【2月28日は何の日】
1864年 『浮雲』の二葉亭四迷、生まれる
【前の答】塩麹
Q1,発酵の三大微生物はどれでしょうか?
a,カビ b,細菌 c,ウイルス d,酵母
→a,b,d,カビは味噌、醤油、かつお節、チーズに、
細菌はヨーグルト、漬物に、
酵母はパン、ビール、ワインに使われます。
Q2,麹と糀、何か違うのでしょうか?
→基本的には同じ意味ですが、
麹は中国の漢字のまま、
糀は米にコウジカビが花が咲くように生える様子から生まれた
日本でつくられた国字です。
峠も国字って知っていましたか?
Q3,麹は3種類ありますが、3種類はどれでしょうか?
a,塩 b,米 c,豆 d,麦
→b,c,d,塩麹は米麹の一種です。
Q4,麹菌は5種類ありますが、ないのはどれでしょうか?
a,赤麹菌 b,白麹菌 c,黒麹菌 d,黄麹菌
→a,白麹菌、黒麹菌、黄麹菌、紅麹菌、カツオブシ菌の5種類です。
Q5,ボクを作るのに必要なものは麹と塩と何でしょうか?
→水
Q6,日本で種麹屋さんはどれくらいあるでしょうか?
a,1軒 b,2軒 c,10軒 d,100軒
→c,秋田、東京、茨城、富山、愛知、
京都、大阪、兵庫、福岡、鹿児島に1軒ずつあります。
しかし、しっかり販売しているのは6軒とのことです。
Q7,種麹屋さんのことを、何と呼んでいたでしょうか?
a,うき屋さん b,とと屋さん c,もやし屋さん d,山屋さん
→c,漢字で萌やしと書きます。
萌えるとは草木の芽が出ることですから、
麹菌が繁殖して菌糸が立ち上がっている様子が
食べるもやしのように見えることからそう呼ばれたようです。
Q8,200㎏のお米に必要な種麹の量はどれくらいでしょうか?
a,20g b,200g c,2㎏ d,20㎏
→b,強い繁殖力でよすね。
【脳トレの答】ユッケ
【今日の話】
日本で最初に米から酒を造ったのが
木花開耶姫命と言われています。
彼女は『古事記』では本名を神阿多都比売(かむあたつひめ)、
別名を木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)、
『日本書紀』では本名を神吾田津姫(かみあたつひめ)、
神吾田鹿葦津姫(かむあたかあしつひめ)、
別名を木花開耶姫(このはなのさくやびめ)、
他にも許乃波奈佐久夜比売命(このはなのさくやびめ)、
木花咲弥姫命(このはさくやひめのみこと)とさまざまな表記があります。
読みもコノハナノサクヤビメ、コノハナサクヤビメ、
コノハナサクヤヒメ、サクヤビメと様々な呼び名があります。
巻2神代下に
「時神吾田鹿葦津姫、以卜定田、號曰狹名田。以其田稻、釀天甜酒嘗之。又用淳浪田稻、爲飯嘗之。」
「時に神吾田鹿葦津姫(かみあたかあしつひめ)、卜定田(うらへた)を以て、號(なづ)けて狭名田(さなだ)いう。
その田の稲を以て天甜酒(あまのたむざけ)を醸(か)みてこれを嘗(にはな)いす。
また、淳浪田(ぬなだ)の稲を用いて飯(いい)に為(か)してこれを嘗(にはな)いす。」
「神吾田鹿葦津姫(かみあたかあしつひめ)、卜定田(神に供える稲を作るために、
場所を占って定めた田)を狭名田(細長い田)と名づけた。
その田の稲で天甜酒(甘酒)を造って飲んだ。
また、淳浪田(水田)の稲を使ってご飯を炊いて食べた。」
とあります。
海彦・山彦達三兄弟を生んだけれど母乳が出ないので、
甘酒で滋養を摂ったということでしょうか。
生む前のストーリーもすごいです。興味のある方は、お調べ下さい。
巻10応神天皇十九年には
「十九年冬十月戊戌朔、幸吉野宮。時国樔人來朝之、因以醴酒獻于天皇而歌之曰、
伽辭能輔珥 豫區周塢菟區利 豫區周珥 伽綿蘆淤朋瀰枳 宇摩羅珥 枳虛之茂知塢勢 磨呂俄智。」
「十九年冬十月戊戌(つちのえいぬ)朔(ついたち)、
吉野宮(よしののみや)に幸(みゆき)す。
時に国栖(くず)人来朝(まい)けり。
因りて醴酒(こざけ)を以て天皇に献りて歌よみしてしい曰く、
橿(カシ)の生(フ)に、横臼(ヨクス)を作り、
横臼(ヨクス)に醸(カ)める大御酒(オオミキ)うらまに
聞こし持ち食(オ)せ まろが父(チ)。」
「(即位)十九年目の冬の十月一日、(応神天皇が)吉野宮を訪れました。
すると土着の民である国栖人(くずびと)が吉野宮を訪ねてきました。
国栖人は応神天皇に醴酒(こさけ)を捧げ、国栖人が歌いました。
その歌詞が、樫の生える林で横臼(平たい臼)を作って、
その横臼で作ったお酒をおいしく飲みましょう、天皇さま。」
と言うものでした。
この2つが甘酒?の起源だとされています。
歴史をひもとくと、面白いですね。
Q1,木花開耶姫の「木花」とは何のことでしょうか?
