池江璃花子選手に関する桜田五輪層の発言がやり玉に挙がっている。なるほど、インターネットで拡散されている記事を読むと、配慮に欠けるような印象を受けるが、実際の発言の一部始終を聞くと全然問題になるような発言ではないと思う。彼のコメントの中から、「がっかりした」「盛り上がりが下火にならないか」という文言だけをとりあげて批判する姿勢には、なんらかの悪意が感じられる。
コメント全体を通して聴くと、桜田氏は「まず治療に専念して、一日も早く元気な姿を見せて欲しい。」ということを強調している。確かに、「がっかりした」「盛り上がりが下火にならないか」という文言もあったが、それはだれもが感じること、全体としては彼女の回復を願っているという趣旨のコメントになっている。
こんな事で正義漢面して大声を張り上げて批判する野党議員のスタンドプレーにはがっかりした。こんなことが政治問題化していることを知ったら池江さん自身が嫌な思いをしているのではないかと想像する。もっと静かに彼女の回復を祈るのが正しいファンのあり方だと思う。
私自身は桜田氏が大臣にふさわしい人だとは考えていないが、この件に関してだけ言うならとても気の毒であると考えている。