ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

なぜかNHKBSアニメを観てます

2009年05月10日 | グイン・サーガ
今シーズンはTVドラマ等全く観ていないのですが(まあもともとあんまり観ないけど・・・)、なぜかNHKBSアニメを2つも観てます。
テレビアニメを毎週見る、ということ自体何年ぶりだ? という感じですが。「十二国記」は集中放送で観たし、「犬夜叉」は最初面白いかと思ったけど原作読み始めたらすぐにつまらなくなって観なくなっちゃったし。(その後原作も挫折しましたが・・・(汗))
でもどっちも録画で観てるんですが。一つは時間早すぎで、もうひとつは遅すぎという・・・
一つはBS2でやってる「グイン・サーガ」。いや原作昔すごい好きだったんで、やっぱ気になりますからねー。(今も読んでますが、すでに根性で読んでいるという感じ・・・(汗))
ミュージカルも観に行ったんだよなあ。色々な意味ですごい代物でしたが(汗)
先に公式サイトで絵柄を見て、なんかすごくアニメっぽいなあ・・・とちょっとガッカリ。特に衣装がファンタジーというよりはいかにもアニメって感じでちょっとなじめない・・・。もうちょっとリアルな衣装にできなかったものか。
グインは結構イメージどおりかなー。アムネリスも。(衣装がキュロット?なのはちょっと・・・)イシュトヴァーンは結構カッコイイかなーと思いましたが、髪の毛長すぎでは・・・(汗)最初見た時びっくりした・・・
あと、レムスの後ろ頭が刈り上がってるのはなんとかならないものか・・・これも動いてるの観て「うわー刈り上がってるー!」とドン引きしました(汗)おかっぱってだけでも引いてたのに。せめて絵柄くらい美少年にして欲しかった・・・刈り上げ王子はないでしょう・・・(汗)
男の子のミニスカもちょっとね・・・(汗)王女様がミニスカなのも変だけど。
で、なんかテレビアニメ観るの自体久々なのでなんとも言えないんですが、なんか絵とかかなり汚いですよね・・・テレビってあんなもの?
演出でも、ここは表情見せるとこでしょ、ってところでロングの静止画みたいになって、もしかして手抜き? と思う場面が多いような・・・(汗)
逆に、目のアップのみ、というのも多いよな・・・(汗)
サントラもどうも馴染めませんね・・・。まあテレビアニメごときで中途半端に生オケとか使ったら、予算の都合上かえって悲しいことになるかもしれないので、あんな感じで良いのかもしれませんが、それにしてもゲームっぽすぎるような。
昔出ていたイメージアルバムとか結構好きだったんですけどねえ。最後にはチェコフィルで録音とかすごいことしてたから、あのレベルでテレビのサントラというのは難しいかもしれませんけど。
そもそもこのアニメ、最初は劇場版とか言ってたと思うので、そのまま劇場版だったらもっとクオリティは高かったかもなあ、と思ったりもしました・・・
あと、脚本がね~。なんかツッコミどころ満載で、毎回唖然としたり爆笑したり・・・ですよ(汗)
ヴァーノン伯爵とかあんな化け物だったっけ? というのもありますが(仮面してた理由が意味不明なままだったし・・・)、2,3話で一番ウケたのはオリジナルキャラクターのスタフォロス城の剣客ですねー。あんだけ引っ張っておいて出番あれだけかよ! という。あんな死に方ではオロも浮かばれないよ・・・お国のためにも戦ってないじゃん。
あ、一話のナリスの登場と退場もかなり笑いましたが(汗)普通死ぬよな、あんなに落下したら・・・(汗)
あと、4話でスニが一言二言喋ったセム語を翻訳するグイン。絶対そんなに長く喋ってないよ! 一体何を訳したんだ? 実はテレパシーなんじゃあ? とここも唖然としましたねえ。
マルス伯もあんな怪力のおっさんだったっけ・・・?
そもそも、全体的な作品の雰囲気もなんか違うような気が。スタフォロス城のエピソードって、原作ではちょっとゴシックホラー的な雰囲気が漂ってたと思うんですが、なんかSFっぽかったよな・・・(汗)
グールとの戦いを、いみじくも「ゲゲゲの鬼太郎みたい」と感想書いてる人もみかけましたが・・・(汗)
とまあ、なんか今イチ面白くないな・・・というところなんですが、唯一声優さんの声はほとんどイメージどおりで、良いんですよね。なんかラジオドラマにした方がいいんじゃ、とか思ったりして(大汗)
グインの声は、最初は無理して声低くしてるような気がしましたが、回を重ねるにつれてイメージぴったりになって来ました。
アムネリスの声がカッコイイですねえ。アムネリスはミュージカルでも元宝塚の人がやっててカッコ良かったんだよなあ。
レムスの声、女性がやってるのかと思ったら、れっきとした成人男性なんですねー。ちょっとびっくりしました。
あと、イシュトヴァーンの声が、滑舌良すぎるというか、端正すぎるような気がするんですが、そんなに気になるほどではないかな。
そうそう、実は一番ショックだったのが、「グイン」のイントネーションでした。今まで私は「グ」が一番高く、下に下りていく感じで発音してたんですが、アニメ見てたら「イ」で上がってンでまた下がるイントネーションだったんですね・・・
まあ確かに「グイン・サーガ」と続ける時には私も「イン」が高くなるように発音してはいましたが・・・
実はミュージカルではグイン・サーガなのにグインが出てこなかったので、今頃になってこんなショックを受けるはめに。
でも、今まで周囲でグイン読んでる人そこそこいたけど、特にイントネーションの違いを感じたことはなかったけどなあ・・・
しかし、私は原作も知ってるので、ツッコミながら別の意味で楽しく???観ていますが、これって原作知らない人が見て面白いと思うものなのかなあ・・・
あ、余談ですが、今日本屋に並んでいる、アニメのキャラクターが表紙の新装版の小説を見てたら、なんか観たことないキャラクターが表紙の巻が・・・
誰これ? と思ってよくよく観たら、もしかしてこれってマリウス・・・?
公式サイトにもまだ絵出てないのにマリウス・・・というかキャラクター相関図に名前すら出てないんですけど(汗)

