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夢中になる時間

子どもたちの生活を見ていると、勉強ばかりでなく、いろいろなことに夢中になっている時間があります。

別にゲームばかりではなく、例えば本を読んでいるときもあるかもしれないし、絵を描いているときかもしれない。そして、その時間というのは多分あっという間に時間が過ぎ去っていっていると思うのですが、その分、本当に多くのことができるようになっているでしょう。

子どもはそういう時間をそれこそ小さいときから経験することによって、いろいろな能力を身につけているのです。

ところが、受験生はやらなければいけないことが多い分、自分が夢中になって何かをやる時間が少なくなる。受験勉強は、本当にいろいろなことをやらなければいけない分、夢中になる、ということにはなりにくい。それでも問題を解いているときなどはそうなる部分もあるでしょうが、もっと自然に自分がやりたいこと、おもしろいと思うことに夢中になる時間が本当は必要なのです。

中学に入ってからも、そういう時間がたくさんあることが望ましいし、今まで知らなかったことやできなかったことを夢中になってやる時間ができてくれば、また違う能力を磨くことになっていくわけで、そういうことが思い切りできるような学校生活であってほしいと思うのです。

これから進む学校で本当に夢中になる時間を過ごすことができそうか、今一度考えてみてください。

それができれば、その学校に進むこともまた大いに魅力のあることだと思います。

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