sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24ハセガワホンダNII360 完成です

2018-02-08 19:32:18 | 模型

ハセガワの近作、ホンダNII360、ずいぶん前に買ってあったのですがやっと製作することができました。
たまたま青いエヌの写真をみつけ。この色に一目惚れ。ストレートでさくっと製作です。
このフィギュアはハセガワのトヨタ2000GTフィギュア。エヌにもぴったりですね。




表面はほぼペーパーも当てず、後ろの角のパーティングだけ消して、裏側にグレーサフを透け防止に吹きました。
あとは屋根裏をマスクして、裏に先にボディカラーのインターミディエイトブルーをショット。タミヤの米空軍機色です。
あとは表にサフも吹かずにインターミディエイトブルーを2-3回吹き重ねました。
半つや消しカラーなのでクレオスのクリヤーを最初はぱらっと。デカールを貼り込んである程度乾いてから2コートほど吹き重ねてテロテロにしてから自然乾燥させたところです。Zライトで少し熱も与えました。



こちらはウィンドウサッシデカールはついていないので、まずレインモールにハセガワミラーフィニッシュの細切りを貼り込んで、綿棒でよくなじませてからウィンドウの前後のふちに黒をペイントマーカーでいれました。その黒が残るようにシルバーのペイントマーカーでふちを塗っています。ペイントマーカーはAmazonで購入した4ARTISTMARKERです。
サイドの窓枠も同じシルバーで描き込みました。ペン先が入らない角の部分は、ペイントマーカーの中身を出して、筆ですくってタッチアップしています。






この段階でウィンドウをいれて、外装パーツもつけはじめます。キットのメッキパーツと透明パーツの構成が素晴らしく、塗装してセメダインハイグレード模型用で接着するだけで、さくさくとかたちになります。




決め手の顔のメッキパーツも素晴らしい。ライトも良い風情でぴたりとはまります。
中央のエンブレムはデカールだけでは透けたので赤をタッチアップ。マニキュア用のUVジェルでコートしました。ブルーライトで硬化させています。




面倒なことは早めに終わらせます。ホイールはシルバーに塗ってメッキキャップを接着、中央のエンブレムは筆で描き込みました。
ホワイトリボンは裏返しで貼るタイヤデカールですが、サークルカッターで切り出して位置決めして水で塗らすと、薄紙をはがしたらもう動きません。少しずれていたので直すのに往生しました。慎重に位置決めしてから濡らすことをお勧めします。
タイヤをはめるときにデカールを傷めるので、タイヤをホイールにはめた状態で作業をすると良いでしょう。



シャーシとインテリアはパチピタ。ボディカラーと黒で塗り分けました。室内側はマスキング塗装。燃料タンクは筆塗りです。
ここまで半日で作業終了。


ちょっと並べて感動。




足まわりの繊細さはハセガワの美点ですね。以外に少ないパーツで確実に組み上がります。


全く見えなくなるエンジンベイはエンジン前半分の再現。腕に覚えがある方はボンネット別パーツで開口部も表現されているので、エンジンスクラッチしてください。



タイヤを接着。リヤのトレッドのみ、軸受けと軸を削りこんでトレッドを狭くしています。





メーターパネルは木目デカールを左半分に塗り、右半分はデカールでは無理なのでタミヤのダークイエローとシルバーと黒で塗り分けています。
メーターデカールにはUVジェルを流しました。
シートや内装の感じは最高ですね。




細かいパーツを接着。ボディを組むときにあらかたつけているので、ミラーやワイパー、ナンバープレート、泥よけ等です。
ナンバープレートは旧軽ナンバーも作れる自作サイトで作りました。ここは重宝しています。
















佇まいが最高ですね。ファクトリーストックをイメージしました。










このフィギュア最高。あるうちにもう一つ注文してみようかな。
2000円+書留代で取り説の部品票で注文出来るようですよ。




コメント (3)
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