論文の構成を指導して、問題、方法、結果、考察とする。それに、結論をつけるように言ってきた。さきのテンプレートは、IMRAD方式である。これは文章の書き方としてレポートにある構成である。その説明によれば、考察に結論がある、あるいは、それが、ない、といったように、それぞれである。書き方そのものはこの形式によるかよらないかということであるが、考察に、そして結論となるのが論文にはふさわしい。文章構成の形式の名称として、その覆う範囲を広く、一般的にするものであるが、多くはそれを論文構成とする、ということで、結論がつくかつかないかは、大きな相違がある。ただ、それを、まとめのついたものとするかどうかで、論があるかないかの形式となるのである。
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