禅籍資料を見ていたら、書き込みがあった。表紙に近いところで、邪馬台国日本と見える。帖の真ん中に大書する。第9巻 中国禅籍集 二 六祖壇経・ 牛頭山初法融禅師信心銘・ 頓悟入道要門論・ 明州大梅山常禅師語録・ 香厳頌・ 裴休拾遺問・ 勧発菩提心文 中世禅籍叢刊 全12巻のうち その影印は墨書する文字を別筆と解説するが、時代で言えば十三世紀の写本一冊、同じときだろう。
http://iriz.hanazono.ac.jp/data/zenseki_103.html
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明州大梅山常禅師語録みんしゅうだいばいさんじょうぜんじごろく
一巻
大梅法常(752-839)の伝記と上堂の語を集めたもの。最後に遷居頌と智覚禅師賛を収める。門人慧宝の編。金沢文庫に十三世紀の写本一冊を伝える。写本の伝来は明らかでないが、『伝灯録』七、『宗鏡録』二十三、九十八その他に引くものと違った上堂が数段ある。ただし、遷居頌は盛唐の詩仙許宣平が李白の来訪に答えた詩で、法常の作でない。『五灯会元』三もまた誤る。柳田の「大梅法常の遷居の頌」(「周辺」三)参照。 (禅籍解題 103)
http://iriz.hanazono.ac.jp/data/zenseki_103.html
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明州大梅山常禅師語録みんしゅうだいばいさんじょうぜんじごろく
一巻
大梅法常(752-839)の伝記と上堂の語を集めたもの。最後に遷居頌と智覚禅師賛を収める。門人慧宝の編。金沢文庫に十三世紀の写本一冊を伝える。写本の伝来は明らかでないが、『伝灯録』七、『宗鏡録』二十三、九十八その他に引くものと違った上堂が数段ある。ただし、遷居頌は盛唐の詩仙許宣平が李白の来訪に答えた詩で、法常の作でない。『五灯会元』三もまた誤る。柳田の「大梅法常の遷居の頌」(「周辺」三)参照。 (禅籍解題 103)