夢中で読んだブログの、若いお母さん。
この方は、赤ちゃんのたくさんの障害に、ひとつひとつ全力で向き合って対処していきます。
そのなかで、小耳症から来る難聴についても、3つの医療機関にかかるなど、積極的にとりくみます。
「早く早く補聴器を手に入れて、この子に音を届けなくては」と、ジリジリ焦りまくるようすにビックリ。
7月始めに紹介状をもらっているのに、まだ急がなくてもいいような気がしてのんびり構えていたわたしたちです。
先週、娘に「補聴器は少しでも早いほうがいいみたい。(県立こども病院への)予約を急ごう」と伝えました。
すると、「うん、今すぐ電話してみる」と娘。
「おやまあ」と、うれしいおどろきを感じました。
だいたい娘は何をするのもノロくてトロい。
「予約を急ごう」と伝えても、「うん...」と生返事が返ってくるだけかも。
面倒だから、いっそわたしが予約電話をしてしまおうか。
(口下手な娘は、親のまえで大事な電話をすることをいやがるし。)
ところが、先週の娘は迷うことなくその場で電話して、
①口下手のうえに ②滑舌が悪い、という二重苦(?)を乗り越え、必要なことをきちんと伝えて予約を取ったのです。
「あのお、もう一度確認ですが、もっと早くはならないんですね?」と、最後にダメ出し確認もして。
(予約日は2ヶ月近く先の9月下旬と言われたようです。)
ノロくてトロくて口下手な娘も、我が子のためなら苦手意識を克服できるんだなあと安心したことでした。