ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

冬の五番街

2005年01月19日 | 旅行

5番街のセントラルパークのちょっと南にある雪の結晶のディスプレイです。これもクリスマスディスプレイなのかな?
両側のビルからワイヤーで吊ってあるんですが、写真だとちょうどワイヤーが見えなくていいですね。(その前によくわからないって?(汗))
夜は光ってきれいなんでしょうねえ。
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ハウルの動く城(ネタバレ)

2005年01月19日 | 映画
昨日ようやく「ハウル」を見てきました。
レディースデーを外した平日の夜とは言え、かなりガラガラでびっくり。おかげでいい席でゆっくり見られましたが。
伏字にはしませんが、ネタバレです。しかも原作ネタバレまでありますので(汗)

「ハウル」については、よくない評判を色々と聞いていて、全く期待して行かなかったのですが(汗)予想外に面白かったです。
個人的には「千と千尋」よりも好きだなあ。
いや、こんなに楽しめるとは自分でも意外でした。最近宮崎アニメには食傷気味な部分があったので余計に。
むしろそんなだったからこそ楽しめたのかもしれませんね。宮崎アニメファンにとっては物足りない部分が多い映画だったのではないかというのはなんとなくわかりますので。
宮崎アニメとしてはスケールが小さかったですよね。
そして、「魔女の宅急便」のように最初から小さい物語を描いているのとはまた違ったし。
色々と中途半端だったのかもしれませんね。元々のテーマは小さいものなのに(小さいからダメという意味ではありません)、戦争の話を絡めたりして中途半端になってよくなかったのかもしれません。
でも私は楽しめたんですけどね。

今回の映画で一番心配?だったのは、主人公のソフィーでした。
宮崎アニメのヒロインがどうも好きでない私としては、原作では女性作者だからこそ、という印象があったソフィーが宮崎監督のフィルターを通すことでどうなるか、というのが気になってました。それでちょっと期待もしてなかったのですが。
でも、ソフィーは思ったよりも良かったです。
倍賞千恵子さんの声も思ったよりも気にならなかったし。若い時の声も私はそんなに違和感なかったです。おばあちゃんになった時の声なんかさすがですよねえ。
元々宮崎監督が考え出したキャラクターじゃないというのもあったかもしれないし(でも「魔女の宅急便」のキキは嫌いだけど・・・(汗))、女性スタッフの意見を色々聞いて大事にしたという話も聞いてましたので、その辺りがうまく行ったのかもしれませんね。
まあ終盤はすっかり宮崎アニメのヒロインでしたが、それもそんなに気にならなくて良かったです。
おばあちゃんになった時もかわいかったし。(これは期待通りなんですが)
動く城にたどり着くまでの、一人で旅しているソフィーの場面がなんだか好きでしたね。
あと、湖のところでお茶している場面とか。

宮崎アニメにありがちな、キャラクター商品になりそうな(汗)かわいいキャラクターを登場させるのもそんなに気になりませんでした。(ええ、今までは好きじゃなかったんです(汗))というか、カブはかなり気に入りました。
原作を読んでいながら、かかしの存在を忘れていた私・・・(汗)
最後に王子様になってしまってとっても残念でした。カブのままがかわいかったのに!
でも、なんか帰るのに棒に乗って帰ってましたよね(笑)なんかあのキャラクター好きだなあ(笑)
声が大泉洋だということにクレジットで気がつき、最近「水曜どうでしょう」にハマり始めた妹が大変ウケていました(笑)
あと、マルクルがじいさん?に変装???した時に、カワイイ声で「待たれよ~」とか言うのがとてもツボに入ってしまいました(笑)かわいい~。

一番不満?があるのはハウルですかねえ。まあ、原作のハウルにそんなに思い入れがあるわけではないので、あれはあれでいいんですけど。
原作のハウルって、見た目はカッコイイけど、だらしなくて情けなくてズルイ人だと思ったんですけど。そのあたりは一応原作どおりに描かれてはいたんですが、ちょっと弱かったなあ。ただカッコ良く見えました。
原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は「ハウルのキャラクターだけは変えないで」と注文を出したそうですが、あれで良かったんですかねえ?(汗)
ソフィーのおかげでハウルが成長したという点もあまり感じられませんでしたね。
これはキムタクの声のせいもありますかね。確かに思ったよりも全然良かったですが、それでもコミカルなところを出すには技量が足りなかったですねえ(汗)やっぱりもっと上手い人が良かったな・・・
妹曰く、あの下手さ加減がカッコ良かった部分もあるようですが。
それにしても、あのバクシアニメのレゴラスのようなタイツのようなパンツはどうかなーと思ったんですけど・・・(汗)

