ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

LotRサントラの浸透度?

2006年08月26日 | 指輪物語&トールキン
先日話題の(問題の?(汗))「ゲド戦記」を観て来ましたが(感想は映画カテゴリーで後ほど)、サントラで時々合唱とオーケストラを使っているところが出てくると「LotRみたい」と思ってしまいました。
これ、私だけのことではないようで、ネット上でもちらほらそういう感想を見ますね。サントラがところどころLotRみたいだったという。
ハワード・ショアのLotRサントラ、見ていても映像の邪魔をしなくてあまり印象に残らない、ジョン・ウィリアムズなどのサントラに比べて地味なサントラ、と思っていましたし、アカデミー賞獲ったわりにはそんなにサントラも世間に浸透してないなあと思っていました。
むしろアカデミー賞獲ってないけれど、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の1作目のサントラの方がよく使われるし、世間的には浸透しているように思います。
私自身、FotRを最初に見た時、サントラの記憶はホビット庄近辺以外全くなかったんですよ。「指輪は南へ」も「一行の離散」も全く記憶になし(汗)それくらい印象に残りにくい地味なサントラだと思ってました。
それなのに、いつの間にかじわじわとLotRサントラも世間に浸透して行っているということでしょうか。
あまり映画のサントラには詳しくないのですが、合唱+フルオーケストラというのはLotRが初めて使った手法ではなかろうと思うのですが・・・でもやはりそんなに多くはないのでしょうか。フルオーケストラに大人数の合唱を揃えるにはかなりの予算が必要でしょうし。
にもかかわらず、合唱とオーケストラの音楽を聴くと「LotRみたい」と思うようになってしまいました。どうやらそれも私だけではないらしい、というのが「ゲド戦記」のおかげでわかりました。
まあ多数派ではないでしょうが。1回映画観た程度の人はやはりそんなにLotRのサントラの印象は覚えてないと思われますので・・・
しかし、余計なお世話なんですが、LotRサントラが有名になったことで、ショアも仕事やりにくくなってないかなあと。
今までも多数の映画音楽を手がけて来ているショアですが、自身のサントラがこんなにメジャーになったのは初めてじゃないかと思うので・・・
残念ながら「キングコング」のサントラは聞くことができませんでしたが、「ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス」のサントラは妙にLotRを連想させるものでしたし、韓国のゲーム音楽「SUN」のサントラも同じファンタジーということもあってかなりLotRを連想させるものでした。
「アヴィエイター」とかは全然そんなことなかったんですが。作品にもよるかもしれませんが、クローネンバーグ作品までLotRに似てると思えてしまうのでは・・・
今後LotRサントラの印象をどの程度払拭できますかねえ。って本当に余計なお世話なんですが(汗)
まあとにかく今は10月下旬発売らしいTTT完全盤サントラが楽しみです。
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