作文には、さくもん の訓みがある。さくもん を知るには、作文大体という書物による。漢詩文の作法書と説明する。作文を文にもとめて言えば、やはり漢詩文であった。その書を検索すると、国文学研究資料館のサイトで、http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0257-013701 ヒットするのは、本朝文鑑録である。また、本朝文鑑を近代デジタルライブラリーでヒットする。
ウイキのまとめ
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さくもんだいたい
漢詩文制作の手引書。10世紀に 源順したごうにより「作文大体」が撰述され,それをもとに室町時代まで増補改変されて諸本が編述された。諸本の先後関係も複雑で構成の異同もあるが,939(天慶2) 大江朝綱撰「倭注切韻」序,源順「作文大体」の引用,筆大体,詩大体,雑体詩,詩雑例,1108(嘉承3)藤原宗忠撰の諸句体等を収める。天理図書館蔵観智院本(重文,〔複製〕),東山御文庫本「文筆大体」などの古写本や群書類従本がある。
おおえのあさつな
886‐957(仁和2‐天徳1.12.28) 大江音人おとんどの孫。文章生より出身し文章博士,撰国史所別当を歴任,正四位下,参議・左大弁に至る。後江相公のちのごうしょうこうと称される。詩文に長じ,詔・勅,詩序など作品多数。作詩指南書「倭注切韻」(「 作文さくもん大体」所引)を著す。朝綱書「紀家集」巻14(宮内庁書陵部蔵)が残る。
作文大体
base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C...
【作文大体】. 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34. コマ/全34コマ, ヘルプ. 600x400, 800x600, 1000x800. 800%
近代デジタルライブラリー - 本朝文鑑
kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/875772/79
書誌情報. 詳細レコード表示にする. 永続的識別子: info:ndljp/pid/875772; タイトル: 本朝文鑑; 著者: 若林寅四郎 編注; 出版者: 今古堂; 出版年月日: 明25.6; シリーズ名: 俳諧叢書; 備考: 国立国会図書館内では、一部分のみ印刷できます。 請求記号: 72-30 ...
http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0098-001203
15コマに、文法を説く。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/875772/79
コマ番号12
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
作文大体
さくもんだいたい
平安時代後期の漢詩作法書。藤原宗忠編という。1巻。児童のための作詩指南書は古くから多くの学者によって書かれてきたが,それを集大成したもの。詩体,詩病,平仄 (ひょうそく) ,対句などについて説明をしている。
世界大百科事典 第2版の解説
さくもんだいたい【作文大体】
通説では,藤原宗忠が出家した息子覚晴のために1108年(嘉承3)に書き与えた漢詩文制作の参考書といわれる。しかし,これは第3次本で,10世紀から11世紀にかけて2次にわたって成立した編者不明の本(韻文,特に詩の作法に関する内容)に,宗忠が増補(散文作法の部分)編集しなおしたものである。現存諸本の源流と目される観智院本は,序,十則(詩を作る際の注意事項),筆大体,詩大体,雑体詩,詩雑例から成る。【川口 久雄】
さく‐もん【作文】
1 漢詩を作ること。
「学生 (がくしゃう) どもを集めて、―してゐたりけるに」〈今昔・二八・二九〉
2 文章を作ること。さくぶん。
「―に名を得し難波の西鶴も、五十二にて一期を終り」〈鶉衣・嘆老辞〉
出典:デジタル大辞泉
学研全訳古語辞典
さく-もん 【作文】名詞
①漢詩を作ること。漢詩。
出典大鏡 頼忠
「さくもんの舟、管弦の舟、和歌の舟と分かたせ給(たま)ひて」
[訳] 漢詩(を作る人)の舟、音楽を(奏する人)の舟、和歌(を詠む人)の舟とお分けになって。
②文章を作ること。◇近世以降の語。
参考平安時代の男性貴族にとって、漢詩文を作ることは最も必要な教養とされていた。「さくぶん」と読むのは、室町時代から。
ウイキペディアより。
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日本語における「作文」本来の語源は漢詩・賦を作ることを意味しており、「さくもん」と読まれていた(「もん」は呉音による発音)。平安時代中期(最古の例は『九暦』天暦3年3月11日(949年4月11日)条)より使われ始め、漢詩の作成の優劣を競う作文会(さくもんえ)も盛んに行われた。今日のように文章一般の作成を「作文」と呼ぶようになったのは、室町時代と言われている。
『国史大辞典』「作文」(執筆:小沢正夫)・『平安時代史事典』「作文」(執筆:川口久雄)より。
ウイキのまとめ
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さくもんだいたい
漢詩文制作の手引書。10世紀に 源順したごうにより「作文大体」が撰述され,それをもとに室町時代まで増補改変されて諸本が編述された。諸本の先後関係も複雑で構成の異同もあるが,939(天慶2) 大江朝綱撰「倭注切韻」序,源順「作文大体」の引用,筆大体,詩大体,雑体詩,詩雑例,1108(嘉承3)藤原宗忠撰の諸句体等を収める。天理図書館蔵観智院本(重文,〔複製〕),東山御文庫本「文筆大体」などの古写本や群書類従本がある。
おおえのあさつな
886‐957(仁和2‐天徳1.12.28) 大江音人おとんどの孫。文章生より出身し文章博士,撰国史所別当を歴任,正四位下,参議・左大弁に至る。後江相公のちのごうしょうこうと称される。詩文に長じ,詔・勅,詩序など作品多数。作詩指南書「倭注切韻」(「 作文さくもん大体」所引)を著す。朝綱書「紀家集」巻14(宮内庁書陵部蔵)が残る。
作文大体
base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C...
