ラジオドラマ、昨日もちょっと書きましたが、ようやく最後まで聴きました。
しばらくかけなかったのでちょっと内容は溜まっちゃいましたが・・・
ブリー村では小馬のビルとちゃんと再会してたのが嬉しいですね~。映画のビルはどうなったのやら・・・かわいそう。(サムがホビット庄に戻った時乗ってたのはビルじゃなかったしなあ)
ホビット庄の掃討はコンパクトにまとめられていて良いと思います。
名乗りを上げるメリーがカッコイイ! でも「ローハンの角笛に集まれ」とか言われても、ホビット庄の人はローハンなんて知らないと思うけど・・・(汗)
しかし、その後のピピンがもっとカッコイイ(笑)ラジオドラマのピピンの声の人いいんですよねえ・・・
最初に聴いた時、なんだか水戸黄門一行のシャーキー退治みたいでどうもなあ・・・と思ったのですが、スクリプト見ながら聴いたら、メリーとピピンがさかんに「バギンズ氏が帰って来たぞ!」と言ってるのですが、フロドは別に偉そうではありませんでした(汗)
でもやっぱり水戸黄門っぽい・・・メリーが助さんでピピンが格さん・・・となるとサムはうっかり八兵衛!? それはいやだ~(汗)
映画の黄金館にやってきたガンダルフ一行も水戸黄門っぽいと思うんですが。ガンダルフが水戸黄門、アラゴルンが助さん、レゴラスが格さん・・・そしたらギムリがうっかり八兵衛!? せめて風車の弥七であってほしい・・・(サムはどう考えても弥七じゃないですな・・・)
話が逸れました(汗)
サルマンの声、クリストファー・リー様に慣れていると物足りないような気がしてしまうのですが、ここに来てなかなかいいなあと思いました。
サルマンがフロドに「あんたは成長したな、小さい人よ」というあたりも良いのですが、その後の「だがわしがあんたに健康と長寿を祈るとは思い設けるな。あんたはそのどちらも与えられぬだろう」という言葉が、サルマンのイスタリとしての力の名残を思わせて好きなんですよね。ここも良かったです。
サムがガラドリエルの贈り物の灰を撒くシーン、の音楽がいいですね~。ロスロリアンの音楽は、映画の民族楽器をふんだんに使った贅沢な音楽に比べて、ピアノやシロフォンのような普通の楽器を駆使した素朴な音楽なんですが、ここにきてその素朴さがいいなあと思いました。ガラドリエルの優しさを感じるようです。
そしていよいよ灰色港に向けて話が続くのですが、このあたりのナレーションが素晴らしいです。静かで物悲しい語り口が、灰色港の悲しみを感じさせて、ナレーションだけでグッと来ます。
しかし、フロドが病に苦しんでいるところ、ちょっとやりすぎかなあという気が・・・(汗)イアン・ホルムのフロドには時々そういうところがあります・・・
イアン・ホルムが歌わないので、最後の詩は朗読です。そこにエルロンドとガラドリエルが声をそろえてエルベレスの詩を朗読して来るのが・・・なんかお経みたい・・・(汗)
エルロンドの声、裂け谷の会議のあたりでは熱くなりすぎ、と思いましたが、静かに喋るとななか良いですね・・・なんで最初からこういう風にしなかったのか。
フロドが西へ行くと知り、「でもおらは行けません」とおろおろするサムがかわいい・・・
灰色港でのわかれ、ラジオドラマではちゃんとビルボがホビットたち全員にお別れを言います。エルロンドもちゃんとメリーやピピンにまで声を掛けます。でもガラドリエルは一言「ナマリエ」のみ(汗)
でも、このあたり、原作ではガンダルフの言葉くらいで、ほとんど台詞もなく進むのですよね。このくらいは膨らませてよいと思います。
フロドとサムの別れの言葉は、原作では灰色港に着く前に言われてますが、ラジオドラマでは最後に持ってきてますね。
ただ、フロドがサムのこれからの人生を予言する言葉-庄長をやりたいだけ勤めるだろうとか、生まれてくる子供たちの名前とか、がなかったのがちょっと残念です。あれは、フロドがエルフのような存在になって行くことを示しているようで印象的だったのですが。(まあ子供の名前はフロドの言葉に従ってつけたのでしょうが(汗))
フロド、感極まって泣くのはどうかと思うんですが・・・(汗)
ホビット庄に戻ったサムがフロドの言葉を思い出すのは映画と似てますね。これもいい演出だと思います。
しかし、このフロドの「Don't be too sad, Sam. You have so much to enjoy and to be, and to do.」という台詞を考えると、やっぱり映画の終わり方明るすぎるような気がしてなりません。ラジオドラマのしずかな終わり方は良いですね・・・
というわけで2回目聴き終ったのが昨日なんですが、いつから聞き始めたのか調べたら、ちょうど昨年の11月5日でした・・・見事に1年かかったんですね(汗)
これから朗読CDを聞き始めるので当分ラジオドラマは聞けないですが、また聞き返したいです。