a,梅 b,桜 c,椿 d,桃
Q2木花開耶姫は誰の孫でしょうか?
Q3,木花開耶姫は、天照大神の誰と結婚したでしょうか?
a,子 b,孫 c,甥 d,いとこ
Q4,木花開耶姫の子どもでないは誰でしょうか?
a,大国主命 b,火照命 c,火須勢理命 d,火遠理命
Q5,応神天皇は第何代とされているでしょうか?
a,初代 b,10代 c,15代 d,16代
Q6,応神天皇の母は誰でしょうか?
a,穴穂部間人皇女 b,膳部菩岐々美郎女 c,神功皇后 d,推古天皇
Q7,応神天皇陵と比定されている古墳はどこにあるでしょうか?
a,大阪市 b,岸和田市 c,堺市 d,羽曳野市
【今日のひと言】妄想でもいいから、夢を持とう
【今日の脳トレ】
【今週の一枚】
1864年 『浮雲』の二葉亭四迷、生まれる
【前の答】塩麹
Q1,発酵の三大微生物はどれでしょうか?
a,カビ b,細菌 c,ウイルス d,酵母
→a,b,d,カビは味噌、醤油、かつお節、チーズに、
細菌はヨーグルト、漬物に、
酵母はパン、ビール、ワインに使われます。
Q2,麹と糀、何か違うのでしょうか?
→基本的には同じ意味ですが、
麹は中国の漢字のまま、
糀は米にコウジカビが花が咲くように生える様子から生まれた
日本でつくられた国字です。
峠も国字って知っていましたか?
Q3,麹は3種類ありますが、3種類はどれでしょうか?
a,塩 b,米 c,豆 d,麦
→b,c,d,塩麹は米麹の一種です。
Q4,麹菌は5種類ありますが、ないのはどれでしょうか?
a,赤麹菌 b,白麹菌 c,黒麹菌 d,黄麹菌
→a,白麹菌、黒麹菌、黄麹菌、紅麹菌、カツオブシ菌の5種類です。
Q5,ボクを作るのに必要なものは麹と塩と何でしょうか?
→水
Q6,日本で種麹屋さんはどれくらいあるでしょうか?
a,1軒 b,2軒 c,10軒 d,100軒
→c,秋田、東京、茨城、富山、愛知、
京都、大阪、兵庫、福岡、鹿児島に1軒ずつあります。
しかし、しっかり販売しているのは6軒とのことです。
Q7,種麹屋さんのことを、何と呼んでいたでしょうか?
a,うき屋さん b,とと屋さん c,もやし屋さん d,山屋さん
→c,漢字で萌やしと書きます。
萌えるとは草木の芽が出ることですから、
麹菌が繁殖して菌糸が立ち上がっている様子が
食べるもやしのように見えることからそう呼ばれたようです。
Q8,200㎏のお米に必要な種麹の量はどれくらいでしょうか?