【作文大体】. 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34. コマ/全34コマ, ヘルプ. 600x400, 800x600, 1000x800. 800%
近代デジタルライブラリー - 本朝文鑑
kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/875772/79
書誌情報. 詳細レコード表示にする. 永続的識別子: info:ndljp/pid/875772; タイトル: 本朝文鑑; 著者: 若林寅四郎 編注; 出版者: 今古堂; 出版年月日: 明25.6; シリーズ名: 俳諧叢書; 備考: 国立国会図書館内では、一部分のみ印刷できます。 請求記号: 72-30 ...
http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0098-001203
15コマに、文法を説く。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/875772/79
コマ番号12
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
作文大体
さくもんだいたい
平安時代後期の漢詩作法書。藤原宗忠編という。1巻。児童のための作詩指南書は古くから多くの学者によって書かれてきたが,それを集大成したもの。詩体,詩病,平仄 (ひょうそく) ,対句などについて説明をしている。
世界大百科事典 第2版の解説
さくもんだいたい【作文大体】
通説では,藤原宗忠が出家した息子覚晴のために1108年(嘉承3)に書き与えた漢詩文制作の参考書といわれる。しかし,これは第3次本で,10世紀から11世紀にかけて2次にわたって成立した編者不明の本(韻文,特に詩の作法に関する内容)に,宗忠が増補(散文作法の部分)編集しなおしたものである。現存諸本の源流と目される観智院本は,序,十則(詩を作る際の注意事項),筆大体,詩大体,雑体詩,詩雑例から成る。【川口 久雄】
さく‐もん【作文】
1 漢詩を作ること。
「学生 (がくしゃう) どもを集めて、―してゐたりけるに」〈今昔・二八・二九〉
2 文章を作ること。さくぶん。
「―に名を得し難波の西鶴も、五十二にて一期を終り」〈鶉衣・嘆老辞〉
出典:デジタル大辞泉
学研全訳古語辞典
さく-もん 【作文】名詞
①漢詩を作ること。漢詩。
出典大鏡 頼忠
「さくもんの舟、管弦の舟、和歌の舟と分かたせ給(たま)ひて」
[訳] 漢詩(を作る人)の舟、音楽を(奏する人)の舟、和歌(を詠む人)の舟とお分けになって。
②文章を作ること。◇近世以降の語。
参考平安時代の男性貴族にとって、漢詩文を作ることは最も必要な教養とされていた。「さくぶん」と読むのは、室町時代から。
ウイキペディアより。
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日本語における「作文」本来の語源は漢詩・賦を作ることを意味しており、「さくもん」と読まれていた(「もん」は呉音による発音)。平安時代中期(最古の例は『九暦』天暦3年3月11日(949年4月11日)条)より使われ始め、漢詩の作成の優劣を競う作文会(さくもんえ)も盛んに行われた。今日のように文章一般の作成を「作文」と呼ぶようになったのは、室町時代と言われている。
『国史大辞典』「作文」(執筆:小沢正夫)・『平安時代史事典』「作文」(執筆:川口久雄)より。