現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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LTBG

2018-01-26 | 新語・社会現象語
ジェンダー研究所の学生卒業論文による報告会に出かけた。タイトルに文学作品関係があったので、興味を覚えた。しかし、時代をとって、LTBGに、テーマを論じるのは難しいと感じた。男色大鑑、西鶴のもの、作品を扱うだけでも、といって、文学研究ではないとすれば、どうだったかわからないが、ウイキペディアから、あらすじを載せておく。さて、その論は明快であった。同性愛 、‎男色物で、若衆の女性化に対して、その修正の女性であることに対して、自害することと出家させることとを対比させる。その推論は、女性化に終止符を打つ自殺と、男性化を遂げる出家である。論理は明快であるが、文学解釈を許す浮世草子でもあるので、その議論の立論根拠を、もう少し考えなければならないと思った。まず出家世界のとらえかたである。平安時代に行の文学作品に、なにがなんでも出家で事足れりとする世間に対して、実は武士の主君を失ったがために起こる生き方であり、女性はもっと救済を求めた出家である。男性僧侶の、そこに踏み込む精神世界は浄土宗の僧侶をもってして、いわば、世間に変わりばえしない戒律となってしまった宗教である。その尊厳と信仰は、日本的昇華を遂げたのである。西欧の修道に見る僧侶の世界ならいざ、そこで起こることがらは何か、と想像は、日本てき出家におよぶ。そこでの自由は語られることはない。論緒展開に出家が象徴する男色離れをさらに分析すると、それが女性化をやめて男性化を遂げるならば、どう考えるか、という論理である。 . . . 本文を読む

きょうも雪

2018-01-26 | 木瓜日記
滑って転んで、道路に放り出された格好になった。凍り付いた雪の痕に、わだちを探し、それでも固く、そこに自転車でうろうろとしてハンドルをとられてしまった。自転車の倒れ方と、ふわりと着地で難なきを得たが、見やって車がやってくるかを遠めに確認して、助かったことだと思った。こんな時にどう言っても、褒められた行動ではない。道路を歩くだけで危険であるから、そこを舗道ではなく、自転車で散歩まがいのことに、用があってぐるりと回っていたのだけれど、懲り懲り、命拾いに等しい。25日の午後のことだった。 . . . 本文を読む