森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

ホクシアの花

2005-07-26 19:45:53 | 動物と花
 赤やピンク、紫のスカートをはいた人形のような、バレリーナが踊っている姿を連想させる花だ。原産地メキシコで、熱帯育ちの派手な色彩は、目を奪われる。花言葉は南の国の熱情そのもので「激しい心」
 もちろん私はこの花の名前を知っているはずが無い。妻に聞くと「ホクシアでフクシアとも言うかな」と即答された。高温多湿な日本の夏は要注意で、冷涼な気候を好むらしい。あるお寺の境内に咲いていたこの花を見て、唖然としながら見とれてしまった。色彩は気分によって、好みが移る。元気の無いときは原色がいいのだろう。鮮やかな色彩の、自分に縁の無い世界に出くわして、ちょっぴり元気を授けてもらったかなと思う。
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カメと鯉

2005-07-26 01:17:40 | 動物と花
以前、家でミドリガメを飼っていた。正式にはアカミミガメというらしい。庭に池が無かったので水槽を使っていたが、中に入れた三段のレンガに上がってよく甲羅干しをしていた。そして狭い水槽ながら泳ぐ格好でちょっぴり可愛そうだった。
 もともと小さなときにもらったカメだが、大きく育ったのだ。夏になるとたらいに水を入れ、逃げ出さないように上に網をかぶせていた。本当は自然に戻してやりたかったのだが、生態系の問題もあった。イギリスから家に遊びに来ていた将棋の客人のトニーホスキンも、自然に返した方がいいと(もちろん英語だが)帰国してからもひつこく言って来た。ある日、カメオ(我が家で名付けた)がたらいの網を越えて逃走して居なくなっていた。カメは以外に足が速いので、近くを探したが見つからない。さみしくなったが、結果的によかったのかなあとも考えた。
 カメ達が甲羅干しの横を、鯉が悠々と泳いで行くシーンの写真だ。
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