ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

W杯準々決勝

2006年07月02日 | サッカー(多分4年に一度(汗))
W杯もいよいよベスト4が出揃いましたね。欧州ばっかりになっちゃったのはちょっとつまらないですが・・・
前半の2試合は見られませんでした(汗)いやー、アルゼンチン対ドイツは、見ているうちに睡魔に負けて寝てしまい・・・ウクライナ対イタリアは、4時に目覚ましかけて起きたのですが、観ていてどーしても目が開かなくて(汗)諦めて寝てしまいました・・・
で、昨日(今日?)の2試合は見ました。すっかり完徹になってしまったうえに、チケット取りのため睡眠時間3時間・・・眠いっす(汗)
試合内容見てないのですが(汗)ドイツやっぱり勝ちましたねえ。「腐っても開催国」(汗)ってことで当初から優勝はドイツ、と予想してましたがどうなるでしょうか。
ウクライナは残念でした。ああ、どんどん応援するチームがいなくなって行く~(汗)

で、昨夜のイングランド対ポルトガル。
どうも昔からイングランドって応援する気がせず(汗)ポルトガル寄りで見ていました。
イングランドは判定でかわいそうなところもありましたが、ずっとポルトガルが押していたので、PKでイングランドが勝っちゃったりするなよ・・・と思っていたのでちょっとホッとしました。
いやでもW杯ってホントPK入らないですよね。どこかの番組でW杯のPK成功率は80%台とか言ってましたが、もっと低いようなイメージがあります。上の試合になるほど成功率低くなるからかな。
しかし、守備がしっかりしてるチーム好きとか言っておきながら、イングランドとかスペイン戦のフランスとか好きじゃないな・・・と思ってたんですが、何が違うのかわかりました。ただ守備的なのと、中盤からプレスをかける守備とは違うんですねえ。
イングランドやフランスは、ディフェンスが定位置にどっしりと構えて手堅く守ってるんですね。ディフェンスの個々の能力が高いからできるとも言えるかもしれませんが。
エクアドルもそうでしたが、メキシコとかプレスをかけて行く守備をしてて、あれがカッコイイと思うんですよねー。
あと、C.ロナウドがすごいすごいと言われてる意味がよーくわかりました、昨日の試合で。準決勝も楽しみです。個人的にはブラジル相手で見たかったけど・・・
そういや、ポルトガルにPETITって選手がいて、さかんに「ペティト」と呼ばれてたんですが、あれホントにペティトって読むか? 「プティ」じゃないのか?
試合後ベッカムが泣いてる姿を見て、そういや今回エクアドルもベッカムのフリーキックにやられたけど、98年のフランス大会でもコロンビアはベッカムのフリーキックにやられたんだということを思い出してしまいました・・・(汗)

そしてフランス対ブラジル。
ベスト4欧州だけだったらつまらないからブラジルが勝てばいいかな、と思ってみていたんですが、気がつけばフランスを応援している自分に気づく・・・(汗)そんなにブラジル嫌いか?(汗)
スペイン戦では出てくるたびにうざかったマケレレやアンリやリベリーを思わず応援している自分にびっくり。
そして、スペイン戦では「全然シャンパンサッカーじゃない」と思ってたフランスのサッカーが個人技を見せる華麗なものになっていてあれー、という感じでした。
スペインに比べて、ブラジルのサッカーのテンポがゆっくりなんですな・・・
そしてテンポは違えど、なんとなーく点が取れそうもない、という感じはブラジルもスペインと同じように感じました。やっぱフランスの守備が手堅いのですね・・・
やっぱりブラジルは守備をきちんとすれば抑えられるチームだよな、と思いました。強い強いといわれてたけど、考えてみたら今大会今まで対したチームと当たってなかったし・・・(クロアチア弱かったと認めるのは悲しいですが・・・弱かったんだなあ)
やっぱり南米のサッカーは欧州のサッカーには敵わないのかなー。
ブラジルとポルトガルの対戦を見たかったので残念ですが。
でもフランス対ポルトガルはポルトガルを応援すると思われます。ドイツ対イタリアはイタリアかな・・・(優勝予想ドイツなのに・・・矛盾している(笑))

というわけでW杯も残り4試合。寂しいような気がしますが、寝不足の日々から抜け出せると思うとホッともしますね(笑)
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アラゴルンと私

