
28日から作り始めたFPPモデルの550スパイダー、個展前に無事完成です。



こちら、ポルトガルから輸入したフェルナンドさんのガレージキット。550スパイダー1954カレラパナメリカーナ
非常に希少な54年式スパイダーのレジンキット。昔54年式スパイダーの助手席でよくイベントに参加したので懐かしいです。
しかも大好きなカレラパナメリカーナ。ポルシェカレラの名前の元になった、50年代南米大陸縦断の伝説的自動車レース。
ボディの表面がボコボコだったのでヤスリで一皮剥いていくと美しい形が出てきました。フェルナンドさんのデッサンは大好きですね。

シャーシは一体

ここにフレームがつきます。






翌日、細かいパーツをバリから掘り出していきます。パーツ自体は3Dで設計されているのでクリーンですね。
タイヤやホイールは絶品です。



パーツクリーナーとミッチャクロンを吹いてサフをショット。


8番のシルバーを吹きました。


赤い部分はマスキングして塗り分けです。白を吹いてからシャインレッドを吹きました。

ここでよく見たらデカールが足りない。
水色台紙がキットのデカールですが、カーナンバーとラリープレート、ひし形、フェンダー上のスポンサーデカールが一組ずつ足りません。
どうやら2枚入れるはずのデカールが1枚しか入っていなかったようです。
右下が原稿、右上がデカール台紙にレーザーコピーしたもの。
黄色がレモンイエローになってしまいました。

白デカール台紙のプリントを丸く切り抜き、全体にキャメルイエローを吹きました。黒い部分は浅くなってしまうので
上からアクリルの黒で書いています。



赤い文字は透明デカールなので下が透けていますが感じは良いようです。
やはりカレラパナメリカーナは良いなあ。



クリヤーでコート。砂吹きから繰り返して無事クリヤーがのりました。


今回メッキ部分は先に接着。クリヤーコートまでしてからガンダムのメッキシルバーのマーカーを塗りました。

タイヤは一体なのでシルバーを吹いてからマスクして、黒サフを吹いています。裏表しています。すごく良いタイヤとホイールです。
ホイールナットとセンターは黒く、放熱穴は墨入れ塗料の黒を流しています。

シャーシも黒サフをショット。



タイヤの仮合わせ。これは良いぞ。

シャーシはこんな感じ


翌日繊細なエッチングパーツを取り付け。カッターで切り取る際に歪んでしまいます。ハサミで切った方が良かったと思います。

ライトレンズは手持ちのプラパーツにチェンジ。ウィンカーはキットのレジン。下にメタルインレットを貼り付けて、洋白線を丸くして外側に貼り付けています。

タイヤやキャブレターを取り付けて、革ベルトは黒い厚紙を塗装したものを貼り付けています。


感じが出てきました。

エキパイの取り付け。

この見え方はいいですね。


シートやペダル、シフトレバーなどもキットのパーツです。



だいぶ出来上がってきました。
エンブレムはエッチングパーツです。

今朝から室内に入ります。メーターデカールはサイズが合わなかったので
250デカールのセンターとZモデルのデカールを両サイドに。右奥はキットのデカールです。メータリングはキットのエッチング。
ガラス面にUVレジンを流しています。

キットのバキュームとエッチングの組み合わせ。エッチングは黒く塗るようですが好みで無塗装で

ステアリングはレジンのリムとセンター、エッチングのスポーク。
エッチングはすごく繊細です。全体をオキサイドサフで塗り、センターボスは黒く塗ってエンブレムデカールを貼ってからキットのエッチングのリングを貼り付け、UVレジンを盛っています。

いい感じのコクピットです。




上下合体する前に記念撮影

時計ネジで合体








上下合体もうまくいきましたね。





















少し晴れたので今朝の記念撮影
こちらの作品は今週末からのフィアットカフェの個展にて展示します。


フィアットカフェ松濤溝呂木陽水彩展2021
9/4-26(火曜定休 入場無料)
作家在廊日 9/4-5-12-19-26 初日9/4土曜日は午前中を搬入時間とし、水彩画実演は行わず3時ごろには用事で帰ります。
よろしくお願いいたします。
毎日曜日に水彩画実演をいたします。
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