今日はもしかして映画カテゴリーでいいかも、な内容になるかもなんですが・・・
11日に四季の「エビータ」を観てきました。
何年も前に川口リリアで観たのが最後だったのですが、当時よりはずっと良かったですね。
エビータの井上智恵さんは、芸大出身ながら「ブエノスアイレス」のようなラテンノリナンバーも力強くこなしていて良かったです。昔見た時は、ノリ切れてないラテンナンバーがかなり悲しかった・・・「こんにちはー! ブエノスアイレス」とか、なんかがっくり、という感じで・・・(汗)今回はそれがなかったので良かったです、本当に。
でも、シルビア・グラブとかに歌わせたら最高だろうなあ「ブエノスアイレス」、なんて思ってしまいました(汗)
芝さんのチェは相変わらず上手かったですが、なんか踊りも上手くなったなーと。前回見た時は「チェの踊りヘン・・・」とか思ったのですが(大汗)今回は全く思いませんでした。スマートになられたせいもあるのかも?
そして、下村さんのペロンが大変良かったです。前回は今井清隆さんだったんですが、なんだかかわいそうなペロン・・・ではあったんですが、下村さんのどこか冷たさを孕んだペロンの方が説得力はありましたねえ。(なんだかかわいそうな今井ファントムは大好きでしたが(笑))
舞台装置も、秋劇場の天井が高い舞台に装置がとても映えていて、素晴らしかったです。
そして、やっぱり「エビータ」は音楽が最高! なんですが・・・テープ演奏は辛いところですね(汗)しかもなんであんな変な演奏・・・(汗)「ジーザス・クライスト-」もそうなんですけど。
私はロイド=ウェーバー作品の中で曲が一番好きなのが「エビータ」なので、あのテープ演奏にはどうしても納得行かないです。「ソング&ダンス」なんかで生演奏でやったら「ジーザス」もカッコよかったんですから、生演奏になればもうちょっとなんとかなると思うのですが・・・
実は私の「エビータ」との出会いは映画でした。マドンナ主演の。
何で見に行ったのか忘れたんですが(汗)冒頭の葬儀の場面からダラダラ泣いてしまったのを覚えています(笑)
舞台よりも映画の演出が好きですねえ。バックの演奏もちゃんとしてるし。ラテンはラテン、ロックはロックになってるんですもん、ちゃんと!
映画の方がわかりやすい解釈になっているかなあとも思います。冒頭のエバの葬儀の場面に、エバの父親の葬儀の場面を挿入したりして、エバが権力を求めたのは「愛の欠如」によるものだったんだなあと読み取れるような感じになってました。
ペロンとの関係も舞台とはちょっと違っていたように思います。映画のペロンはエバを愛していた、そしてエバも・・・と感じさせる場面もありましたからね。映画のために書き下ろされた「You must Love Me」という曲がそれなんですが。(確かゴールデングローブで主題歌賞を獲ってたはず)
最後の場面も、舞台ではちょっと難解な感じですが、映画ではペロンが離れて見ている中でチェが棺の中のエバにキスするところがあったりと、なかなか良かったとおもいます。
マドンナも役に入り込んだ熱演で、素直に感動できましたし。ものすごく上手い歌ではないけど(汗)吹き替えだから問題ないし、むしろ「ブエノスアイレス」みたいなナンバーはポップス系の人が歌った方が向いてたと思いますね。
でもとにかく、私が惹かれたのは「エビータ」の音楽でした。映画のサントラも2枚組みの買って持ってます。今はマドンナの「エビータ」が私のへヴィローテーションです(笑)
最初の葬儀の場面でフルオーケストラで壮大に流れるメロディが一番好きですね。最後の方でエバの最後の歌として出てきますが、エバの無念さがひしひしと伝わって来るというか・・・とにかく素晴らしい曲だと思います。
ところどころ入るコーラスもとても好きでして。
だいたい、音楽のジャンルがクロスオーバーしている作品って、それだけで喜んでしまう私なのですが、さすがロイド=ウェーバーというか、クラシカル(?)な曲もロックもラテンも見事に取り込んだこの「エビータ」の音楽、私は大好きです。転調と不響和音も好き(笑)
「オペラ座の怪人」や「キャッツ」は、凝りすぎるのをやめてシンプルかつキャッチーを敢えて狙った路線なのかなあと思うのですが、私は「ジーザス」や「エビータ」が好きですねえ。
ちなみに妹はもっと進化した(?)「アスペクツ・オブ・ラブ」の音楽がロイド=ウェーバーではベストと言ってましたが。
そう言えば、映画の「オペラ座の怪人」、「エビータ」でチェをやっていたアントニオ・バンデラスがファントムをやる予定?だとか当時聞いていたのを思い出しましたが、いつの間にやら変わってしまったんですねえ。
「オペラ座の怪人」の映画は今週末に行く予定ですが。
11日に四季の「エビータ」を観てきました。
何年も前に川口リリアで観たのが最後だったのですが、当時よりはずっと良かったですね。
エビータの井上智恵さんは、芸大出身ながら「ブエノスアイレス」のようなラテンノリナンバーも力強くこなしていて良かったです。昔見た時は、ノリ切れてないラテンナンバーがかなり悲しかった・・・「こんにちはー! ブエノスアイレス」とか、なんかがっくり、という感じで・・・(汗)今回はそれがなかったので良かったです、本当に。
でも、シルビア・グラブとかに歌わせたら最高だろうなあ「ブエノスアイレス」、なんて思ってしまいました(汗)
芝さんのチェは相変わらず上手かったですが、なんか踊りも上手くなったなーと。前回見た時は「チェの踊りヘン・・・」とか思ったのですが(大汗)今回は全く思いませんでした。スマートになられたせいもあるのかも?
