ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

エビータ

2005年02月15日 | ミュージカル・演劇
今日はもしかして映画カテゴリーでいいかも、な内容になるかもなんですが・・・
11日に四季の「エビータ」を観てきました。
何年も前に川口リリアで観たのが最後だったのですが、当時よりはずっと良かったですね。
エビータの井上智恵さんは、芸大出身ながら「ブエノスアイレス」のようなラテンノリナンバーも力強くこなしていて良かったです。昔見た時は、ノリ切れてないラテンナンバーがかなり悲しかった・・・「こんにちはー! ブエノスアイレス」とか、なんかがっくり、という感じで・・・(汗)今回はそれがなかったので良かったです、本当に。
でも、シルビア・グラブとかに歌わせたら最高だろうなあ「ブエノスアイレス」、なんて思ってしまいました(汗)
芝さんのチェは相変わらず上手かったですが、なんか踊りも上手くなったなーと。前回見た時は「チェの踊りヘン・・・」とか思ったのですが(大汗)今回は全く思いませんでした。スマートになられたせいもあるのかも?
そして、下村さんのペロンが大変良かったです。前回は今井清隆さんだったんですが、なんだかかわいそうなペロン・・・ではあったんですが、下村さんのどこか冷たさを孕んだペロンの方が説得力はありましたねえ。(なんだかかわいそうな今井ファントムは大好きでしたが(笑))
舞台装置も、秋劇場の天井が高い舞台に装置がとても映えていて、素晴らしかったです。
そして、やっぱり「エビータ」は音楽が最高! なんですが・・・テープ演奏は辛いところですね(汗)しかもなんであんな変な演奏・・・(汗)「ジーザス・クライスト-」もそうなんですけど。
私はロイド=ウェーバー作品の中で曲が一番好きなのが「エビータ」なので、あのテープ演奏にはどうしても納得行かないです。「ソング&ダンス」なんかで生演奏でやったら「ジーザス」もカッコよかったんですから、生演奏になればもうちょっとなんとかなると思うのですが・・・

実は私の「エビータ」との出会いは映画でした。マドンナ主演の。
何で見に行ったのか忘れたんですが(汗)冒頭の葬儀の場面からダラダラ泣いてしまったのを覚えています(笑)
舞台よりも映画の演出が好きですねえ。バックの演奏もちゃんとしてるし。ラテンはラテン、ロックはロックになってるんですもん、ちゃんと!
映画の方がわかりやすい解釈になっているかなあとも思います。冒頭のエバの葬儀の場面に、エバの父親の葬儀の場面を挿入したりして、エバが権力を求めたのは「愛の欠如」によるものだったんだなあと読み取れるような感じになってました。
ペロンとの関係も舞台とはちょっと違っていたように思います。映画のペロンはエバを愛していた、そしてエバも・・・と感じさせる場面もありましたからね。映画のために書き下ろされた「You must Love Me」という曲がそれなんですが。(確かゴールデングローブで主題歌賞を獲ってたはず)
最後の場面も、舞台ではちょっと難解な感じですが、映画ではペロンが離れて見ている中でチェが棺の中のエバにキスするところがあったりと、なかなか良かったとおもいます。
マドンナも役に入り込んだ熱演で、素直に感動できましたし。ものすごく上手い歌ではないけど(汗)吹き替えだから問題ないし、むしろ「ブエノスアイレス」みたいなナンバーはポップス系の人が歌った方が向いてたと思いますね。

でもとにかく、私が惹かれたのは「エビータ」の音楽でした。映画のサントラも2枚組みの買って持ってます。今はマドンナの「エビータ」が私のへヴィローテーションです(笑)
最初の葬儀の場面でフルオーケストラで壮大に流れるメロディが一番好きですね。最後の方でエバの最後の歌として出てきますが、エバの無念さがひしひしと伝わって来るというか・・・とにかく素晴らしい曲だと思います。
ところどころ入るコーラスもとても好きでして。
だいたい、音楽のジャンルがクロスオーバーしている作品って、それだけで喜んでしまう私なのですが、さすがロイド=ウェーバーというか、クラシカル(?)な曲もロックもラテンも見事に取り込んだこの「エビータ」の音楽、私は大好きです。転調と不響和音も好き(笑)
「オペラ座の怪人」や「キャッツ」は、凝りすぎるのをやめてシンプルかつキャッチーを敢えて狙った路線なのかなあと思うのですが、私は「ジーザス」や「エビータ」が好きですねえ。
ちなみに妹はもっと進化した(?)「アスペクツ・オブ・ラブ」の音楽がロイド=ウェーバーではベストと言ってましたが。

そう言えば、映画の「オペラ座の怪人」、「エビータ」でチェをやっていたアントニオ・バンデラスがファントムをやる予定?だとか当時聞いていたのを思い出しましたが、いつの間にやら変わってしまったんですねえ。
「オペラ座の怪人」の映画は今週末に行く予定ですが。
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RotKグラミー賞受賞とTTT SEE鑑賞とSEE特典映像

2005年02月15日 | 指輪物語&トールキン
しばらくお休みしてしまったので話題が溜まってますが(汗)
まずは、グラミー賞のサントラ部門、RotKが受賞したそうです! おめでとう~!
3部作全てのサントラが受賞したのはグラミー賞だけなんじゃないでしょうかね。TTTが受賞した時点で3冠間違いなし、と思ってましたけど。
もしかしたら主題歌賞かなんかも獲ってるかもしれませんが、英語の記事読む気力がなく不明・・・(汗)

