京都栂尾にある高山寺に、志賀直哉が愛した犬の彫像がある。初めに出会ったとき、熊なのか犬なのか、子どもなのか大人なのか、摩訶不思議でいて愛嬌のある姿が目に留まった。真っ直ぐで凛々しい目線、この彫像はいつ作られ、作者は誰なのだろう。
29歳で亡くなった私の弟子の村山聖九段にも似ていて、こんな風だったなあと思わせてくれて懐かしい。本物の彫像が欲しかったが、置物で我慢して飾ることにした。
29歳で亡くなった私の弟子の村山聖九段にも似ていて、こんな風だったなあと思わせてくれて懐かしい。本物の彫像が欲しかったが、置物で我慢して飾ることにした。