森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

少年のアートデザイン

2005-08-03 23:07:31 | 日々の写真
 少年が棒にぶら下がって、宙に浮いている。夏の空の幻想でなく、アートデザイン(アイロンクラフト)である。自然の青空を生かしたデザインで、少年の未来と夢を表現しているのだろうか。日本の農村を歩いていても、あまり子どもの姿は見られない。
 写真を撮っていると、用心棒の怖い顔をした黒い犬が、突如吠え出した。驚かされて、足がすくんだ。私は吼える犬とでっかい犬は苦手なのである。
 少年の日の幻想に浸ることなく、初めての道で次のシーンに向かって、車を走らせた。未知なる道は小さな探険なのだ。
 
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阿古谷のバス停

2005-08-03 01:37:50 | 日々の写真
 免許を持っていないときは、もっぱらバスを使って写真を撮りに行った。田舎のバスは一日数便しかないことも多くて、バス停は時間の命綱みたいなものだった。
 目を凝らして帰りの時刻をチェックする。車に乗るようになって、その心配は無くなったが、その分撮影地を探す作業が雑になった気もする。
 兵庫県川辺郡猪名川町の阿古谷で毘沙門堂に寄っての帰り道のバス停だ。一日数便なので車を止めても大丈夫と思って田園風景を撮っていたら、何とバスが来るではないか。確率からするとあり得ないはずなのに、あわてて車を移動させた。
 このバス停のベンチには人がいないのに、人が座っている郷愁を感じさせる。
 
 
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