日曜にはTTT SEE上映に行って来ました。
相変わらず空いてましたねえ・・・(汗)寒い中並ばないでいいのは助かりますが。
しかしTTT SEEは長いですよね、ホント。追加シーンは好きなものが多いながら、一本の映画としては・・・かなりダレます(汗)
睡眠不足も祟って、後半なんども意識を失ってしまった(汗)城壁でギムリの「見えない」発言に微笑むレゴラスとか、メリーの「それがあんたたちの決断!?」(吹き替え仕様)とか、木の鬚の「南へ行くのは好きなんじゃ」とか見逃してしまった・・・(大汗)
それでもやっぱりTTT前半はRotKよりもずっと好きだなあと思ったりするのでした。ガンダルフとの再会、飛蔭登場、エント女の歌、ガンダルフとアラゴルンの会話と、このあたりのシーンとっても好きなんですよね。
ゴラムもかわいかったしさ・・・(溜息)
RotK SEEを見た後ならではのものとしては、ファラミアのキャラクターがつながったかなーと思ったりして。追加シーンのハラドリムの若者の死体を見て言う台詞、とてもしっくりしていたように思いました。TTTだけだと唐突だとか言われてましたけど・・・
エオウィンのキャラクターもなんだか映画として受け取れるようになったみたいです。原作よりももっと心優しくて女らしくてかわいいエオウィンとして。シチューの場面も大分馴れましたね(笑)
しかし、ガンダルフはTTTが一番カッコイイなあ、と思ってしまいました。RotKではデネソールのことボロクソに言ってくれたり、アングマールの魔王に負けたり、アラゴルンに説得されたりと(汗)ちょっとイメージダウンなところがありますからねえ・・・
そうそう、RotKのティンバッジでようやくメリピピが出ました! これでティンバッジ地獄からようやく開放されました(笑)しかしこの日一日でギムリのバッジ3個も出てしまいました。他にも3個持ってるのに・・・(笑)
終了後はまたしてもミニオフ会を、今回は短めに(笑)3時間ほどやりました。色々お話できて楽しかったです。参加してくださった方々ありがとうございました!

SEE特典映像はまだはかばかしく進んでいないのですが、「中つ国を奏でる」を見ましたよ。
ソロヴォーカルの話が中心で、マニアックな話題はあまりなかったですが、色々と新事実もわかって収穫ありでした。
まずはピピンの歌、あの歌詞を選んだのが誰なのか気になっていたのですが、どうやらフィリッパ・ボウエンズが選んだみたいですね。
しかし、ビリーが歌うことになったきっかけがカラオケとは・・・(汗)しっかり英語で「KARAOKE」と言っていたのがなんだか面白かったです(笑)
そして、ピピンが生で歌ってる映像が! これは美味しかった!
本番テイクとは違ってたみたいなのがまたレアな感じで良かったです(笑)
それから、アルウェンの歌ですが、とてもいい曲で好きだし(オケのアレンジがとても好きです)、リヴも上手いのですが、ちょっとエルフのイメージじゃないよなあと。だから、アルウェンの場面でなくエオウィンの場面で使われることになったのはかえって良かったんじゃないかなあと思いました。
「夕星姫」の美しいメロディのおかげでアルウェンのイメージ大分救われてたんだなあと思ったりも(汗)
なんだか「アラゴルンへの愛という点でアルウェンとエオウィンはつながる」とか色々言ってましたが、そんなの無理にこじつけんでいいのに、と思ってしまいました。
別にエオウィンとファラミアの歌と解釈できなくもないし。(それは苦しいかな?(汗))

さて、今日からまた特典映像とコメンタリーに挑戦したいとこなんですが、図書館から「ハリポタ」5巻の下が届いてしまったので、またお預けかも・・・(汗)
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SEE特典映像その2 衣装の話

2005年02月10日 | 指輪物語&トールキン
昨日は時間が中途半端だったので、本編ディスクの隠し映像と、特典映像は衣装の話を観ました。
隠し映像、ディスク1の方はドミニク・モナハンの芸達者ぶりに感動(笑)やっぱり役者なんですねえ。
しかし、ドミニクの正体に気がつかないながらも爆笑していたイライジャも面白かった(笑)
字幕ではドミニクの台詞がオカマっぽく訳されてましたが、あれってああいう喋り方だったんでしょうか? なかなか面白い訳しかただなあと思いました。本編の字幕より素晴らしい???(笑)
ディスク2の方は、PJの素人っぽさがちょっとつまんなかったかな・・・(汗)いや、でもなかなか楽しめましたけど。

で、特典映像の衣装のお話。
RotKの衣装はとても好きなものが多いので、ワクワクして見ました。ホビッツの帰還の衣装とか、メリピピの騎士姿なんかがじっくり見られて大満足です! サム、あんな服着てたのか~。全然映ってなくって勿体無い・・・
勿体無いといえば、エオウィンの黄金館の宴でのドレス、あんな素敵なものだったなんて! 「プレミアを見て顔しか映ってなくて愕然とした」というナイラ・ディクソンの発言には笑っちゃいましたけど、お気の毒・・・(汗)
TTTで衣装の特典映像がなかったのが残念だったのですが、その分エオウィンの衣装はTTTからまとめてやってくれて良かったです。TTTで最初に来ていたドレス、茶色かと思っていたら、深緑だったんですね。実物見た方が素敵そう・・・
公式のLotR展すらやっていない日本ですが、三部作全ての衣装を網羅した衣装展やってくれればいいのに・・・と切に願います・・・
衣装の話はいくら見ていても飽きないのですが、結構短いんですよね。とても残念・・・
その後は、デザインギャラリーでホビッツやエオウィン、ファラミアなどの衣装を見ました。皆、服の下は結構ヘンなシャツだったりするのは笑えましたが(汗)
エオウィンがファラミアと一緒の場面で羽織っているの、やっぱりフィンドゥイラスのローブですよねえ。そういうさり気ない原作へのこだわりは嬉しかったりして。
ところで、衣装デザインのナイラ・ディクソンですが、RotKでカメオ出演していませんかね? あまり聞かないんですが・・・
いや、戴冠式でアラゴルンとアルウェンがホビットたちの前に来た時(お辞儀するときも)二人の後ろの方にいるエルフの年配の女性?がナイラ・ディクソンに似てるなあと前々から思ってたんですが・・・私の気のせいでしょうか。
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SEE特典映像その2(SEE本編ネタバレちょこっとあり)

