文化庁国語課の勘違いしやすい日本語、というタイトルで、この名前の付け方が、勘違いしているのかなと思ってしまった。
国語調査で20年の区切りだからだそうで、著者はと言えば、文化庁国語課なのである。
国語課の部署名に、日本語教育があって、それを文化庁の調査で、日本語をとらえて国語調査であるし、国語課による日本語教育の実態調査である。
それは国語審議会というのがあって、日本語審議会ではなかったし、国語問題であって、日本語問題ではなかった。
こうして勘違いのママに使い続けているような気分になる。
言葉の正しい意味を知しることができる一冊とあるので、ひも解いてみる。
いまの、ひも解く、となってしまう、繙く、について、衣服の下紐を解くわけではないと言いながら、書物の帙(ちつ)のひもを解く意となれば、やはり紐を解くということなのである。
36の例と、コラムが、そのタイトルには
もっと日本語が好きになるコラムも
1 「にほん」と「にっぽん」、どちらが正しいのか
2 日本で最も多く使われている漢字は?
3 自分の説明を「御説明」と言えるか
4 「とんでもございません」は間違い?
5 「全然大丈夫」と言っても大丈夫?
6 「ふんいき」か、「ふいんき」か
7 「あたりめ」と「するめ」は何が違う?
8 敬語はどこまで丁寧でよいか
これは思い違いによる語なので、正しくは考え違いなのであるから・・・
勘違いを、その思い、というのを、また、思っていることとして捉えるべきである。
出版社のサイトにある商品詳細
http://www.gentosha-edu.co.jp/products/post-220.html
文化庁国語課の勘違いしやすい日本語
文化庁国語課/著
出版社名
幻冬舎
ページ数 239p
ISBN 978-4-344-97848-5
発売日 2015年12月
>
「流れに棹さす」「憮然」「他山の石」「姑息」「敷居が高い」・・・etc
これらの本来の意味を理解していますか?もしかしたら、相手は異なる意味で理解しているかもしれません。
文化庁が調査した「国語に対する世論調査」でわかった、36の言葉の意味のとらえ方を用例とともに紹介。
うっかり間違った意味で使うと、相手を怒らせてしまうことも?
用例や類語、語源などとともに、言葉の正しい意味を知しることができる一冊。
【著者:文化庁国語課】
文化庁で「国語の改善及びその普及」を担当している部署。
「国語に関する世論調査」などの事業を実施するとともに、「常用漢字表」「現代仮名遣い」「敬語の指針」など、国語に関する具体的な目安やよりどころの普及に努める。
日本国語大辞典
かん‐ちがい[:ちがひ] 【勘違】
解説・用例
〔名〕
考え違い、思い違いをすること。かんたがえ。かんちがえ。
*十三夜〔1895〕〈樋口一葉〉下「親類の中の解らずやが勘違(カンチガ)ひして」
*高野聖〔1900〕〈泉鏡花〉一八「嬢様勘違ひさっしゃるな」
*破戒〔1906〕〈島崎藤村〉一八・五「実際御説の通りだ。こりゃ僕の方が勘違ひをして居た」
国語調査で20年の区切りだからだそうで、著者はと言えば、文化庁国語課なのである。
国語課の部署名に、日本語教育があって、それを文化庁の調査で、日本語をとらえて国語調査であるし、国語課による日本語教育の実態調査である。
それは国語審議会というのがあって、日本語審議会ではなかったし、国語問題であって、日本語問題ではなかった。
こうして勘違いのママに使い続けているような気分になる。
言葉の正しい意味を知しることができる一冊とあるので、ひも解いてみる。
いまの、ひも解く、となってしまう、繙く、について、衣服の下紐を解くわけではないと言いながら、書物の帙(ちつ)のひもを解く意となれば、やはり紐を解くということなのである。
36の例と、コラムが、そのタイトルには
もっと日本語が好きになるコラムも
1 「にほん」と「にっぽん」、どちらが正しいのか
2 日本で最も多く使われている漢字は?
3 自分の説明を「御説明」と言えるか
4 「とんでもございません」は間違い?
5 「全然大丈夫」と言っても大丈夫?
6 「ふんいき」か、「ふいんき」か
7 「あたりめ」と「するめ」は何が違う?
8 敬語はどこまで丁寧でよいか
これは思い違いによる語なので、正しくは考え違いなのであるから・・・
勘違いを、その思い、というのを、また、思っていることとして捉えるべきである。
出版社のサイトにある商品詳細
http://www.gentosha-edu.co.jp/products/post-220.html
文化庁国語課の勘違いしやすい日本語
文化庁国語課/著
出版社名
幻冬舎
ページ数 239p
ISBN 978-4-344-97848-5
発売日 2015年12月
>
「流れに棹さす」「憮然」「他山の石」「姑息」「敷居が高い」・・・etc
これらの本来の意味を理解していますか?もしかしたら、相手は異なる意味で理解しているかもしれません。
文化庁が調査した「国語に対する世論調査」でわかった、36の言葉の意味のとらえ方を用例とともに紹介。
うっかり間違った意味で使うと、相手を怒らせてしまうことも?
用例や類語、語源などとともに、言葉の正しい意味を知しることができる一冊。
【著者:文化庁国語課】
文化庁で「国語の改善及びその普及」を担当している部署。
「国語に関する世論調査」などの事業を実施するとともに、「常用漢字表」「現代仮名遣い」「敬語の指針」など、国語に関する具体的な目安やよりどころの普及に努める。
日本国語大辞典
かん‐ちがい[:ちがひ] 【勘違】
解説・用例
〔名〕
考え違い、思い違いをすること。かんたがえ。かんちがえ。
*十三夜〔1895〕〈樋口一葉〉下「親類の中の解らずやが勘違(カンチガ)ひして」
*高野聖〔1900〕〈泉鏡花〉一八「嬢様勘違ひさっしゃるな」
*破戒〔1906〕〈島崎藤村〉一八・五「実際御説の通りだ。こりゃ僕の方が勘違ひをして居た」