷や中世の武家政権の施政下にあった人々を指す場合に大和民族という。近世に幕藩体制下に組み込まれた琉球諸島の住民(琉球民族)を含む場合は日本民族と呼称される。 大和民族を和人と言えば、琉球民族、アイヌなどを日本民族に含む。日本民族一覧のページによると、日本の民族の一覧 https://ichiranya.com/society_culture/029-race_in_japan.php 北方の民族を加えて、民族の関係をもあげている。 . . . 本文を読む

日本文化論名著25冊で読み解くとは

2017-09-10 | 日本文化論
出版は2005年である。タイトルに、ナナメ読み日本文化論 とあり、表記が副題になる。さてその名著25冊がどのようなものであるか、アマゾンのストアでKindle版を見るかどうか。コピーによれば、100字要約であるらしい。コメントのレビューが殿堂入りのものとあって、おもしろかったので、それを紹介する。ここで、見ていくと、アマゾンページには、もう一つの著者の書、その紹介があって、その方は監修で名前を知る、日本文化論の名著入門 (角川選書) Kindle版 大久保 喬樹 となる。それには、>日本文化論の系譜―『武士道』から『「甘え」の構造』まで (中公新書) 大久保 喬樹 と、どうちがうのかを、広告の段階ではっきりさせてほしい。 というカスタマーの声がある。それで、すこし検索して、その取り上げた書名がわかる。どうも、名著25冊の関連も、ここにあるらしいので、さらに見てみよう。>作品名: 日本風景論 武士道 茶の本 遠野物語、山の人生 古代研究 雑器の美、美の法門 風土 「いき」の構造 陰翳礼賛 美しい日本の私 日本文化私観、堕落論 縄文土器ー民族の生命力 日本の思想 「甘え」の構造 . . . 本文を読む

手書き

2017-06-08 | 日本文化論
手書きの魅力を編集子は次のように言う。> しかし、それでも手書きに魅力を感じることは多々ある。文字には一人一人の特徴があるので、字を通じて書いた人の個性が伝わってくるのだ。  そのレが気に人を見るというわけである。手書きを手紙において、下書きをワープロしてのことであるから、清書用のものであろう、その文字は書かれるためにあるとする。 また、手書き日記の魅力をあげる。 >手書き日記の3つの魅力 . . . 本文を読む

日本の神とは

2017-04-29 | 日本文化論
その存在を見ることもないのであるが、日本の神とは、神霊が宿るところにいると思われて、そこにまつられるものである。人間は、という考えもないころに、人類はというあたりであろうか、人が神より生まれる、人が神から人となるという神話を持つ祖先には、人が人となる前に神がいたのである。それを解き明かすと、体と魂のことになる。神は、従って、からだに、はいりくる、たまであるから、それを霊魂として結び付けて、神聖な霊性を伴うところに宿りいます、と見たのである。神は、人が死んだ後にも、魂として体から抜けて、天空にいることになるから、それを集まるところとしての屋形がいることになる。それから、神社として人の死をまつることである、というのは、人の社会に、神の社会であるから、神社には魂が玉となって奉じられている。日本の神は、人々の魂のよりどころであるから、行ったりきたり、つまりは、からだにはいったり、でたりしている。したがっていえば、神に万能はないし、実は霊力もないのであるが、それを宿していそうなところだけは自然界の現象に見い出す日本人、日本民族なのである。 . . . 本文を読む

正月が1月に切り替わるとき

2017-01-06 | 日本文化論
祝日法で正月は1月1日の祝いとなった。元旦だけが正月祝いというようなことだ。ハッピーマンデーで、1月二日も祝日だった2017年、正月三が日、松の内、七草がゆ、鏡開き、成人式、とんど焼、小正月、そして、正月のもろもろは終わる。>二十日正月とは、日本の行事。1月20日のことを指し、この日を正月の終りとなる節目の日とする土地も多い。 かつては正月の祝い納めとして仕事を休む物忌みの日であった。この日をもって正月の行事は終了する。 京阪神地方では、正月に用いた鰤の骨や頭を酒粕・野菜・大豆などと一緒に煮て食べることから骨正月・頭正月とも言う。他の地方でも、乞食正月(石川県)、棚探し(群馬県)、フセ正月(岐阜県)などと言って、正月の御馳走や餅などを食べ尽くす風習がある . . . 本文を読む

日本文化論 ことはじめ 18

2016-11-08 | 日本文化論
日本文化論の解体とも見るべき議論がある。文化を生活の現れとする。現状固定の認識をそのままに議論をして形成を流動する常態としようというものである。それはまた、文化を思考のパターン、生活のスタイルとして、現在時をありのままの文化とする。このロジックによれば、文化とは何か、日本の文化というものをとらえるための、文化を議論することそのものであるという考え方であるから、議論を収束させようとすることがない。果てがない文化論は、こうして解体されていくわけである。武士道の精神を議論すれば、武士の存在しないことをもってその精神も存在しない実際がある。武士道の形骸をもって議論することはできないし、その精神を体現する兵士は軍隊の規律によることになる。これは言語の形式と意味を追求することによって、その実態を見ようとするが、指示物がある意味を例にすれば、言葉と実態また実体の抽象議論の繰り返しに陥ることになる。 . . . 本文を読む

日本文化論 ことはじめ 1-17

2016-10-29 | 日本文化論
日本文化論 ことはじめ 2016-03-01 22:19:33 | 日本文化論 日本文化という議論をはじめるなら、そのことはじめに、日本文化の通念である象徴をとらえてみる。 それには日本的な要素を持つということで、具象から上げる。 富士山、さくら、きものであろうか。それにかぎらず、武士道精神、武道、柔道、一転して、茶の湯、歌舞伎、浮世絵、能、狂言と、その代表的な文化事象とする例が上がる。 . . . 本文を読む