2005年02月09日 | 指輪物語&トールキン
昨日はやっと特典映像2個目を観ました。噂の(笑)「原作から脚本へ」です。
いやー、話には聞いていましたが、すごいことしてたんですねえ(笑)
まず、話を時系列に沿って並べ替えたという話は、まあ納得できるかな、と思いました。TTTの時点では「話入りきるの?」ととても心配でしたが、そういう意味ではあれだけ詰め込んだにもかかわらず上手くまとめていたと思います。問題があるのはそれ以前の段階だと思いますし・・・(汗)
「ホビット庄の掃蕩」がカットなのもわかるなあと思います。色々と残念なところはありますが。サルマンの最期も、「ホビット庄の掃蕩」になぞらえたものになってましたしね。
でも、レゴラスがホビット村の住人の変わりになっちゃうのってどうなんでしょうか・・・(汗)やっぱり一般ロヒアリム連れて来るべきだったのでは・・・いやレゴラスしかあの芸当はできないか・・・
で、問題の「家へ帰れ」の場面ですが・・・(汗)先に話は聞いていたのですが、いやーそんなギリギリであのバージョンになっていたとは・・・(汗)残念ながら吹き替えではその変更の意図を汲み取ってくれてなかったですけど・・・
「フロドが一人で洞窟に入った方がいい」という意見はわからないでもないんですよ。でも、フロドを一人にする方法は他にいくらでもあったと思うし・・・(汗)
あの場面、フロドとサムも問題だけれど、私はゴラムがもっと問題だと思うのです。フロドが指輪に惑わされる様を表したいとか、フロドを一人で洞窟に入れたいとか、そういう意図のためにゴラムのキャラクターや役割が改変されちゃったわけですよね。
だからやっぱり私はあの場面は許せないんですけど・・・
そして滅びのき裂の場面、最初は突き落としてたんですか~!! もう「・・・・・・」でしたよ(汗)
あれも、ギリギリ直前で撮りなおしたのですね。危ないところだった・・・(汗)
というか、「家へ帰れ」もそうですが、もしかしたらもっと時間に余裕があったら、もっと原作に近い形に撮りなおしてくれてたかもしれないですよね・・・
滅びのき裂の場面のPJのコメントで、「フロドがゴラムを殺さなかったからこそ(こんな言い方ではなかったと思いますが(汗))指輪が捨てられたんだ」と言っているのを読んで、「・・・わかってんじゃん・・・」と複雑な心境でした(汗)
いや、わかっているのかどうか微妙な気もしますが(汗)とにかく、わかっていたとしても、PJは「ゴラムに対する『情け』のおかげで指輪を捨てることができた」ということにそんなに思い入れはないんだなあと思ってしまいましたよ。
フロドが「能動的になる」ことについて、フィリッパ・ボウエンズとフラン・ウォルシュは疑問だった、というコメントにもちょっとホッとしました。でも、疑問に思うなら止めて欲しかったな~(汗)やっぱり監督の意見は絶対なんでしょうか・・・
ただ、フロドががけからぶら下がる必要があった、という話にはうなずいてしまいました。確かにあの場面は意外に良かったですから。フロドの悔い(?)の表情が素晴らしいです。それを思えば、その前の微妙な展開(汗)も許せる・・・わけではないんですが(汗)
そして、以前から噂には聞いていた「サウロン実体化」の事実も目の当たりに(汗)いやー実現しなくて良かった・・・(「美しいサウロン」の映像はちょっと面白かったけど)
それにしてもPJの「サウロンが塔の上の目だけでは物足りないと思った」という感覚には全くついて行けません(汗)塔の上の目だけでも十分変だよ・・・(汗)
FotRの特典映像でも、時間をかけて考えるうちにどんどん原作に近くなって言った、なんて言っていたと思うのですが、それを思うと、もっと時間があればもっと原作に近くなっていたのでは、とどうしても思ってしまいますね・・・
いやしかし、絵コンテにホンモノのサントラをつけて流すのはいつ見ても笑えますね~(笑)
そうそう、ちらっとギムリが燦光洞に行っているらしい映像や、レゴラスがファンゴルンに行っているらしい映像が流れて嬉しかったです。どうせなら二人一緒にいる映像が良かったけど・・・
最初のガイドでPJが「25周年記念DVDで会いましょう」みたいなこと言ってましたが、25周年っていつの時点から25周年なんですかね・・・(笑)
ハワード・ショアも、ロンドンのイベントで、PJに25周年記念DVDの仕事よろしくね、とか言われたとかなんとか笑いながら言っていたなあと思い出しましたです。
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再びSEE本編メリー話