a,20g b,200g c,2㎏ d,20㎏
→b,強い繁殖力でよすね。
【脳トレの答】ユッケ
【今日の話】
日本で最初に米から酒を造ったのが
木花開耶姫命と言われています。
彼女は『古事記』では本名を神阿多都比売(かむあたつひめ)、
別名を木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)、
『日本書紀』では本名を神吾田津姫(かみあたつひめ)、
神吾田鹿葦津姫(かむあたかあしつひめ)、
別名を木花開耶姫(このはなのさくやびめ)、
他にも許乃波奈佐久夜比売命(このはなのさくやびめ)、
木花咲弥姫命(このはさくやひめのみこと)とさまざまな表記があります。
読みもコノハナノサクヤビメ、コノハナサクヤビメ、
コノハナサクヤヒメ、サクヤビメと様々な呼び名があります。
巻2神代下に
「時神吾田鹿葦津姫、以卜定田、號曰狹名田。以其田稻、釀天甜酒嘗之。又用淳浪田稻、爲飯嘗之。」
「時に神吾田鹿葦津姫(かみあたかあしつひめ)、卜定田(うらへた)を以て、號(なづ)けて狭名田(さなだ)いう。
その田の稲を以て天甜酒(あまのたむざけ)を醸(か)みてこれを嘗(にはな)いす。
また、淳浪田(ぬなだ)の稲を用いて飯(いい)に為(か)してこれを嘗(にはな)いす。」
「神吾田鹿葦津姫(かみあたかあしつひめ)、卜定田(神に供える稲を作るために、
場所を占って定めた田)を狭名田(細長い田)と名づけた。
その田の稲で天甜酒(甘酒)を造って飲んだ。
また、淳浪田(水田)の稲を使ってご飯を炊いて食べた。」
とあります。
海彦・山彦達三兄弟を生んだけれど母乳が出ないので、
甘酒で滋養を摂ったということでしょうか。
生む前のストーリーもすごいです。興味のある方は、お調べ下さい。
巻10応神天皇十九年には
「十九年冬十月戊戌朔、幸吉野宮。時国樔人來朝之、因以醴酒獻于天皇而歌之曰、
伽辭能輔珥 豫區周塢菟區利 豫區周珥 伽綿蘆淤朋瀰枳 宇摩羅珥 枳虛之茂知塢勢 磨呂俄智。」
「十九年冬十月戊戌(つちのえいぬ)朔(ついたち)、
吉野宮(よしののみや)に幸(みゆき)す。
時に国栖(くず)人来朝(まい)けり。
因りて醴酒(こざけ)を以て天皇に献りて歌よみしてしい曰く、
橿(カシ)の生(フ)に、横臼(ヨクス)を作り、
横臼(ヨクス)に醸(カ)める大御酒(オオミキ)うらまに
聞こし持ち食(オ)せ まろが父(チ)。」
「(即位)十九年目の冬の十月一日、(応神天皇が)吉野宮を訪れました。
すると土着の民である国栖人(くずびと)が吉野宮を訪ねてきました。
国栖人は応神天皇に醴酒(こさけ)を捧げ、国栖人が歌いました。
その歌詞が、樫の生える林で横臼(平たい臼)を作って、
その横臼で作ったお酒をおいしく飲みましょう、天皇さま。」
と言うものでした。
この2つが甘酒?の起源だとされています。
歴史をひもとくと、面白いですね。
Q1,木花開耶姫の「木花」とは何のことでしょうか?
a,梅 b,桜 c,椿 d,桃
Q2木花開耶姫は誰の孫でしょうか?
Q3,木花開耶姫は、天照大神の誰と結婚したでしょうか?
a,子 b,孫 c,甥 d,いとこ
Q4,木花開耶姫の子どもでないは誰でしょうか?
a,大国主命 b,火照命 c,火須勢理命 d,火遠理命
Q5,応神天皇は第何代とされているでしょうか?
a,初代 b,10代 c,15代 d,16代
Q6,応神天皇の母は誰でしょうか?
a,穴穂部間人皇女 b,膳部菩岐々美郎女 c,神功皇后 d,推古天皇
Q7,応神天皇陵と比定されている古墳はどこにあるでしょうか?
a,大阪市 b,岸和田市 c,堺市 d,羽曳野市
【今日のひと言】妄想でもいいから、夢を持とう
【今日の脳トレ】
【今週の一枚】