旅をすると普段以上に早起きをする。そしてカメラを持って散歩がてらに早朝の街を歩いてみるのが私の習慣だ。この写真は数年前に愛媛県の大洲に仕事で行ったときの一枚で、もちろん早朝。
大洲は古い城下町で、しっとりと落ち着いた雰囲気がある。確か朝靄が多かったと思うが、昔の風景が残されている街でもある。
以前に来たときの記憶を辿って古い町並みを歩いていると、わたしの苦手な大きな犬が道の真ん中に座っているではないか。一瞬後ろを向いて引き返そうかと思ったが、よく見るとこの犬は安心だった。私は人間を見る目はないが、犬を見る目の方は経験則上確かなのだ。むしろこのシーンは岩合光昭さんの写真集「日本の犬」そのものだ。人っ子ひとり、犬っこひとりいない、静けさが伝わってくるはずだ。
この犬は毎朝こうして、路上の見張り番をしているのだろうなあ。
大洲は古い城下町で、しっとりと落ち着いた雰囲気がある。確か朝靄が多かったと思うが、昔の風景が残されている街でもある。
以前に来たときの記憶を辿って古い町並みを歩いていると、わたしの苦手な大きな犬が道の真ん中に座っているではないか。一瞬後ろを向いて引き返そうかと思ったが、よく見るとこの犬は安心だった。私は人間を見る目はないが、犬を見る目の方は経験則上確かなのだ。むしろこのシーンは岩合光昭さんの写真集「日本の犬」そのものだ。人っ子ひとり、犬っこひとりいない、静けさが伝わってくるはずだ。
この犬は毎朝こうして、路上の見張り番をしているのだろうなあ。