2005年02月08日 | 指輪物語&トールキン
昨日はいよいよ問題の(笑)「原作から脚本へ」を見る予定だったのですが、諸事情により全く見られず・・・(汗)
なので、またちょっとSEE本編の話に戻ります。この間書きそびれたこともあるし。
ディスク1の方ですっかり書きそびれたのですが、馬鍬砦でのエオメルとエオウィンの会話、劇場版ではエオメルが「彼の勇気を疑っているのではない」なんて言ってくれて、エオメルホビットに優しいポイントアップ、なんて思っていたのですが、あの後にあんなこと言ってたとは・・・(汗)
やっぱりロヒアリムは体力バカなのよ~、と思わずグリマに同情的になったりして・・・(笑)
結局映画ではセオデンもエオメルと同じような考え方なのかもなあ、と思ったりしました。まあ、あんなわずかな間にメリーの呼び名も本名のメリアドクという名前もちゃんと覚えていてくれたところが優しいかな・・・というかさすが王様?!
話がそれましたが(汗)でもあの場面はアングマールの魔王をエオウィンとメリーが倒すことへの伏線なのでいいんですけどね。あそこでメリーのことが出ていたことで、魔王を倒したのにはメリーの力もあったのだということがはっきりしたのは良かったと思います。・・・その割には倒す場面があれですけど・・・(汗)
エオウィンも、目覚めた後にメリーのこと心配してくれなかったし。(あ、でも魔王倒した後心配してくれてたか)メリーのおかげで魔王を倒せたってことは周知されたのだろうか!?という一抹の不安があったりして・・・(汗)セオデンがメリーが魔王を刺すの見てたかどうかも微妙だし・・・
まあ、黒門前に行く時にエオメルがメリーを後ろに乗せてあげているあたり、エオメルがメリーのことを認めてくれて、エオウィンの命の恩人として敬意を払ってくれているのかな、と脳内補完をするとしましょうか・・・(アイゼンガルドでも乗っけてるけどね・・・(汗))
もうひとつ、メリーの場面で書きそびれたこと。ペレンノール野に向かう途中エオウィンに話しかける場面で、「フロド、サム、ピピン」と言った時、ピピンの名前を言った時だけふっと表情をほころばせているのですよね。あれは「ウッ」と来ましたよ~(笑)
まあ、ペレンノール野には不満があるものの、追加シーンのおかげでメリーの印象は大分良くなったなあという感じです。
そして、フロドが目覚めて以降のメリーとの違和感がますます激しいのですが・・・(汗)特にサムの結婚式で落ち着きなさすぎなメリーはなんとかしてください~(汗)
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FotR SEE上映&SEE特典映像

2005年02月07日 | 指輪物語&トールキン
昨日は東劇のFotR SEE上映に行って来ました。
昨年の混みようとは比べ物にならないくらい空いていてびっくりです(汗)これなら並ばなくても余裕で座れるかも・・・(汗)
住民手帳割引があるかと思ってモルドール手帳持って行ったら、なんと未だに「モルドール通行賞割引」なんですね。びっくり。
仕方なく1800円で買ったのですが、後で持ってきていたパスポート見たら、通行証が挟まってて「・・・」でした(汗)
パスポート持って行ったのに、スタンプなかったし。
あ、でもグッズが色々あって、ついつい買い物してしまいました。そして所持金が足りなくなって、オフ会の後お金を借りるはめに・・・(汗)(だって、今時カード使えない店があるなんて~(汗))

相変わらず色が悪かったり音が途中で飛んだりするのですが(汗)それでも切れ目なしで大画面で見られるのはいいですねえ。
RotK SEEを見て色々考えさせられてしまっていたのですが、FotRを見た印象。「・・・まともじゃん」(汗)
その後の2作で「ん~(汗)」と思ってしまった部分が、FotRでは全然おかしくなくて。
サムは、FotR初見時からややひっかかりはあったんですが、まだ全然OKでした。アラゴルンもいいし、レゴラスもかなり大人しかったですね(笑)
そして、ボロミアが良かったなあ~。エルロンドの会議でのちょっと悪役?と思わせるところとか、やっぱりボロミアはこうだよなあと。TTT以降のボロミアはいい人すぎです・・・(汗)
そんなことを考えていたからか、久々にボロミアの「許してくれフロド」のあたりから死まで、泣けてしまいましたね。やっぱボロミアはいいなあ・・・
あと、ガンダルフが落っこちた後もなんだか泣けました。このあたりはサントラで反応するようになってるかも・・・(笑)
そして、RotK見て以来の泣き所。サムが「ここから先は行ったことのない土地になります」というあたり、そしてその後のエルフを見る場面です。
エルフを見ながらサムが「なぜだか悲しくなります」という場面、それだけでも美しいけれど、灰色港からフロドが旅立つ場面を実際に見た後だと、サムはもしかして無意識に灰色港の別れを予感していたのかも・・・なんて思えます。いや、これは深読みだと思いますが(汗)
予感していなくても、実際にサムがフロドが西へ行くのを見送ることになるのだと考えるだけで悲しくなりますね・・・

その後はミニオフ会で、だらだらと6時間くらいおしゃべりしてました(笑)皆さんSEEを見て思うところは同じようで・・・
キャストに詳しくない私は色々なお話を聞かせていただいて勉強になりましたです。
長時間お付き合いいただいてありがとうございました!

帰宅後、特典映像を一個だけみました。素直に最初から(笑)
トールキンの原作についての話だったんですが、トールキンと馬との関係の話は面白かったです。馬の描写が、明らかに馬に詳しい様子なのに、自宅で馬を買ってたりとかそういうのではなかったようなのが謎だったんですが、軍隊時代に馬の調教係だったんですねえ。
その他の話では、アルウェンのこととか、セオデンとデネソールの対比とか、「確かにそうなんだけど、それをあの映画にあてはめられても・・・」なコメントが多かったですね(汗)
セオデンとデネソールの対比は原作ではかなり思い入れがあったので(メリーとピピンも)、もしそれがわかっていてああいうセオデンとデネソール(特にデネソール・・・)にしたのなら、どういう神経しているんだか疑ってしまいますよ・・・
そうそう、エオウィンがヌメノールの夢を見た理由もあっさり述べられていましたね(汗)
うーん、まさに「ただ(原作のエピソードを)出せばいいってもんじゃないんだよ!」という感じでしたね・・・(汗)
ラジオドラマを聴いていて、PJ映画の良いところも見直し始めていたのですが、なんかまた逆戻りしてしまったような・・・(汗)
まあ、FotRを見て、「この時は良かったんだよねえ」という初心に帰れたので良かったかなあと。
来週はTTTですが、TTTの木の鬚とメリピピの場面とても好きなので、楽しみです。
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LotRシンフォニーのDVD!

