ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

デスノート The Last Name(ネタバレ)

2006年11月22日 | 映画
観に行く予定ではなかったんですが、テレビで前編を見て、結末が気になるので観に行くことに・・・
タダ券があったのですが、なぜかデスノートは立川でしか見られなかったので、初めて立川で映画観ました。
そうしたら、シネコンなのに朝一番は自由席なんだそうで・・・早く行った意味が(汗)
しかし、どうも自由席の時は早めに入れたらしく、知らずに15分前に行ったらかなら埋まっていて、端の席になってしまいました。
しかも平日なのに子供だらけでびっくり。考えてみたら、この土曜日は学芸会や展覧会だった学校が多かったんですね。
デスノートって子供向けだったんだ・・・と認識を新たにしました。原作の連載も少年ジャンプだったんですよね、そういや。
始まる前はうるさかった子供たちも、映画は静かに見てました。面白い映画は夢中になってみるんですよね。ハリポタもそうだったなあ。
笑うところはえらくウケてたし(笑)
しかし、最後の方の、藤原竜也くんの迫真の演技のあたりは飽きてしまってざわついてました(汗)子供って正直・・・(汗)
そうそう、予告で「ハッピー・フィート」が流れたんですが、(イライジャの出番は全くなしでしたが)子供に大ウケしてました。そうか、ああいうの好きなのね・・・曲はMy Wayなのに・・・(汗)

さて、内容についてですが、基本的にネタバレですが、重大なネタバレには反転文字を使います。
率直な感想は・・・面白かったです。前編よりも面白かったです。
ライトとLの頭脳戦に、どうなるのかハラハラしながら見てしまいました。
ツッコミどころはなくはないですが、大きな破綻はないし、よくできていたと思います。Lが察しが良すぎるとかありましたけどね。
頭脳戦だけでなく、偶然が引き起こす要素も上手く絡んでましたね。ミサミサがライトとLの前に現れたり、お面取っちゃったりとか。
ライトがノートを手放して記憶を失って・・・というあたり、仕組んだつもりが逆にデスノートの仕組みを自ら暴いて行くことになって、これが最後に繋がるんだろうなあと思いつつも、話の展開の上手さに引き込まれてしまいました。
前編から気になっていた、ゲームかアニメにしか見えないCGはもう仕方ないですが・・・
演技が下手な人もちらほらいましたが、今回はメインの人にはいなかったので(大汗)集中して見られたように思います・・・(汗)
前編ではライトに感情移入して見ていましたが、後編はやっぱりLですねえ。
演技では藤原竜也くんの方が全然上手いんですけどね。やはり後編ではライトが完全に悪人になってしまったからですかね・・・前編では、まだ完全に悪人にはなっていないのでは、と思わせるものがあって、その微妙さが良かったのですが。
最後のあたり、その辺で共感させてくれても良かったかなとも思ったのですが、あれはあれでいいかな・・・ライトの死後、ライトのことを想う家族の姿だけで。
やっぱり、彼くらいの演技力がないと、ライトのキャラクターには説得力がなかったかなあと。いいキャスティングだったのではないでしょうか。原作知らないのでイメージなどはわかりませんが・・・
逆にLは、前編では手段を選ばない冷酷な人間、と思わせられましたが、それだけではないというのがだんだんと出てきて、ライトとのイメージの逆転?が上手くできていたと思います。見ていてだんだんLに感情移入していきますよね。(感情移入ではないか・・・)
お面の場面は子供たちにも大ウケでしたね(笑)
そして、最後はLに泣かされてしまったのですよ私・・・無表情なLが見せた笑顔にやられてしまいました。まさか泣くとは思わなかったなあ。
Lの独特の喋り方、あれも最後になって効いてたなあと思います。
・・・結構Lにハマったかも(笑)
そうそう、鹿賀丈史さんがアクションで大活躍でしたね。お父さん頑張る(笑)
見終わった後、何かが残る、というのとはちょっと違うのですが、素直に面白かったし、ほろ苦い終わり方も良かったんじゃないかなーと思いました。
そうそう、最後に出てきた夜神家の最寄の駅、西武線の豊島園駅でしたね。ちょっとびっくりしました(笑)
ユナイテッドシネマとしまえんで見てたらさぞウケただろうなあと思いました(笑)

