娘の婿さんが夏休みで、この一週間は娘を訪問しなくて大丈夫。(ああラッキー!)
かわりに、娘一家がきのうから泊まりにきています。
相変わらずおだやかで優しい婿さん。気持ちがほっこりします。
日ごろの育児疲れをねぎらいたくて「赤ちゃんを見ててあげるよ」と言うと、ふたりでうれしそうに出かけて行きました。
「久しぶりに手をつないで歩けるね」と娘。
そばでニコニコ顔の婿さん。
娘たちが出かけているあいだ、わたしと夫で赤ちゃんをベビーカー散歩に連れていきました。
家のまわりを30分ほど歩いて、帰りがけにはスヤスヤと眠ってしまう赤ちゃん。
楽しそうな娘夫婦と愛くるしい赤ちゃんを見て、胸にしあわせ感がわき起こってきました。
「なんかさあ...、こんな心安らぐ日がくるとは思わなかったね」と夫と言い合ったことでした。
生まれて数日後に耳の障害がわかったときの、あの耐えがたい苦痛。
その後も、大波小波のかたちでダラダラとつづいた(いまもつづいている)苦しさ。
そんななか、ふっと訪れた束の間の「晴れやかさ」。
きのうの珠玉のようなひとときを、この先ずっと忘れずにいよう。