2005年02月05日 | 指輪物語&トールキン
さて、まだ特典映像ひとつも見ていない私ですが(本編も吹き替えしか見ていない・・・)昨日はLotRシンフォニーのDVDを見ました!
いやー、素晴らしいDVDですね! もう宝物ですよ!
メイキングDVDとしては物足りない面もありましたが、思った以上に演奏の映像(&音)がたくさん入っていて、コンサートの感動が甦って来るようでした!
どうせならコンサート全部DVDに入れてくれたら良かったのに・・・
アラン・リーとジョン・ハウのイラストも映ってましたし(指輪のイラスト、やっぱり上下逆ですよね・・・?(汗))。
後は、ショアの指揮をもっと映して欲しかったかなあ。カザド=ドゥムの橋のところとか(笑)
それでも、東京のコンサートよりも激しい指揮だった記録?が残ってて嬉しかったですが。
映像を見て気がついたこともいくつかありました。
ピッツバーグで吹いていたの、ティンホイッスルじゃないと思ってたんですが、どうやらティンホイッスルだったんだなあと確認。
あと、FotRのホビット庄の場面で、フルートとピッコロかなーと思っていたところが、ピッコロとティンホイッスルだったのに衝撃を受けたりして(笑)何で今まで気がつかなかったんだろう・・・(汗)
それから、トランペットがロータリートランペットに持ち替えて吹いているのも確認できましたし。これはMusic from the MOVIESでショアが話していたことなんですが、普通のピストントランペットとロータリートランペットを音色によって使い分けていたのだとか。
モントリオール交響楽団は、マイクで拾った音だからアラが目立ったのかもしれませんが、そんなに素晴らしい演奏ではなかったかな~(汗)NPORの方が上手かったと思います。でも、あれくらいのレベルなら十分に音楽を堪能できますね。
合唱は良かったのでは。少年少女合唱団でしたが、ピッツバーグよりは年齢が低い感じで、なかなか良かったですね。
そうそう、女性ソロヴォーカリストが映ってましたが、歌うところは全くやらなかったですね~(汗)あまり良くなかったのでしょうか。モントリオールのソリストの話、全然聞かないんですよね・・・
TTTの少年のソロは男の子が歌ってたし。なかなか上手い子でしたねえ。
シセルはこのモントリオールの次にあったコロンバスのコンサートからの登場なのですが、それまではソリストには苦労していたみたいですね。いい人が見つかってラッキーだったんですねえ。
ソリストは評判の悪い人も結構あったみたいで、ケイティ・ヌーナンはシセルに次いでかなり良かったソリストなのでは。二人とも聴けたのはラッキーだったなあと今更ながらに思います。
ホビット庄のフィドルは普通にヴァイオリンで弾いていましたね。ピッツバーグ交響楽団のコンマスさんの方が上手かったけど(汗)あ、でもハルダンガー・フィドルはモントリオールのコンマスさんの方が上手かったかも。
ファンゴルンのところで、ファゴットの音しか聞えなかったのはびっくりでした。どこのコンサートでもコントラバスしか聞えない感じだったのに。音量調整しちゃったのかなあ?
あと、ここはティンパニじゃなくてログドラムを映すところでしょ! とか思いましたけど(笑)
アイゼンガルドのテーマの鉄板は、鉄槌じゃなくて木槌で叩いてましたねえ。NPORほどじゃなかったけど随分そっと叩いていたようで。あそこはやっぱり「ガン、ガン」と叩いてくれないと(笑)
その他、ピアノ線叩く用のピアノはやっぱりアップライトなんだなーとか、色々楽しく見られました。
DVD収録の部分はショア自身が選んだとどこかで読みましたが(あ、もしかしてそれでショアの熱血指揮の様子は入ってないのか?(笑))、なかなか良いところがピックアップされていた嬉しかったですね。第二楽章の裂け谷を出発するところとか、飛蔭登場の場面とか。飛蔭のところはイラストまで映してくれて感動!
他にも聴きたいところはたくさんあったけれど・・・あー、CD出ないかなあ。ロイヤルアルバートホールで収録はしなかったの???
ショアのコメントは、そんなに目新しいものはなかったので、これなら字幕なくても良かったかなーなんて(汗)
ただ、ショアはこのシンフォニーを、やはり「映画音楽のダイジェスト」として認識しているのだということが分かったのは収穫(?)だったでしょうか。やはり映画音楽の人?なんですねえ。
アラン・リーやジョン・ハウのイラストを使うこともショアのアイディアみたいな言い方していましたが。私としては、楽器見たり指揮みたりでとてもイラスト見ている暇なかったんですけどねえ(汗)
まあとにかく、私としてはとても嬉しいDVDでした! またコンサート行きたくなっちゃったよー。(何回行けば気が済むんだ(笑))
でもこのDVD、日本版はたったの5000枚しかないんですよね・・・。海外版買った方が結構いらっしゃるにしても、ほんの一部の人の手にしか渡らないのがとても勿体無いです。
特に、8月のコンサートだけ行って12月のコンサートに行っていない人にはぜひ見てもらいたいのに!
全編収めたDVDは無理かもしれませんが、せめてCDが出てくれたらなあと思わずにはいられないのでした。
そう言えばサントラボックスセットの話はどうなったんだろう・・・ぜひ聴きたいんですけどねえ。
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SEE全部観ました!(当然ネタバレ)