2006年07月02日 | 指輪物語&トールキン
3ヶ月ぶりのキャラ語り、自分でも毎回「次誰だっけ」と確認しないとわからなくなってるんですが(汗)今回はアラゴルンです。
アラゴルンとの出会いは、原作の踊る小馬亭です。
はっきり覚えているのは、「ホビットがいなかったらこの人のことカッコイイと思ってたんだろうなあ」と思ったことです(笑)この時点で既にホビットに魅せられていたようで(笑)
でも、原作が面白いと感じるようになったのは、馳夫さん登場以降だったので、いろんな意味で物語が動き出した象徴のような存在にも思えました。
そして、なんと言ってもやはりホビットに優しいところが馳夫さんの好きなところでした。原作初読時、大きい人たちの評価基準はいかにホビットに優しいか、のみでしたので・・・(笑)
アイゼンガルドでメリピピと再会した時、ガンダルフたちと一緒に行っていい立場なのに、メリピピとくつろぐ方を選んだりしたところとか。こういうところがガンダルフとは違うなあと思いますね。
ミナス・ティリスでピピンに「馳夫さんだ」と言われた時に嬉しそうだったり、何よりもコルマルレン野でサムに「そうだよ、サム、馳夫だよ」と言うシーンが好きだなあと思いますねえ。
アラゴルンの優しさは、ガンダルフよりももっと親しげで、たとえはヘンですがガンダルフが厳しい父親だとしたら、アラゴルンは優しい母親のようなイメージがあります。
そして、これはかなり後になって気がついたのですが、ボロミアもホビットには優しいですが、ボロミアの場合は単に自分よりも小さく弱い者への優しさなのですが、アラゴルンの場合は、ホビットの小ささ、無力さを守りながらも、彼らを対等な存在として認め尊重し、敬意を払っているのですよね。これはガンダルフもそうだし、ファラミアもそうだなーと思うのですが。
このあたりに、アラゴルンの優しさだけでなく、人間としての器の大きさも感じます。
そして、実は主人公でもおかしくないような立場でありながら、あくまでも脇役に徹し、フロドが指輪を棄てる行為をサポートすることに徹していたのも斬新だなあ、と思ったものです。
ルックス的には、原作を読んだところではつかみどころがない印象で、まったく思い浮かべることができませんでした(汗)若くもないけど年寄りでもなく、それなりにカッコイイ、という人物の姿が全く思い浮かべられなくて。
なので、ヴィゴ・アラゴルンを初めて観た時は、なるほど、上手いことやったな、と思いました。ちょっと色気ありすぎかなーとも思いましたが、フロドに比べたらずっと原作に近いなーと思いましたし。
FotRでは、アルウェンとのシーン以外はいいなと思ったんですよね。ホビットにも優しくて。
しかし、TTT後半、なんだか主人公然として来てしまったのが非常にひっかかってしまったのでした。前述のとおり、主人公になりうるのにあくまで脇役に徹しているところがすごい、と思っていたので、そのまんま主人公にしてしまったのには唖然、でした。
今でも映画しか観てない人には「アラゴルンの方が主人公」とか「アラゴルンがもう一人の主人公」とか普通に思われてますもんね・・・あれ観たらそう思うの当然なんですが・・・
おまけにTTTではアラゴルンの活躍のためにセオデンのイメージが貶められてしまった部分もあって、そのあたりからすっかりアラゴルンが嫌いになってしまいましてね~(汗)映画の悪影響の一環でございます。サムもそうなんですが。
そんな中、BBCラジオドラマを聴いたことで、馳夫さんへの愛情が蘇ってきました(笑)
ラジオドラマの馳夫さんの声は、豪快でどこか粗野なんですが、それでいて威厳も優しさも兼ね備えていて、「そうだ、馳夫さんてこんなだった!」ということを思い出させてくれたのですね。
原作そのままでもないのですが・・・でも原作の馳夫さんの良いところを思い出させてくれるには充分で、そしてラジオドラマ独特の馳夫さんの魅力にも引き込まれてしまいました。おかげでしばらく馳夫さんマイブームが勝手に訪れてましたよ・・・(笑)
ラジオドラマの馳夫さん、フロドに「敵は見た目は良くて感じは悪いはずだと思う」と言われて豪快に笑ったところで惚れてしまいました(笑)
アラゴルンたちが死者の道に行く話をしているところで、メリーが「それじゃあ僕はどうなるの!」と叫んだら、「あんたのことを忘れていたよ!」なんて言ってみたりする優しさと暖かさも好きだし。
ラジオドラマのおかげで、映画のイメージに押しやられていた、本来好きだった馳夫さんのことを思い出し、原作を読み返しても「そうそう」と馳夫さんの魅力を再確認というか再発見というかできるようになりました。
映画のアラゴルンも、決してヴィゴに色気がありすぎるのが悪いのではなく(笑)やはり脚本のせいなんですよね・・・残念ですが。
ちなみにバクシアニメのアラゴルンですが、ゴリラのようなルックスとおっさんのミニスカパンチラは衝撃でしたが(汗・あれでアルウェンとラブラブになってたりしたのか・・・?(汗))、結構ホビットに優しい馳夫さんで、私は意外に好きでしたよ。あれで後半どうなっていたのかは気になりますが・・・(笑)

次回のキャラ語りはレゴラスの予定です。
コメント (2)
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