そして、下村さんのペロンが大変良かったです。前回は今井清隆さんだったんですが、なんだかかわいそうなペロン・・・ではあったんですが、下村さんのどこか冷たさを孕んだペロンの方が説得力はありましたねえ。(なんだかかわいそうな今井ファントムは大好きでしたが(笑))
舞台装置も、秋劇場の天井が高い舞台に装置がとても映えていて、素晴らしかったです。
そして、やっぱり「エビータ」は音楽が最高! なんですが・・・テープ演奏は辛いところですね(汗)しかもなんであんな変な演奏・・・(汗)「ジーザス・クライスト-」もそうなんですけど。
私はロイド=ウェーバー作品の中で曲が一番好きなのが「エビータ」なので、あのテープ演奏にはどうしても納得行かないです。「ソング&ダンス」なんかで生演奏でやったら「ジーザス」もカッコよかったんですから、生演奏になればもうちょっとなんとかなると思うのですが・・・
実は私の「エビータ」との出会いは映画でした。マドンナ主演の。
何で見に行ったのか忘れたんですが(汗)冒頭の葬儀の場面からダラダラ泣いてしまったのを覚えています(笑)
舞台よりも映画の演出が好きですねえ。バックの演奏もちゃんとしてるし。ラテンはラテン、ロックはロックになってるんですもん、ちゃんと!
映画の方がわかりやすい解釈になっているかなあとも思います。冒頭のエバの葬儀の場面に、エバの父親の葬儀の場面を挿入したりして、エバが権力を求めたのは「愛の欠如」によるものだったんだなあと読み取れるような感じになってました。
ペロンとの関係も舞台とはちょっと違っていたように思います。映画のペロンはエバを愛していた、そしてエバも・・・と感じさせる場面もありましたからね。映画のために書き下ろされた「You must Love Me」という曲がそれなんですが。(確かゴールデングローブで主題歌賞を獲ってたはず)
最後の場面も、舞台ではちょっと難解な感じですが、映画ではペロンが離れて見ている中でチェが棺の中のエバにキスするところがあったりと、なかなか良かったとおもいます。
マドンナも役に入り込んだ熱演で、素直に感動できましたし。ものすごく上手い歌ではないけど(汗)吹き替えだから問題ないし、むしろ「ブエノスアイレス」みたいなナンバーはポップス系の人が歌った方が向いてたと思いますね。
でもとにかく、私が惹かれたのは「エビータ」の音楽でした。映画のサントラも2枚組みの買って持ってます。今はマドンナの「エビータ」が私のへヴィローテーションです(笑)
最初の葬儀の場面でフルオーケストラで壮大に流れるメロディが一番好きですね。最後の方でエバの最後の歌として出てきますが、エバの無念さがひしひしと伝わって来るというか・・・とにかく素晴らしい曲だと思います。
ところどころ入るコーラスもとても好きでして。
だいたい、音楽のジャンルがクロスオーバーしている作品って、それだけで喜んでしまう私なのですが、さすがロイド=ウェーバーというか、クラシカル(?)な曲もロックもラテンも見事に取り込んだこの「エビータ」の音楽、私は大好きです。転調と不響和音も好き(笑)
「オペラ座の怪人」や「キャッツ」は、凝りすぎるのをやめてシンプルかつキャッチーを敢えて狙った路線なのかなあと思うのですが、私は「ジーザス」や「エビータ」が好きですねえ。
ちなみに妹はもっと進化した(?)「アスペクツ・オブ・ラブ」の音楽がロイド=ウェーバーではベストと言ってましたが。
そう言えば、映画の「オペラ座の怪人」、「エビータ」でチェをやっていたアントニオ・バンデラスがファントムをやる予定?だとか当時聞いていたのを思い出しましたが、いつの間にやら変わってしまったんですねえ。
「オペラ座の怪人」の映画は今週末に行く予定ですが。