中国三江にタクシーで帰るとき、土砂崩れで道がストップした。状況がさっぱりわからないので、車の中で待つしかない。少しして1台のブルドーザーが辿りつき、崩れ落ちた樹木を道の下に落とし、1時間くらいして崖のうえの土砂を切り崩し、陥没した道に埋めていく作業が始まった。理屈からすると荒っぽい方法だ。
道の反対側でも車が集まり、何事かと降りて見物に行く人もいる。誰一人文句を言うどころか、川に下りて泳ぐ人もいる。そのうちアイスキャンディ屋さんも現れ物売りも駆けつけてきた。数時間立ち少々うんざり気味だが、歩いて道が通れるようになったので、人に付いていき様子を伺う。どうやらお互いの道でタクシー同士の話し合いで、お客を交換しているみたいだった。私の乗った運転手も、半額にするから向こう側で車に乗り換えろと言っているみたいで、移動することにした。タクシーは居なかったが、農作業の車が臨時の相乗りタクシーになっているようで、エイヤ!と乗り込むことにした。
のんびりと、しかも途中で客を集めながら、タクシーは三江まで走った。
何が起きても、少々のことは気にしないのが中国の人のたくましさか。中国の長い歴史を見ると、さもありなんである。いつの世も栄華は滅び庶民は続く(?)
道の反対側でも車が集まり、何事かと降りて見物に行く人もいる。誰一人文句を言うどころか、川に下りて泳ぐ人もいる。そのうちアイスキャンディ屋さんも現れ物売りも駆けつけてきた。数時間立ち少々うんざり気味だが、歩いて道が通れるようになったので、人に付いていき様子を伺う。どうやらお互いの道でタクシー同士の話し合いで、お客を交換しているみたいだった。私の乗った運転手も、半額にするから向こう側で車に乗り換えろと言っているみたいで、移動することにした。タクシーは居なかったが、農作業の車が臨時の相乗りタクシーになっているようで、エイヤ!と乗り込むことにした。
のんびりと、しかも途中で客を集めながら、タクシーは三江まで走った。
何が起きても、少々のことは気にしないのが中国の人のたくましさか。中国の長い歴史を見ると、さもありなんである。いつの世も栄華は滅び庶民は続く(?)