しばらくかけなかったのでちょっと内容は溜まっちゃいましたが・・・
ブリー村では小馬のビルとちゃんと再会してたのが嬉しいですね~。映画のビルはどうなったのやら・・・かわいそう。(サムがホビット庄に戻った時乗ってたのはビルじゃなかったしなあ)
ホビット庄の掃討はコンパクトにまとめられていて良いと思います。
名乗りを上げるメリーがカッコイイ! でも「ローハンの角笛に集まれ」とか言われても、ホビット庄の人はローハンなんて知らないと思うけど・・・(汗)
しかし、その後のピピンがもっとカッコイイ(笑)ラジオドラマのピピンの声の人いいんですよねえ・・・
最初に聴いた時、なんだか水戸黄門一行のシャーキー退治みたいでどうもなあ・・・と思ったのですが、スクリプト見ながら聴いたら、メリーとピピンがさかんに「バギンズ氏が帰って来たぞ!」と言ってるのですが、フロドは別に偉そうではありませんでした(汗)
でもやっぱり水戸黄門っぽい・・・メリーが助さんでピピンが格さん・・・となるとサムはうっかり八兵衛!? それはいやだ~(汗)
映画の黄金館にやってきたガンダルフ一行も水戸黄門っぽいと思うんですが。ガンダルフが水戸黄門、アラゴルンが助さん、レゴラスが格さん・・・そしたらギムリがうっかり八兵衛!? せめて風車の弥七であってほしい・・・(サムはどう考えても弥七じゃないですな・・・)
話が逸れました(汗)
サルマンの声、クリストファー・リー様に慣れていると物足りないような気がしてしまうのですが、ここに来てなかなかいいなあと思いました。
サルマンがフロドに「あんたは成長したな、小さい人よ」というあたりも良いのですが、その後の「だがわしがあんたに健康と長寿を祈るとは思い設けるな。あんたはそのどちらも与えられぬだろう」という言葉が、サルマンのイスタリとしての力の名残を思わせて好きなんですよね。ここも良かったです。
サムがガラドリエルの贈り物の灰を撒くシーン、の音楽がいいですね~。ロスロリアンの音楽は、映画の民族楽器をふんだんに使った贅沢な音楽に比べて、ピアノやシロフォンのような普通の楽器を駆使した素朴な音楽なんですが、ここにきてその素朴さがいいなあと思いました。ガラドリエルの優しさを感じるようです。
そしていよいよ灰色港に向けて話が続くのですが、このあたりのナレーションが素晴らしいです。静かで物悲しい語り口が、灰色港の悲しみを感じさせて、ナレーションだけでグッと来ます。
しかし、フロドが病に苦しんでいるところ、ちょっとやりすぎかなあという気が・・・(汗)イアン・ホルムのフロドには時々そういうところがあります・・・
イアン・ホルムが歌わないので、最後の詩は朗読です。そこにエルロンドとガラドリエルが声をそろえてエルベレスの詩を朗読して来るのが・・・なんかお経みたい・・・(汗)
エルロンドの声、裂け谷の会議のあたりでは熱くなりすぎ、と思いましたが、静かに喋るとななか良いですね・・・なんで最初からこういう風にしなかったのか。
フロドが西へ行くと知り、「でもおらは行けません」とおろおろするサムがかわいい・・・
灰色港でのわかれ、ラジオドラマではちゃんとビルボがホビットたち全員にお別れを言います。エルロンドもちゃんとメリーやピピンにまで声を掛けます。でもガラドリエルは一言「ナマリエ」のみ(汗)
でも、このあたり、原作ではガンダルフの言葉くらいで、ほとんど台詞もなく進むのですよね。このくらいは膨らませてよいと思います。
フロドとサムの別れの言葉は、原作では灰色港に着く前に言われてますが、ラジオドラマでは最後に持ってきてますね。
ただ、フロドがサムのこれからの人生を予言する言葉-庄長をやりたいだけ勤めるだろうとか、生まれてくる子供たちの名前とか、がなかったのがちょっと残念です。あれは、フロドがエルフのような存在になって行くことを示しているようで印象的だったのですが。(まあ子供の名前はフロドの言葉に従ってつけたのでしょうが(汗))
フロド、感極まって泣くのはどうかと思うんですが・・・(汗)
ホビット庄に戻ったサムがフロドの言葉を思い出すのは映画と似てますね。これもいい演出だと思います。
しかし、このフロドの「Don't be too sad, Sam. You have so much to enjoy and to be, and to do.」という台詞を考えると、やっぱり映画の終わり方明るすぎるような気がしてなりません。ラジオドラマのしずかな終わり方は良いですね・・・
というわけで2回目聴き終ったのが昨日なんですが、いつから聞き始めたのか調べたら、ちょうど昨年の11月5日でした・・・見事に1年かかったんですね(汗)
これから朗読CDを聞き始めるので当分ラジオドラマは聞けないですが、また聞き返したいです。