2005年02月04日 | 指輪物語&トールキン
昨日、晴れてSEE本編全部観ました!
早速感想行きますよ~! 今日は順不同です。
前半の感想で、追加シーンが自然に入っていたとか書いたのですが、後半はTTT同様「なくてもいいんじゃ・・・」という場面が多かったですねえ(汗)
しかも、TTTでは本編であまり感動してなかったので(汗)そんなに気になりませんでしたが、RotKは良いところは良かったので、その感動までちょっと削がれてしまったような印象もありました(汗)
その筆頭は、残念ながらエオウィンとファラミアの場面でした。
んー、トレイラーではいいような気がしたんですが・・・期待しすぎだったかなあ。
エオウィンの病室の窓をファラミアが外から見ていた、という場面はかなり笑えました(爆)
そして、アラゴルンたちが黒門へ出発して行くのを見ながらのあのシーンは、トレイラーに出ていた部分までは良かったんだけど・・・(汗)あれなら戴冠式の無理やりツーショットだけでも同じだったなあと(汗)
原作を知らない人たちがあの場面を劇場でも見ていたら、ありがちな「余った人たちがくっつくパターン」に見えたことでしょう(汗)劇場版になくて幸いとまで思ってしまいましたよ(汗)
まあ、ファラミアの最後の笑顔はとてもよかったですけどね。エンドロールのアラン・リーのイラスト、ここだったんですねえ。(Sさんの鋭い読みを思い出します(笑))
原作ファン、そしてエオウィン&ファラミアのファンとしては、あんなでも(汗)ないよりはあった方が嬉しかったですけどね。後は脳内補完するからいいもん!(笑)
ここで語ると長くなるのでほどほどにしようとは思いますが(汗)映画のエオウィンって、原作と違って、ファラミアに会うまでにかなり癒されているのかなあと思いました。
それを感じさせたのが、メリーがエオウィンに自分の思いを語る場面でしたね。まあここは「エオウィンそんなに堂々と兜はずしていいの!?」とか、「なんでエオウィンだけあんなに顔汚れてるの?!(メリーはそんなでもないのに(笑))」とか色々ツッ込みどころもあるんですが・・・(笑)
メリーがエオウィンに「あなたは・・・皆に愛されておいでだ」と言った言葉に色々と感じるところがありました。
そのとおりなんですよね。エオウィンは皆に愛されている。原作ではその事実を頑なにはねのけていた感があるエオウィンですが、映画では本当はよくわかっているのかもしれませんね。
メリーの言葉に動かされたエオウィンは、ペレンノール野についた時にはメリーと同じように「愛する者を守るために自分も戦いたい」という気持ちになっていたのでは。
アラゴルンに癒されて目が覚める場面でも、軽く笑顔を見せますが、もうアラゴルンに対する気持ちは吹っ切れているように思えました。長くなるから詳しくは書きませんが、機会があったらエオウィンについてまた語りたいなあ(笑)
そんな訳で、映画のエオウィンはファラミアに出会うまでにもう癒されちゃってるんじゃないかなーと(汗)だからファラミアとの出会いは単純に新しい出会い、新しい恋、なのでは・・・(汗)
ま、こだわれぱ文句はたらたらですが(汗)まあ映画ではこうなのね、ということで・・・(汗)
その寮病院で流れていた歌、リヴ・タイラーが歌ってるそうですね。うーん、そうするとシセルが歌ったというのは一体どこ・・・?(汗)メリピピの再会の場面とか聞いたのですが、そんなの流れてなかったような・・・(汗)

ペレンノール野では、メリーが劇場版よりも早く目覚めて戦うので、もしかして・・・と期待してしまいましたが、かえって魔王を刺したのが唐突になってて「・・・・・・」でした(汗)
しかもメリー強すぎるしさ・・・(汗)まあ、ピピンとの差がはっきりしてて良かった・・・かな?(大汗)
魔王と言えば、ローハンの角笛が聞えるのがガンダルフと魔王の対決の後になってましたね。原作どおりというか、もともとこうだったんだのを劇場版ではカットしたんだろうなあ。うーん、「中つ国第三紀」ネタバレだったか・・・(笑)
しかし、ガンダルフが負けるのはどうもなあ・・・(汗)原作みたいに、対決寸前で角笛が聞えて、の方がカッコイイのになあ。
飛蔭も、逃げ出しこそしなかったけど、かなりビビッていた様子で・・・(汗)原作のあの微動だにしなかったカッコイイ飛蔭はどこに~!?
ガンダルフを負けさせた理由はわからないでもないんですけどね。劇場版を見た原作未読の友達に「魔王がエオウィンにやられちゃってあっけなかった」なんて言われましたし・・・。一般的には魔王がすごく強いんだぞー、というのをアピールする必要はあったかもしれませんね。私は好きじゃないけど。原作では、アングマールの魔王もサウロンも、結局本当の恐怖を現すことなく滅びたのがとても好きだったものですから。

文句ばかり続きますが(汗)サムが鍋を捨てる場面は、あっさり捨てすぎ~! まあ予想通りでしたが・・・(汗)
ここはメリーが剣を捧げるシーン同様、「やればいいってもんじゃないんだよ~!」と思ってしまったシーンでございます・・・(汗)
でも、サムがエアレンディルを見る場面は良かったような。ここはきっと大画面で見た方がいいと思います。
サムと言えば、追加シーンじゃないんですが、久々に滅びの山中腹でフロドを抱きかかえる場面を見ていて、話し出す前に滅びの山の光景を見渡していることに気がつきました。
あの凄惨な火山の光景の中に自分がいることを確認して、それでもフロドのためにホビット庄のことを思い出そうと話すサムの姿にちょっとジーンとしてしまったりして。映画のサムは映画のサムで、やはりすごいなあと思ったのでした。