もう一つのアニメは、BSハイビジョンでやってるスターウォーズ・クローンウォーズ。
映画の続きはテレビシリーズで、というのは聞いてましたが、まさかこんなに早く日本でもやるとは・・・びっくりです。
実写しか見てない人はあの絵柄で引くらしいですが、フィルムアニメの洗礼を受けていると「随分カッコ良くなったじゃん」と思えてしまうという・・・(笑)
テレビシリーズながら、CGアニメというのもあるのかもしれませんが、絵のクオリティも高いし、グインとは随分違うな・・・という印象ですね(汗)さすがアメリカ、かなあ。
内容的には、映画と同じように、お子様向けSWという感じなんですが、私は結構好きです(笑)
アソーカかわいいし。なんだかんだやっぱり主人公はアナキンという感じで、アソーカの目を通して新しいアナキン像が描かれている感もあります。なんてうがちすぎかな(笑)
ただ、アナキンに重点が置かれている分、アソーカが結構優等生っぽくなっているのが映画に比べてやや物足りない気もしますが。
このシリーズ、バトルドロイドが結構おかしいんですよね。オビ=ワンの戦いぶりを見ていて「メッチャ強いっすねー」なんて言ってグリーヴァスにぶっ飛ばされたりとか(笑)
この辺の翻訳も結構好きですね。アソーカがアナキンのこと「Sky Guy」って呼ぶのを「スカぴょん」って訳したり。スカぴょんなんて言われたらさすがに怒るよなあ(笑)
クローン兵たちが主人公の話があって、声優さんが一人で何役もやってるチープ感もたまらなかったです(笑)そういやドロイドの声も一人でやってるんだった。
サントラは映画と同じ人がやってるようですが、映画ではジョン・ウィリアムズのイメージからむしろ離れて、民族音楽みたいな雰囲気でなかなか面白いサントラだったのですが、テレビシリーズでは結構普通ですねー。唯一テーマ曲のアレンジが映画そのままで面白いなーと思う程度で。やっぱりテレビシリーズだと映画ほど凝ったサントラにはできないんでしょうかね。
でも、グインよりはよっぽどいいと思うんだけど・・・比べるほうが間違ってるのかなあ?

