レベルの新製品、ジャガーEタイプの製作を開始しました。
今回のレベルのEタイプ、エレールやグンゼ以来のニューキットということで期待が高まります。
前回の投稿で、全く合わないボンネットフードを、ドライヤーで炙ってから手で曲げて合わせています。
ボディを細かく見ると、面の荒れやヒケが多くみられるようです。
特にこのリヤゲート左側やリヤフェンダー上に面のヒケやパーティングラインが走っています。
各パネルのキワも引けているので、筋彫りの周辺も一皮剥くようにやすっています。
ここも大きなヒケがありますね。スポンジヤスリで面出ししてから、ペーパーで整えます。
フェンダー上のミラーは気になったので、ランナーを四角い断面に削ってからライターで炙って伸ばし
このように差し込んで瞬着で固めてから切り出して面を整えます。裏側も出っ張らないように事前に短く切って差し込んでいます。
ボンネットや口の周りにもヒケや段差があるので、よくやすっておきます。
全体に面を整えていきました。
よくやすってからグレーサフを吹いて調子を見ます。ボンネットはここまで合わせています。
全体形はこんな感じ。ボンネットのキャッチは、実写の形状を参考に少し小さくしました。
この唇の形状がEタイプですね。この分厚い唇がいい感じ。エレールは薄くて硬い表情でした。
この唇のあたりも段差があるのでよくやすっておきます。
成型色の赤の染み出し防止の保険も兼ねて、一度全体にシルバーを吹きました。
タミヤのガンメタルをショット。
全体を一体化してもう一度ガンメタルを吹きました。
さらに、リヤゲートに小さなデカールを貼って、クレオスのクリヤーを何回かに分けて薄く吹き重ねていきました。
タミヤのカラーの上からクレオスのクリヤーは溶けて流れやすいので、一度には吹き重ねません。
最後にクリヤーをたっぷり目に吹いて、少し乾燥させましょう。
レベルのデカールは毎回感心するのですが、このエンブレムデカールもいい感じ。ボディカラーの上でうまく発色してくれました。
懸案のホイールはこのジャガー用の新規ホイールをポルトガルのFPPモデルにオーダーできたので、到着まで待ってみようと思います。