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原発事故の解説

2011-04-28 17:43:04 | ご挨拶

これまで何回も原発事故の解説を聞いた。

生れつき数字に弱い小生、聞いていると頭がおかしくなる。

 

20㌔圏内の放射線量は毎時100マイクロシーベルトを超えたという。

海に流出した汚染水の放射能は5000テラベクレルとも報じていた。

 

マイクロは100万分の一、テラは1兆倍。

とんと日々の暮らしに無縁の単位で、数字に実感が伴わない。

 

そうかと思うと、微量でも立入り禁止であったり、

途方もない量が津波で流出しても政府は慌てない。

 

これは素人目から見てもあべこべであり、訳が分からなくなる。

都合のよい数字を巧みに選んで聞かされただけなのだろうか?・・・

 

そしてこのマイクロと言う量の放射能で家や職場を失う人がまた増える。

 

新たに避難を迫られる住民の数は、万単位で増大する。

必要な仮設住宅は7万2000戸。完成したのは400戸。

 

いくら数字に弱くても、事態の深刻さはよく分かる。

口だけ達者な為政者の力量も、これでよく分かつた。

 

明日から大型連休、東北では津波をかぶったホテルが開業し、

崩壊した酒蔵から新酒が出荷され、弘前城の桜祭りも開催されると言う。

 

新青森から鹿児島中央まで新幹線を乗り継ぎ、

日本縦断の夢を実現するゴールデンウイークとしたいものである。



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