料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

苦酒

2022年02月17日 | グルメ
【2月18日は何の日】
1546年 宗教改革を始めたルター、亡くなる
1852年 『老猿』で知られる光太郎の父高村光雲、生まれる
1853年 岡倉天心とともに日本美術を世界に紹介したフェノロサ、生まれる

【前の答】菜の花
Q1,「ボク畠に (   )薄れ
   見わたす山の端 霞ふかし 
   春風そよふく 空を見れば 
   (  )かかりて におい淡し」にあてはまる
   歌詞は何でしょうか?
     →入り日、夕月

Q2,「ボクや (  )は東に (  )は西に」に入る言葉は何でしょうか?
     →月、日


Q3,ボクの蕾を摘み取って出荷したものを何というでしょうか?
    a,蕾菜  b,花菜  c,薹菜  d,茎菜
     →b,京のブランド産品で菜の花漬けとしても親しまれています。

Q4,ボクの生産量日本一はどこでしょうか?
    a,鹿児島  b,三重  c,東京  d,千葉
     →b,食用の菜花は千葉44%、徳島18%、香川14%と続きます。


【脳トレの答】冬野菜


【今日の話】
現在、医学界から大注目されているボクは、人類最古の調味料。
最近の研究で、
3か月継続してボクを大さじ1(15㎖)摂ると
血圧が下がることがわかってきました。
摂らなくなると血圧の方は元に戻ってしまいますが、
摂る前より上がることはなく、
正常域の人が摂っても正常値より下がることはないこともわかってきました。
そんな働きをするのが酢酸ですが、他にもたくさん良い働きをします。
ある食品メーカーの研究によると、
3か月継続してボクを大さじ1(15㎖)摂ると
5%内臓脂肪が減少したという結果が出ています。
それだけでなく、平均で体重、腹囲、BMIがそれぞれ2%、
血中中性脂肪が18%減少しているんです。
すごいですよね。
そうそう、タイトルの苦酒(からさけ)は、
平安時代の辞書である『和名類聚抄』
(略して和名抄と言われることが多いですね)に載っているボクの名前です。

Q1,ボクが発明されたのはいつ頃でしょうか?
    a,3000年前  b,5000年前  c,7000年前  d,1万年前

Q2,ボクの生産量日本一はどこでしょうか?
    a,鹿児島  b,大阪  c,滋賀  d,岐阜

Q3,ボクの消費金額日本一の都道府県庁所在地はどこでしょうか?
    a,鹿児島  b,大阪  c,静岡  d,横浜

Q4,ボクの効果として、間違っているのはどれでしょうか?
    a,足の臭いを除去できる  b,水アカを除去できる  c,便器の黄ばみを除去できる  d,茶渋を除去できる

Q5,黒ボクはいつ頃つくられたでしょうか?
    a,平安時代  b,鎌倉時代  c,室町時代  d,江戸時代

Q6,黒ボクが最初につくられたのはどこでしょうか?
    a,鹿児島  b,大阪  c,滋賀  d,岐阜

Q7,黒ボクの熟成期間は一般的にどれくらいでしょうか?
    a,3~6か月  b,1~3年  c,3~5年  d,5~7年



【今日のひと言】他人の努力を否定することは、自分の努力も否定すること

【今日の脳トレ】

【今週の話】諦めない気持ち

井崎さんは、中学の時に剣道をしていました。
ある大会で決勝戦まですすんだのですが、
準決勝で足の靭帯を損傷してしまいます。
痛くて痛くて、一歩も歩けませんでした。
顧問の先生は音楽の先生でした。
剣道のことはまったく知らないので、
日頃は主将の井崎さんにすべてを任せてくれていました。
決勝を辞退すると先生に告げると、意外な言葉が返ってきたのでした。
「先生、もう一歩も歩けないです。残念だけど、決勝は棄権します。」
「んー。せっかくここまできたのに・・・。」
「でも、無理ですよ。
 先生に剣道のことはわからないでしょ。
 剣道は踏み込んで打たないと試合になりませんから。」
「確かに私は、剣道のことはわかりません。
 でも、その素人の私が聞くけど、足を動かさないで出せる技はないの?」
「え?足を動かさずにですか・・・。
 ん~出小手くらいかなあ・・・。」
出小手というのは、相手が面を打って来た時、一瞬早く小手を打つ技です。
「あるじゃないの!それをやりなさい。
 その一本に賭けなさい。
 このまま棄権したら100%負け。
 でも、その技に賭けたら1%くらいは勝てる可能性はあるんじゃないの?
 やるだけやって、それでも駄目なら諦めたらいいじゃないの。」
井崎さんはその先生の言葉に従い、
痛い足を引きずりながら試合をしたといいます。
気合だけで大きな声をかけて、動かない井崎さんに相手がじれて面を打ってきたところへ、
「こて~~~!」
「小手あり!!」
見事に動けない足で優勝したというのです。
それは、「素直な気持ち」と「諦めない心」があったからだと井崎さんは語っています。
アドバイスに対して「やってみよう」という受け入れる心のゆとりが
「諦めない心」を生み出したのではないでしょうか。
     井崎勝司『できる人の「営業力」72の奥義』より
コメント (4)
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