そうそう、デネソールの追加シーンは皆結構良かったように思いました。まあ基本的なイメージが変わりようはないですが(汗)
ラス・ディネンに向かう途中、「逃げても無駄なのになぜ逃げるのか」と、明らかに狂気と絶望に犯されているんだな、と解る様子で語るデネソールの悲しげな表情はいいなあと思いました。サウロンの暗黒に心を蝕まれているという原作の設定に近いように思えて・・・
ジョン・ノブルは本当にいい俳優ですね。原作どおりのデネソールをやってくれてたらなあと、本当に残念です。

他にも細かいところで色々と言いたいことはありますが、今日はこのくらいにしておこうかな・・・(笑)
またおいおい感想UPしていきたいと思います。今はエオウィンのことが一番書きたいなあ。
さて、今夜はLotRシンフォニーのDVDを楽しむ予定です! ああ楽しみだ~!
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半分しか見られなかった・・・(でも早速SEEネタバレ)

2005年02月03日 | 指輪物語&トールキン
昨日は結局SEE本編はディスク1しか見ませんでした。
無理すれば全部観られなくもなかったのですが、なんだかお楽しみを後にとっておきたいような気もして。
今日はこれからいよいよ最後まで見る予定です。
でもその前に、早速ディスク1のネタバレ感想を書いてしまいます。半分でも全部一度に書けるやら、ですが・・・

まず全体的な印象ですが、TTTと違い、追加シーンが無理なく収まっている印象でした。TTTはいかにも「追加」という感じでしたが、RotKは「カットされたシーンの復活」という感じがしましたね。実際にはどうだかわかりませんが。
でもその分、TTTでは追加シーンでかなり印象が変わる部分があったのですが、そういうのはあまりなかったです。少しは変わったんですが、根本的には変わらないかなーと。
いやでも、ファラミアはかなり男を上げてますねえ(笑)個人的にはアラゴルンの株も上がりました(笑)理由は後で書きますが。
TTTでは追加シーンにものすごく好きなシーンがいくつかあるのですが、(主に木の鬚、メリピピの場面ですが)前半を見たところでは、そこまですごく好き、な場面はないかなあ。いや好きなシーンたくさんありましたけど。
TTTでは追加シーンで泣いたりしましたけど、今のところそれはないかな。(「帰りの分です」でいきなり泣いたのみ(笑))
結局のところ、劇場版の印象がひっくりかえるようなものではないんだと、それは最初から覚悟?していたことなんですが、やっぱりそうなんだなーと思っているところです。
いやでも、素直に楽しんでますよ。
それにしても、TTTと共通するのは、なんだかフロドの影が薄くなったような、ということですね(汗)
ホビットの主人公はピピン?くらいの勢いですよね、追加シーンの多さ・・・(汗)

さて、個々のシーンについてです。
まずはスメアゴルの回想シーンですが、別に追加しなくてもいいのでは、という細かいカットが追加されてましたね~(笑)あれに一体何の意味があったのか・・・(笑)
アイゼンガルドでのメリピピの会話が追加されたのは素直に嬉しかったです!
で、問題のサルマンのシーンですが、事前にどうなるのかだいたい知っていたので、むしろ「思ったより原作に近いじゃん」なんて思ってしまいました(笑)
グリマが予想外にちょっと良かったので嬉しかったです。あのあたり、「ホビット庄の掃蕩」とダブりますね。TTTでグリマが見せた涙もこの伏線かも、とも思えました。
しかしなんでレゴラスがあそこで撃ったのかがまったく理解不能なんですが・・・(汗)サルマンを助けようとしたとか?(笑)
しかし、フロドの活躍が奪われたのはやはり痛いですね・・・(汗)
サルマンも、フロドの成長を認める、というのがなかった分、やはりかなりイメージダウン、ですね・・・
あと、誰もサルマンの魔法にかかりそうになってなくてサルマンが可哀想でした(汗)一般ロヒアリムたちいなかったもんなあ・・・
あ、実は吹き替えで見ているので(汗)リー様の美声のサルマンとはまた違うと思いますが・・・

その後黄金館ではギムリとレゴラスの飲み比べがありましたが、結果も、ギムリがパランティアの時起きて来なかったのは酔いつぶれてたから、というのまで見事に予想通りで「つまらん!」と思ってしまいました・・・(汗)
まあ、酔っ払って意味不明のことを話すギムリかわいかったですけど・・・(笑)
しかし、この場面の見所は他に二つあります。まずはエオメルがかわいい!(笑) ちょっぴりお茶目(そうだろうか・・・(汗))なエオメルが見られてなんか嬉しかったなあ~(笑)
髪を下ろしたエオメルをもっとみたいとも思っていたので、満足でございます(笑)
映画ではエオメルって結構レゴギムと仲良しな設定なんですかねえ? 馬鍬砦でも親しげに(?)話してたし。
そしてこの場面のもう一つの見所は、ハワード・ショアのカメオ出演ですね!
最初見たとき気付かなくて、「あれ、黄金館で出てるはずなのに・・・」とまき戻してみて、ようやく気がつきました(汗)結構大写しになってたのにねえ。メガネかけたショアの写真しか知らない人は気がつかないのでは?(私がボケてるだけですかね・・・(汗))
事前情報で、メリピピがダンスしているところとか聞いていたのですが、ちょっと違ってたようです。
いやー、若い頃は演技にも興味があったというだけあって、思ったよりも演技しててびっくりでした! 笑ってるところもあれですが、最後に酔っ払っちゃってうだうだしている?ところまで演技していてびっくり!

