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十二か月の古い言い方と意味

2014-02-19 | 日本語あれこれ百科
7 月の異称

片づけをしていたら、日本語あれこれ事典があった。日本語学の臨時増刊号である。出版年は、2002年111月、VOL.21 とある。日本語あれこれ百科をかんがえてみよう。

月名の古い言い方とは、旧暦の呼び名だろうか。月の異称とする。陰暦1月は、むつき、睦月である。睦びあうという意味からのようだ。同じく2月は、きさらぎ、如月である。着るものを重ねるという意味か、諸説あるのは季節のようすをとらえている。3月は、やよい、弥生である。いや、おいにとの生命の盛んなさまを示す。4月は、うづき、卯月である。卯の花の月ということらしい。5月は、さつき、皐月である。皐字だけで、意味をあらわす。 しろい、色が抜ける、 さわ、白光りするさわ、たちこめる、 水ぎわ、きし、水田などの意味と、高と通じ、たかい、すすむ、明るくかわいた、ということか。6月は、みなづき、水無月である。陰暦で水を引く田を表わした、もとは水の月だろうか。7月は、ふみづき、文月である。曝書、典籍を干す行事からとする。8月は、はづき、葉月である。葉落ち月か。9月は、ながつき、長月である。夜がようやく長くなる月の意の夜長月の略称と見える。10月は、かみなづき、神無月である。奥義抄、1135~44頃、上、十月 神無月 天の下のもろもろの神、出雲国にゆきてこの国に神なき故に、かみなし月といふをあやまれり、とあり、かみなかりづき、である。11月は、しもつき、霜月である。霜降り月、霜見月の略か。12月は、しわす、師走である。僧侶が忙しく走りまわると言う、しはせづき、である。


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