1031 廃炉工程を見直し
燃料取り出し2年遅れ 福島第一 廃炉工程を見直し 中日新聞トップ記事、みだしである。20141031
リードには、
福島第一原発の廃炉に向け、国と東京電力は三十日、1、2号機の作業計画を見直す方向で検討に入っ、
とある。
トップ左には、拉致再調査、「特殊機関も」 北朝鮮が日朝協議で伝達 とある。20141031
古事には、
北朝鮮は二十八、二十九両日の平壌での日朝協議で拉致問題に関し「過去二回の調査結果にこだわらず、新しい角度からくまなく調査を深めていく」との方針を伝えた、
とある。
中段の見出しに、元挺身隊への賠償命令 韓国の地裁が不二越に とある。20141031
古事には、
太平洋戦争中に朝鮮半島から動員されて工作機械メーカー「不二越(ふじこし)」(本社・富山市)の軍需工場で強制労働させられたとして、元女子勤労挺身(ていしん)隊員の韓国人女性十三人と、亡くなった元隊員四人の遺族が同社に損害賠償を求めた訴訟で、ソウル中央地裁は三十日、同社に計十五億ウォン(約一億五千万円)の支払いを命じる判決を言い渡した、
とある。
写真記事に、水辺に秋色飛来 愛知・設楽町 20141031
>川面を優雅に泳ぐオシドリ=30日、愛知県設楽町の「おしどりの里」で
国内有数のオシドリ越冬地で知られる愛知県設楽町田峯(だみね)の「おしどりの里」に、今年も第一陣となる150羽ほどが飛来し、愛らしい姿を見せている。
中日春秋
2014年10月31日
この問題はもう過ぎ去ったこと、終わったことなのだと言う人もいる。沖縄の普天間飛行場をどこに移設させるか、本当に名護市の辺野古沖でいいのか。そういう問題である
きのう告示された沖縄県知事選の大きな焦点となる問題だが、菅義偉官房長官はこう言っていた。「この問題は過去のものだ。争点にはならない」。昨年末に沖縄の仲井真弘多(なかいまひろかず)知事は辺野古の埋め立てを承認した。それで区切りは付いたとの見解だ
だが当の知事自身が「まさに今進行中の課題」と言っていた。仲井真氏を含め出馬した四人全員がきのうの第一声で辺野古の問題を取り上げた。過去のものとする官邸と、現在進行形のものとして向き合う沖縄の人々。このずれにこそ、問題の本質はあるのかもしれない
過去を見れば、戦争中に「本土の捨て石」とされて県民の四人に一人が死に、戦後も「基地の島」とされてきた事実がある。未来に目を向ければ、辺野古の美しい海を我々の代でつぶしていいのか、次の世代に渡さなくていいのかという疑問がある
過去から未来へと続く問い掛けに対して「過去の問題だから、争点にはならない」と言うのは、答えになっているのだろうか
先日八十八歳で逝去したドイツの作家ジークフリート・レンツ氏はこんな言葉を残している。<過去は去り行かない。それは現在にあって、我々を試している>
燃料取り出し2年遅れ 福島第一 廃炉工程を見直し 中日新聞トップ記事、みだしである。20141031
リードには、
福島第一原発の廃炉に向け、国と東京電力は三十日、1、2号機の作業計画を見直す方向で検討に入っ、
とある。
トップ左には、拉致再調査、「特殊機関も」 北朝鮮が日朝協議で伝達 とある。20141031
古事には、
北朝鮮は二十八、二十九両日の平壌での日朝協議で拉致問題に関し「過去二回の調査結果にこだわらず、新しい角度からくまなく調査を深めていく」との方針を伝えた、
とある。
中段の見出しに、元挺身隊への賠償命令 韓国の地裁が不二越に とある。20141031
古事には、
太平洋戦争中に朝鮮半島から動員されて工作機械メーカー「不二越(ふじこし)」(本社・富山市)の軍需工場で強制労働させられたとして、元女子勤労挺身(ていしん)隊員の韓国人女性十三人と、亡くなった元隊員四人の遺族が同社に損害賠償を求めた訴訟で、ソウル中央地裁は三十日、同社に計十五億ウォン(約一億五千万円)の支払いを命じる判決を言い渡した、
とある。
写真記事に、水辺に秋色飛来 愛知・設楽町 20141031
>川面を優雅に泳ぐオシドリ=30日、愛知県設楽町の「おしどりの里」で
国内有数のオシドリ越冬地で知られる愛知県設楽町田峯(だみね)の「おしどりの里」に、今年も第一陣となる150羽ほどが飛来し、愛らしい姿を見せている。
中日春秋
2014年10月31日
この問題はもう過ぎ去ったこと、終わったことなのだと言う人もいる。沖縄の普天間飛行場をどこに移設させるか、本当に名護市の辺野古沖でいいのか。そういう問題である
きのう告示された沖縄県知事選の大きな焦点となる問題だが、菅義偉官房長官はこう言っていた。「この問題は過去のものだ。争点にはならない」。昨年末に沖縄の仲井真弘多(なかいまひろかず)知事は辺野古の埋め立てを承認した。それで区切りは付いたとの見解だ
だが当の知事自身が「まさに今進行中の課題」と言っていた。仲井真氏を含め出馬した四人全員がきのうの第一声で辺野古の問題を取り上げた。過去のものとする官邸と、現在進行形のものとして向き合う沖縄の人々。このずれにこそ、問題の本質はあるのかもしれない
過去を見れば、戦争中に「本土の捨て石」とされて県民の四人に一人が死に、戦後も「基地の島」とされてきた事実がある。未来に目を向ければ、辺野古の美しい海を我々の代でつぶしていいのか、次の世代に渡さなくていいのかという疑問がある
過去から未来へと続く問い掛けに対して「過去の問題だから、争点にはならない」と言うのは、答えになっているのだろうか
先日八十八歳で逝去したドイツの作家ジークフリート・レンツ氏はこんな言葉を残している。<過去は去り行かない。それは現在にあって、我々を試している>