とまあそんな訳で、当分はこの2本は観て行くつもりです。
グインはこれから果たして面白くなるのでしょうか?(爆)
クローンウォーズは、EP3にどうやってつながるのか。というかどこまでやるのかな。アソーカはなんでEP3に出てこないことになるのか、それがちょっと気になるところです。
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太魯閣渓谷その5 慈母橋周辺

2009年05月10日 | 旅行
間が空きすぎで前回の続きと言われても・・・な台湾旅行記です(汗)
さて、どんどん下っていくと、慈母橋という橋にやって来ます。
その昔、この橋の建設の?工事中の息子にお弁当を届けようとした母親が、台風だかの大水に巻き込まれ、母子ともども命を落とした、という言われのある橋なんだそうです。このエピソードを聞いた蒋介石が慈母橋と名付けたのだそうな。
(でも橋の写真撮ってなかったりして・・・)
このあたりまで来ると渓谷もぐっと深くなり、景観も面白くなってきます。
トップの写真は慈母橋近くの展望用のあずま屋。


岩の形が面白い~


角を曲がると更なる奇観が・・・


このあたりを見ていて、なんかLotR映画のアンドゥインみたいだなーと。
思わず頭の中はFotRのサントラ「大河」が流れていたりして・・・(笑)(アルゴナスの像が出てくるあたりね(笑))
いやでも、台湾の人はあの映画観て「太魯閣みたいだなー」とか思ったかも?
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ラ・マンチャの男

2009年05月10日 | ミュージカル・演劇
大阪まで見に行って参りました・・・
前回の東京公演を見た時、「アルドンサが変わるかサンチョが駒田一さんになるかするまではもう見に行かない」とか言ってたら、次の公演でもう駒田さんがサンチョ昇格とは・・・!(汗)
東京で見られるのはまだ大分先になりそうだったので、思い切って大阪まで行ってきてしまいました。
シアターBRAVA!は初めてでしたが、割と客席がコンパクトで、後ろの方の席からもそんなに舞台が遠くないのはいいですね。
ただ、客席の傾斜が少ないので、ちょっと前の人の頭が邪魔かなあ。ちゃんと互い違いに配置されているのでまだそこまで観にくくはなかったけれど。
駒田さんのサンチョ、歌がうまいサンチョというのはちょっと感動だなあ・・・長年の夢だったので(汗)まあ韓国版で一足お先に歌がうまいサンチョは観てましたけど。
ただ、今までやってらした佐藤輝さんや韓国版の人に比べると、「出てきただけで笑える、かわいい」という感じではなかったかな。
お腹にホビット並みの詰め物とかしてたんですけどねえ。中途半端にカッコイイ感じが残っちゃってたというか。このあたりは元々のキャラクターが違うので、不利と言えば不利かなーとは思いますが。
しかし、駒田さんが歌うの聴いてたら、サンチョの歌結構音も高いし、難しいですね・・・今までどうやって歌ってたんだろう(汗)
また公演を重ねると違って来ると思うので、次にまた東京公演をやる時にはぜひまた観たいと思います。
駒田さんがやってたロバがかわいくて好きだったんだよなあ。今回のロバもかわいかったですけどね。
今回の演出、多分東京公演と変わってないと思うのですが、なぜかカラスコ役の人や神父様の印象が強かったです。キャストも同じなんだけどな・・・韓国版の印象が薄れてきたからかな?(汗)
キャストの中で一番よかったのは上條恒彦さんかな。一時体調不良で違う人がキャスティングされていたことがあって、もう降りちゃうのかな、と思ったこともありますが、やっぱり牢名主は上條さんがいいですねえ。
荒井洸子さんもパワー落ちないよなあ。ほかの方でベテランの方は、ちょっと年齢を感じさせるようになってるけれど(汗)
私は結構アントニアの演技に注目してるのですが、月影瞳さんのアントニアは、ラストの方ずっと硬い表情なのが、複雑な感情を感じさせて面白いなーと思いました。
人によっては(松本紀穂さんとか)最後キハーナの死を純粋に悲しんでいてカラスコを責めている感じの時もありますが、個人的にはこっちの解釈の方が好きですね。
しかし、今回もぜんぜん泣けませんでした。いや、キハーナの「それではあれは夢ではなかったのか」だけちょっと心を動かされましたが。
やっぱりアルドンサがだめだなー私は。あのアルドンサしか観てないならああいうものかと思うかもしれませんが、他のアルドンサで感動した経験があるからなあ。鳳蘭さんもキム・ソニョンさんも、ラストはさんざん泣かせてくれたものですが・・・
なんか韓国版がとても観たくなってしまいました・・・(汗)
でもまあ、駒田サンチョはまた観たいので、今度東京でやることになったらまた行くと思います。
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