わたしは日ごろ、風邪ごときでは医者に行きません。
娘も、売薬でテキトーにしのぐことが多いとか。
でも今回は、症状のつらさをかんがみて、帰宅後すぐふたりで耳鼻咽喉科に行きました。
もらった薬を飲んでひと晩寝たところ、翌朝は少し楽になったわたしです。
でも、娘のハァハァはおさまりません。
「ベッドで横になってなさい」
ということで、マメの世話はやっぱりわたしの役目。
(今回は夫も大分かつやくしましたが。)
さてマメです。
思いがけず、とつぜん「ばあばのおうち」に来られて、うれしさを隠しきれません。
ハイテンションで「ばあばあそぼう」を連発し、手を引っ張ります。
はじめはわたしも遊びの相手をしたのですが、とにかくだるい、だるくてたまらない。
そこでマメによくよく言って聞かせました。
*ばあばは病気で、マメと遊ぶ元気がないの
*ソファに横になってマメのこと見てるから、マメはひとりで遊べるよね
すると、「ウン」とうなづくマメです。
好きなおもちゃをソファのそばに持ってきて遊んだり、
小さな背中をこちらに向けて、いっしんに集中したり。
なあんだ。
マメのこと、見くびっていたわね。
マメはもう「話せばわかる」くらいに成長していたのね。
うれしい驚きでした。
今日も、ほぼ快復した娘を送って行くことになって...。
ふだんなら絶対にわたしも同行するところですが、もう無理はしたくない。
「ばあばね、まだ病気が治らないから行かないよ、じいじが送ってくよ」
すると、やはり「ウン」と殊勝にうなづいて、「バイバイ、タッチ」と手を出してきます。
ああもういじらしくて、いとしくて...。
ちなみに今朝、「今日はすごく具合が良いよ」と娘が言うので、「じゃあ明日でなく今日帰れば」と言ってしまったのです。
娘は明日の金曜日まで泊まるつもりでいたようですが。
自身の体調不良の中でのこの3日間、わたしもとてもつらかったのです。
昼すぎに娘とマメを乗せて夫が出発したあと、しみじみの開放感で風邪も治ったようです。