で、作品自体についてなのですが、原作の映画化という点でも私は面白いと思いました。
もともと原作を読んだとき、「このまま映画にしてもつまらないなあ」と思いましたし。ちょっと子供向け&女の子向けすぎる面もありましたし。
原作を読んだ時(宮崎アニメになると知って読んだのです、実は)、宮崎監督はきっと「動く城」の設定と、主人公の女の子がお婆さんになってしまうという設定が気に入ったんだろうなあと思いました。
映画を見て、まさしくその通りだったなあと思いました。
私が一番面白いなあと思ったのは、自分を閉じ込めていたソフィーが、お婆さんになってしまうことで逆に自分を開放することが出来たという設定でしたので、そのあたりが大事にされていたので、話が変わってるとかそういうのは気にならなかったですね。
もうひとつ面白いと感じたのは、既成のファンタジーの殻を破っている点だったのですが、そのあたりは全く無視されてましたけど、特に問題ないと思いました。
続編の「アブダラと空飛ぶ絨毯」も宮崎監督に映画化して欲しいなあなんて思うくらいです(笑)やらないでしょうが。
ぜひカブ王子も登場させてもらいたいものです(笑)
あー、でも続編のあのハウルはキムタクには無理かな・・・声で正体バレバレだし(汗)

この作品、色々と謎な点があるということで、タイムリーなことに今朝の朝日新聞でその謎について書いてある記事がありました。
一番疑問がもたれたのは、ソフィーの呪いはいつ解けたのか、どうやって解けたのか、ということだったらしいですが、私はこれは全く気にならなかったですね。実は原作であの呪いがどうやって解けたのかはすっかり忘れてしまってるんですが(汗)
ソフィーが若くなったり年取ったりするのが、ソフィーの精神状態に大きく影響しているのはすぐわかりましたし。
私は、荒地の魔女の魔力がなくなった時点で呪いの効力はほとんどなくなっていたのだと思ったのですが、朝日新聞の記事ではそういう意見は出てなかったですね。
髪の色は戻らないままだったし、物理的な呪いは解けないままだったのかもしれませんね。
まあどちらにしても、ソフィーの呪いは、ソフィー自身の心の暗部が自分で引き寄せていたものなんだろうなあ、というのは感じ取れました。
これって「指輪物語」で、エオウィンがアラゴルンに癒してもらったものの、本当に癒されるには自分で心を開放するしかなかった、というあたりととても似ているように思えました。PJ映画にはなかった、「サウロンの暗黒が心を蝕む」という設定ですね(汗)
こういう設定とても好きなので、「ハウル」映画での謎めいた取り扱いも結構気に入りました。
実は、宮崎監督はこの呪いについてはあんまりちゃんと考えてなかったんじゃ、という気がします(汗)
前に読んだインタビューで、ソフィーが最初は腰が曲がっていたのに、ハウルのところに来てからは腰が伸びていると指摘されて、初めて自分がそういう絵コンテを描いていたことに気がついた、とか言っていたのを読んだ記憶があります。
ソフィーが若くなったりするのも、映画を見せる上での効果として考えたようで、呪いの設定については考えてなかったのでは、というのが窺えるように思いました(汗)
まあ、見る人が好きに判断していいものなんじゃないですかね。
そのあたりも私は気に入ったのですが、そういうのが気に入らないという人もいたようですね。
「戦争がそんなに簡単に終わるものなのか」という点についても、私は全く気にしませんでした(汗)
あの戦争も、ソフィーとハウルの物語を描く上での一つの道具でしかなかったのであって、戦争反対とかそういうテーマではなかったと思いますね。もちろんそれもあるとは思いますが、やはり基本はソフィーとハウルの恋物語でしょう。
そういうストレートな恋物語がテーマだったことって、今までの宮崎アニメではあまりなかったので、それで余計に違和感を感じる人が多かったのかもしれませんね。
まあ戦争については、ちょっと入れ方が中途半端だった感は否めませんが・・・

