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子どものすることだから

一緒に勉強したり、いろいろ教えたりして、当然、大人としては子どもができるようになることを期待します。

たとえばテストの前の日に一緒にやった問題がテストで出たりすると、

「できたよね!?」

とつい意気込んで聞いてみたりうするわけですが、できていなかったりすることはよくある話。

私も、入試で予想問題としてやったテーマが出たりして

「あれ、やったでしょ?」

というと、子どもたちは

「え、やったっけ?」

みたいな感じになってがっかりしたことは数知れません。

でも、やはり子どのものすることだから、という諦観を大人はとこかで持っているべきだと思っています。

「そんな、手ぬるいことでは」

と思われるかもしれませんが、まだ子どもたちは12年間しか生きていないのです。そんなに完璧にいろいろなことができることはやはりありえない。

いろいろな失敗をこれからもしでかすことだとは思うのですが、それでもそのたびごとに成長していくわけですから、多少なりとも長い目で見る、ということも必要なことです。

沖縄の方言に「なんくるないさー」というのがあって、「何とかなるさ」みたいな感じで使われているのですが、正しい意味としては「きちんとした努力を続けていれば、そのうち本来の姿になっていく」という意味だそうです。

それが沖縄の風土と相まって何となく楽観的な意味合いになっているようですが、しかし、やるべきことをこつこつ積み重ねながら、やがてその成果が出てくるので、その途中うまくいかなくても、「子どものすることだから」と大人が切り替えてあげるべきでしょう。

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