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自民「活用」民維「脱依存強調」 原発政策、公約に変化 <見極める 衆院選> 20141207
リードには、
衆院選では原発政策で、二〇一二年の前回衆院選との立ち位置の違いが、与野党ともに目立つ、
とある。
<特定秘密保護法> (上)対象と罰則 20141207
記事には、
国民の「知る権利」を侵す恐れのある特定秘密保護法は、成立から一年を経て十日に施行される。政府が特定秘密を意のままに指定し、都合の悪い情報を国民から遠ざけたり、市民が厳罰に問われたりする懸念は消えない、
とある。
「知る権利守れ」抗議デモ 秘密法成立1年、名古屋・栄で 20141207
>特定秘密保護法の施行に反対し、繁華街をデモ行進する人たち=6日午後、名古屋・栄で
特定秘密保護法の成立から1年を迎えた6日、名古屋・栄の久屋大通公園で、市民団体による抗議集会があり、国民の「知る権利」を侵害する恐れがあるとして法律の廃止を訴えた。
日経、見出しより
円の「実力」40年で最低
追加緩和で急落 アジア通貨台頭
円相場が急落している。日銀によると、日本の貿易相手国通貨に対する円の総合的な価値を示す実質実効為替相場は1973年1月以来、約42年ぶりの弱さになっている。当時の円相場は1ドル=約300円で、73年2月の変動相場制(総合・経済面きょうのことば)移行後で最低となる。対ドルやユーロ、アジア通貨も含めた円相場の歴史的な全面安といえ、輸出には近年ない好条件となる半面、輸入や海外への旅行には強い逆風となりそうだ。…続き
実質実効為替相場とは
ファンド、日本企業買収に7300億円 7年ぶり高水準 低金利追い風
シャープ、米子会社300億円で売却へ 欧米から太陽電池撤退
Consumer X (2)シニア広がる格差 年金生活「格安」さまさま
春秋
ある街で小さな企業が大きく育ち、関連産業が生まれ、住民が豊かになっていく。米シアトルがその一例だ。マイクロソフトの創業者が故郷、シアトル近…続き
中日春秋
2014年12月7日
夏目漱石にとって英国留学は「不愉快の二年なり」だった。胃病と神経衰弱。孤独や英語を読めても話せない苦労もあったが、食事の問題もあった。ロンドンから夫人への手紙には「日本に帰りての第一の楽しみは、蕎麦(そば)を食ひ日本米を食ひ」とある
面白いのは、そこまで楽しみだった蕎麦なのに帰国後はさほど食べたがらず、むしろ脂っこい洋食を愛したことだ
朝食はもっぱらパン。耳を落とした食パンを自分で火鉢の網で焼いて、バターをつける。子らがせがむと少しずつちぎる。バターがたっぷりと使われるビスケットも大好物だったといい、ロンドンでの呻吟(しんぎん)は何だったかと首をかしげたくなるほどの「バタくささ」である
漱石もひやひやしたか。家庭用バターが品薄になった。農林水産省の要請を受けた大手乳業メーカー四社は十二月の供給を十一月より三割ほど増やし、品薄は徐々に解消に向かう見通しという
クリスマスケーキを心待ちにする子どもたちも胸をなで下ろしていることだろうが、それにしても戦時下でもあるまいにバターが足らぬとは。酪農農家の減少が原因である以上、急場はしのげても抜本的な解決は難しく、再び品薄が起こらないとも限らない
英語のブレッド・アンド・バター(バター付きパン)の含意は「生活基盤」。お箸の国といえども「生活基盤」が揺らぐのは漱石でなくとも困る。
自民「活用」民維「脱依存強調」 原発政策、公約に変化 <見極める 衆院選> 20141207
リードには、
衆院選では原発政策で、二〇一二年の前回衆院選との立ち位置の違いが、与野党ともに目立つ、
とある。
<特定秘密保護法> (上)対象と罰則 20141207
記事には、
国民の「知る権利」を侵す恐れのある特定秘密保護法は、成立から一年を経て十日に施行される。政府が特定秘密を意のままに指定し、都合の悪い情報を国民から遠ざけたり、市民が厳罰に問われたりする懸念は消えない、
とある。
「知る権利守れ」抗議デモ 秘密法成立1年、名古屋・栄で 20141207
>特定秘密保護法の施行に反対し、繁華街をデモ行進する人たち=6日午後、名古屋・栄で
特定秘密保護法の成立から1年を迎えた6日、名古屋・栄の久屋大通公園で、市民団体による抗議集会があり、国民の「知る権利」を侵害する恐れがあるとして法律の廃止を訴えた。
日経、見出しより
円の「実力」40年で最低
追加緩和で急落 アジア通貨台頭
円相場が急落している。日銀によると、日本の貿易相手国通貨に対する円の総合的な価値を示す実質実効為替相場は1973年1月以来、約42年ぶりの弱さになっている。当時の円相場は1ドル=約300円で、73年2月の変動相場制(総合・経済面きょうのことば)移行後で最低となる。対ドルやユーロ、アジア通貨も含めた円相場の歴史的な全面安といえ、輸出には近年ない好条件となる半面、輸入や海外への旅行には強い逆風となりそうだ。…続き
実質実効為替相場とは
ファンド、日本企業買収に7300億円 7年ぶり高水準 低金利追い風
シャープ、米子会社300億円で売却へ 欧米から太陽電池撤退
Consumer X (2)シニア広がる格差 年金生活「格安」さまさま
春秋
ある街で小さな企業が大きく育ち、関連産業が生まれ、住民が豊かになっていく。米シアトルがその一例だ。マイクロソフトの創業者が故郷、シアトル近…続き
中日春秋
2014年12月7日
夏目漱石にとって英国留学は「不愉快の二年なり」だった。胃病と神経衰弱。孤独や英語を読めても話せない苦労もあったが、食事の問題もあった。ロンドンから夫人への手紙には「日本に帰りての第一の楽しみは、蕎麦(そば)を食ひ日本米を食ひ」とある
面白いのは、そこまで楽しみだった蕎麦なのに帰国後はさほど食べたがらず、むしろ脂っこい洋食を愛したことだ
朝食はもっぱらパン。耳を落とした食パンを自分で火鉢の網で焼いて、バターをつける。子らがせがむと少しずつちぎる。バターがたっぷりと使われるビスケットも大好物だったといい、ロンドンでの呻吟(しんぎん)は何だったかと首をかしげたくなるほどの「バタくささ」である
漱石もひやひやしたか。家庭用バターが品薄になった。農林水産省の要請を受けた大手乳業メーカー四社は十二月の供給を十一月より三割ほど増やし、品薄は徐々に解消に向かう見通しという
クリスマスケーキを心待ちにする子どもたちも胸をなで下ろしていることだろうが、それにしても戦時下でもあるまいにバターが足らぬとは。酪農農家の減少が原因である以上、急場はしのげても抜本的な解決は難しく、再び品薄が起こらないとも限らない
英語のブレッド・アンド・バター(バター付きパン)の含意は「生活基盤」。お箸の国といえども「生活基盤」が揺らぐのは漱石でなくとも困る。