ホールでのアラゴルンとエオウィンのシーンは、結構好きですねえ。
なんで姫君が一人で誰もが出入りできるホールで寝ているのか!? とか、なんでエオウィンがヌメノールの夢を??? とか疑問は多々ありますが(笑)
アラゴルンのエオウィンに対するいたわりと慈しみの気持ちが出ていて、なんだか嬉しかったですねえ。原作でも言っていた、「あなたの幸せをずっと願っていた」という気持ちがうかがえたような。
これは馬鍬砦の出発の場面もそうでした。そんな訳で、アラゴルンの株が上がったんですよ(笑)

アラゴルンの株が上がったシーンはもう一つ。ピピンを見送った後のメリーとの場面です。
あ、ここはもちろんメリーが良かったですよ! 劇場版で見せた表情の説明を言葉でしてくれたって感じですが(笑)思いがけずピピンとの幼少の頃からの関係?を話してくれて嬉しかったような(笑)
やっぱり、弟みたいにいつも守ってあげていたピピンがいなくなったのが寂しかったんですね。それだけじゃなく、とうとう自分ひとりになってしまった、皆に置いて行かれてしまった、という思いもあったんですね。これ結構原作どおりじゃないかな、と嬉しかったですね~!
そして、その後アラゴルンの慰めの言葉?が、馳夫さんらしくてとても嬉しかったんですよ。ここでまたアラゴルンの株が上昇したわけです(笑)

メリーがセオデンに剣を捧げる場面は、予想通りというか(汗)「捧げればいいってもんじゃないんだよ~!」とやや暴れたい気分・・・(汗)なんなんですかね、「騎士見習い」って・・・(汗)
まあ、期待してなかったので問題ないですが(笑)

順序違うかもしれませんが、フロドとサムが王の頭に花の冠がついているのを見る場面、事前情報で「王はまだ冠をかぶっておられる」というのがサムの台詞になってるかも・・・と心配していたのですが、フロドで本当に良かったよ~! とても美しい場面になってましたね!

オスギリアスの戦いは、ファラミアの知将ぶりがわかって嬉しかったです! 大将かっこいいよ!
CDに入っていて映画では使われてなかったサントラがこのシーンのものだとわかりましたし。
デネソールとのやりとりもカッコよかったですねえ。かなり原作のファラミアに近づいたのでは。
デネソールも、ファラミアとボロミアを間違えてしまう?場面で見せた表情、流れは考えずにそこだけ取り出してみたら良かったです。ジョン・ノブル上手いのに、脚本がなあ・・・(汗)
それにしても、ガンダルフがデネソールのことを散々言うのだけはどうにも納得できないです・・・「中つ国第三紀」でも散々聞かされましたけどね(汗)
それにしても王の間を出た後のピピンの呑気ぶりは素晴らしい(笑)

死者の道に入る前のレゴラスの謎の台詞(笑)はちょっとカッコよかったですね。吹き替えでみたから余計かも?(汗)
死者の道の中でのギムリは、結構素直に笑えました(笑)幽霊の手をふーふーするところとか(笑)
「足元見るな」と言われてみちゃうとこも(笑)ギムリかわいいです!

レンバス事件のところの吹き替えは台詞変わってないかと無駄な期待をしていたんですが、やっぱりダメでしたね・・・(汗)
サムがゴラムを脅す追加シーンは、ゴラムのその後の行動の伏線にはなってたかもしれませんが、私の映画のサムのイメージを落とすには十分すぎるものでした(笑)今更とは言え・・・(汗)

そして、ディスク1の最後、グロンドで盛り上がって「一幕終了」みたいな感じで終わっていたのがかなりウケました(笑)なんか「今日はここでやめとこうかな」という気持ちに拍車をかけてくれたような気がします(笑)

そんなわけで、色々落ちているとは思いますが、とりあえずの前半の感想です。後半は多分明日!
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ミナス・ティリス到着!&BBCラジオドラマその11

2005年02月02日 | 指輪物語&トールキン
今日、ついに届きましたよ、ミナス・ティリスが! というかSEEが(笑)
早速こんな写真を撮ってみたりして・・・(笑)ネコがご機嫌ななめでひっかかれそうで大変でした(笑)
ミナス・ティリス、パッケージの上からは何度もみていたのですが、実物は予想よりもしっかりとしていて良い出来でした。
でもなんだかエクセリオンの塔がちょっと斜塔ぎみなんですが・・・(汗)私のだけ?(汗)
ラス・ディネンの位置関係をこのフィギュアのおかげで初めて知りました(笑)ありがとうWETA!(笑)
しかし、住民手帳が・・・またモルドールだったんですが~(爆)
FotRの時も2冊アルウェンだった私・・・うーん、クジ運悪いにも程があるような(汗)
今日はこれからSEE本編見てやろうと思ってるんですが、見られるかな?

それから、ラジオドラマの話も少しだけ。
昨日「香草入り兎シチュー」を聴きました。
よく聞き取れてないのかもですが、ゴラムはいきなり兎を持って登場。意外に映画と同じでびっくりでした。
サムとのやりとりは、なかなか良かったけれど、個人的にはPJ映画の長島ゴラムの方がかわいくて好きかな(笑)
そして、サムがゴラムがシチュー食べないかと何度も呼んでやるところはなかったような。うーん、これだと映画と大差ないなあ、このシーン・・・
あ、いえいえ、目覚めたフロドが喜んでシチュー食べたことは大きく違いますね!
イシリアン野伏の鳥の鳴き声は、映画同様とても人間がやっているとは思えませんでした(笑)
そしてファラミア登場! カッコイイ声とは聞いていましたが、本当にいい声でしたね~。そして、発音が綺麗でとても聞き取り易いように思いました。ちょっと早口気味ですが。
そのままボロミアのことなどまで話していましたが、原作でもそうでしたっけ・・・?(汗)
しかし、ボロミアの舟を見たことを話す時のファラミアは良かったなあ~。
そして、どうやらじゅうは見ないままヘンネス・アンヌーンに行ってしまうようです。あれれ?(汗)
そんな訳でSEE突入前最後のラジオドラマ日記でした(笑)
コメント (2)
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