てなわけで今年見た映画の順位。
1.ナルニア国物語第一章ライオンと魔女 / 2.RENT / 3.僕の大事なコレクション / 4.ロード・オブ・ウォー / 5.フーリガン / 6.トンマッコルへようこそ / 7.ユナイテッド93 / 8.V・フォー・ヴェンデッタ / 9.ローズ・イン・タイドランド / 10.スタンドアップ / 11.シャガール ロシアとロバとその他のものに /12.デスノートThe Last Name /13. ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス /14.キングコング / 15.ハリーポッターと炎のゴブレット / 16.DOOM / 17.サイレントヒル / 18.X-MEN3 /19.プロデューサーズ / 20.トリスタンとイゾルデ / 21.パイレーツ・オブ・カリビアン2デッドマンズ・チェスト / 22.ゲド戦記 /23.アンジェラ / 24.ダ・ヴィンチ・コード / 25.PROMISE / 26.フライトプラン
年内もあと1本の予定です。そろそろ順位について見直そうかな・・・正月に見た映画なんてもう忘れてますしね(汗)
コメント (6)
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TTTサントラ完全盤の感想~ディスク2の途中まで(汗)

2006年11月22日 | 指輪物語&トールキン
世間では「ホビット」の監督の話が話題になっているようですが、それどころではない私(笑)というわけで引き続きTTTサントラ完全盤の感想です。
ようやく最後まで聴きました~。ゴラムの歌ちゃんと入ってました(笑)
しかし、3枚目まで映画に入ってなかった音楽が結構ありますね。「おお、そうだったのか!」と驚いたところもありました。
でも、ちゃんと意識を失わずに聴けたのがディスク2の途中までなので、今日の感想はそこまでで・・・
アラゴルンたちがエドラスを臨む場所に来たところ、CDではハーダンガーフィドルの重音でローハンのテーマを弾いていたのが、映画ではホルンの重奏になってるなーと思ったのですが、完全盤ではフィドルとホルンと両方入ってました・・・あれ? CDでもそうでしたっけ? もしかしたら映画でもフィドル入ってたのに聞えてないだけだったんでしょうか?
エオウィンが歌うセオドレドの葬送の歌、フルバージョン入っているかと期待していましたが、見事に映画そのまんまでしたね・・・(汗)
ゴラムとスメアゴルの葛藤の場面、バックでチムバロンのトレモロがずっと入ってたんですね~。初めて知りました。しかし、映画ではほとんど聞えないのに・・・隠し味もいいとこです(汗)本当に凝りまくってますねえ・・・
こうして聴いてると、意外と出番ないかと思われていたゴラムのイメージ楽器(!?)チムバロン、実は結構使われてたんですね。聞えないのが勿体無いですが・・・
その後の、コントラバスとバスクラリネット、コントラファゴットとチムバロンの不気味ながらもユーモラスな音楽は、やはり映画では使われてなかったそうです。ブックレットを少し読んだら書いてありました。
ホビットの陽気さをグロテスクにした音楽だそうで(汗)ということはやっぱり兎シチューの場面のために作った曲なんでしょうか。あのシーンには合わないように思うので、使われなかったのは正解という気がしますが(汗)
その後のハラドリムの行軍を見る場面、聴いたことがない音楽が混じっているような気が・・・
映画では聞えてなかっただけという可能性もありますが、多分映画と違う曲も入っていると思います。というのは、映画だとオリファント登場の時に流れるメロディが、最初にハラドリムの行軍を見る場面でも流れていて、2回流れるようになっているのですが、完全盤では1回しか流れてないんです。
多分、ハラドリムが出てきた場面には違う曲が流れていて、コントラバスのメロディの音楽はオリファント登場時だけ流れていたのでは。この曲、オリファントのテーマとブックレットに出ていたのですが、本来はオリファント登場のシーンだけに流れる予定だったのが、何らかの理由で2回流れることになってしまったのでは。
イシリアン野伏たちの攻撃が始まるあたり、ファラミアとの遭遇のあたりは、聞えてなかっただけかもしれませんが、耳新しい音楽ですね。意識を失って目が覚めたりすると、「ここどこのシーン?」と思ってしまいます(笑)
「夕星姫」は、シンフォニーを聴きなれてしまうと「こんなゆっくりだったっけ?」と思ってしまいます。しかしいい曲ですよね・・・
裂け谷でのアラゴルンとアルウェンの言い合い?の場面の前あたりの音楽も聴き覚えないんですが、これも多分聞えてなかっただけでしょう。
ワーグの襲撃の場面の音楽はカッコイイですねえ。このシーンは好きじゃないけど(汗)
エオウィンのシーンのところでフィドルが入るのがカッコイイのですが、結構そのあともずっとフィドル弾いてたんですね。聞えてなかっただけで。
角笛城に到着した後、エオウィンがアラゴルンが崖から落ちたと聞いてショックを受ける時に流れるMissingの前に聴いたことのない音楽が・・・聞えてなかっただけかもしれませんが、どうも新たな曲のような。

とまあこんな感じで、結構映画で使われなかった曲が使われてるようです。
聞えてなかっただけだとしても、聴きなれないので新鮮に聴いてられますし。
ディスク3には更に驚きの展開が・・・! (って私だけかもしれないけど(笑))
うーん、やっぱり当分TTT漬けですね。一緒に買ったBattleloreのアルバムを聴くのはいつになるやら・・・
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