と色々書きましたが、別に他の人がどう思おうと、分析する必要なんかないんですよね。自分が楽しかったんだからそれでいいです(笑)
また見たいかなあ、なんて近年には珍しいことを思ったりもしています。(LotRは除いて・・・(笑))
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中つ国第三紀プレー日記その6

2005年01月19日 | 指輪物語&トールキン
昨日は「ハウルの動く城」を見てきましたが、「ナショナル・トレジャー」の新予告もみました。
ショーン・ビーンの出番は0.5秒よりは大分多くなってました。ちゃんと「財宝を狙う謎の男」だかなんだかのテロップも出てたし。
やっぱり観に行こう、と決意しました。うーん、私ショーン・ビーンは結構好きなんだなあ、もしかして・・・?!
ブラッカイマー作品には「パイレーツ・オブ・カリビアン」「キング・アーサー」と外されまくっているので、面白くない可能性も大だと思いますが・・・(汗)

さてゲーム日記です。伏字にはしませんが、またネタバレです。攻略めいたことも書いてたりして?

ペレンノール野では、エオウィンと一緒にアングマールの魔王と戦っちゃいます。
エオウィン、お下げ髪なんですけど・・・それじゃあ女だってバレバレじゃん!? それよりも、兜取った時に金髪がなびかないし・・・(まあその部分は映画の映像が流れるからいいのですが)
やっぱりメリーは出てきませんでした。がっかり。まあ出てもどうでもいいような気も・・・(汗)
アングマールの魔王と戦うにあたり、召還でエントが出て来て岩を投げつけて気絶させるやつ(名前忘れました(汗))を試しにつかってみたところ、これが効く効く! じゅうよりもはるかに効くのでびっくりでした!
がっくりと頭を垂れて眠ってる魔王はなんだかとてもかわいかった・・・(笑)
おかげで1回でクリアできましたよ。
エオウィンは1回の攻撃はそんなに強くないのですが、5回連続攻撃とかできるのでなかなか使えました。
しかし、エオウィンの普通の攻撃の名称が「乙女の一撃」・・・(汗)
思わず「マカロニほうれん荘」のきんどーちゃんを思い出すのは私だけ?(とゆーか古すぎ(汗))

アングマールの魔王を倒すと、あっさりエオウィンとはお別れ(汗)
そして「エオメルがオークに攫われた!」という意外な展開により(爆)エオメルを探しに行かなければならないのですが、道に迷いまくり・・・(汗)そう、ペレンノール野のくせに道があって、道筋どおりにしか行けないんですよ・・・
ようやく「ここしかないだろ」という道にたどり着いたのですが、ここからじゅうを倒しまくらねばなりません(汗)
じゅう1頭ならなんとかなるんだけど、2頭になるとどうやって倒したら、という感じで全滅させられまくってました(汗)じゅう好きだけど、「もう出てこないで~!」という感じになりました(笑)
でも昨日ようやくクリア。「ヴァラールの霊力」を使いまくるしかないんですね。そして、イドリアルさえ生きてればなんとかなる! という感じです。
相変わらずエオデンは変な名前だけど役に立ちます(笑)そして、ベレソールがいつの間にかカウンター攻撃をするとHPも回復するという便利なキャラクターになってました。眠らされてもしっかりカウンター攻撃をするのは笑えます(笑)
しかし、やはりRPGの戦闘をリアルなグラフィックで見るのは妙なものですね。わざわざ遠いところにいる敵のところに走っていくのに、近くにいる敵はだまって見てるし。
じゅうを攻撃するところなんか、どうやってダメージ与えてるんだか不明(笑)翼ある獣もそうでしたけどねー。
さて、じゅうを倒すと、海賊船で合流したアラゴルンとまた戦えます。アラゴルンはガンダルフよりも成長の跡が著しかったです(笑)攻撃の名前が「真の王」から「エレスサールの猛威」とかいう相変わらず笑える名前になってましたが(笑)
またギムリとも戦えるのかな。というか、忘れかけてますが、オークに攫われたエオメルの運命やいかに!?(普通攫われるくらいなら殺されるでしょう・・・)
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