戦後60年特別企画「ヒロシマ」のテレビを見た。”あの時原爆投下は止められたか、いま、明らかになる悲劇の真実”ドラマと証言と歴史的背景を映像で綴った内容だった。最後に原爆開発、投下、撮影したハロルド・アグニュー博士が広島を訪れ、被爆者と対面した。博士は彼なりの論理で、謝罪しようとはしなかった。
意外だったが、60年経っても溝が埋まらない。日本人とアメリカ人との違いもあるが、戦争の引き起こす現実なのだろう。心情的に、一言なぜ謝罪しないのだろうと思った人も多かっただろう。博士から「真珠湾を忘れるな」この言葉を聞いたときも驚いたが、憎しみは憎しみを生むだけでしかない、そうわかっていても矛盾を抱えて生きているのが人間なのだろう。「私達の気持ちも伝わっていると信じます」二人の被爆者の方の声が印象的だった。
博士の論理はある面で正しいと思うが、原爆で亡くなった人にはなんらの意味を成さない強者の論理にも思える。
平和と言う言葉が揺らいでいるのが今の世界の現状で、歴史を見直すことはとっても大事なことのように思う。博士の謝罪なしは、どう捉えるかは別として強烈なメッセージだった。
何かを衝きつけられたような気もする。
意外だったが、60年経っても溝が埋まらない。日本人とアメリカ人との違いもあるが、戦争の引き起こす現実なのだろう。心情的に、一言なぜ謝罪しないのだろうと思った人も多かっただろう。博士から「真珠湾を忘れるな」この言葉を聞いたときも驚いたが、憎しみは憎しみを生むだけでしかない、そうわかっていても矛盾を抱えて生きているのが人間なのだろう。「私達の気持ちも伝わっていると信じます」二人の被爆者の方の声が印象的だった。
博士の論理はある面で正しいと思うが、原爆で亡くなった人にはなんらの意味を成さない強者の論理にも思える。
平和と言う言葉が揺らいでいるのが今の世界の現状で、歴史を見直すことはとっても大事なことのように思う。博士の謝罪なしは、どう捉えるかは別として強烈なメッセージだった。
何かを衝きつけられたような気もする。