現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

reika,leiwa

2019-04-06 | 日本語音韻
漢字の読みについて、読み方が幾通りもあることが日本語音韻の現象となる。文字が発音を表すとすれば、その文字について発音は一つであることが当然だと考えるが、仮名文字はそうであっても、漢字はそうなっていない。文字と発音尾対応を日本語音韻でとらえることになると、仮名文字についても語における音環境で同じ文字について同じ音声であるとは限らない。それを、同一発音とするかどうかで音韻の解釈がある。漢字の音は文字によって二通り、三通りとその読みを区別して持つから、これは仮名文字の音背について聞き分けるよりも、もっとはっきりした違いとして学習している。しかし、呉音、漢音、唐宋音といった別は語を用いている限りわたしたちには意識されない。発音の違いが明らかであって、それも語によってつい分けているからであるが、漢字の熟語を呉音で読むなら、それで統一するということも厳密に言えば、慣用的な発音で、語にある一つの音としてきている。れいわ という元号を、れいか とするという意見はない。 . . . 本文を読む