part1に引き続き観て来ました。
part1では色々と文句言いましたが、アンディ・ラウ主演の「三国志」を観たら「レッドクリフはなんだかんだよく出来てたよな・・・」という感想に(汗)
part2もツッコミどころ満載でしたが、免疫ができたのか、part1よりは楽しんで観られました。
トニー周ゆにも金城孔明にも大分慣れました(笑)孔明は、飄々として何考えてるんだかわからない感じがちょっと孔明らしくなって来たかなーとも思ったし。
周ゆも、騙しあいの場面なんかは良かったんだけど・・・
そもそも周ゆって悲劇のヒーローですよね。それがああいう、王道の主人公タイプになっちゃうのはどうかと思うんですが・・・と特に周ゆファンでもない私ですら思うんですけどねえ。(ほとんど他人の作品の批判を書かない三谷幸喜氏すらあの周ゆには不満を述べてましたよ・・・)
まあ、相変わらず他の登場人物はなかなか良かったです。関羽は出番少なかったけどちゃんと見せ場あったし。盾の上を走るのカッコ良かった
孫権も、part2では迷いもないのでpart1よりも更にカッコ良かったですねー。
曹操も、今回はいい見せ場もあったりして、なかなかカッコ良かったです。
尚香も活躍して嬉しかったですね。まあ、「エオウィンよりもバレバレだよ!」というのはありましたけど・・・(汗)なんで誰も女だって気づかないんだよ(笑)
曹軍の兵士との友情の話はまあ良かったんだけど、戦場での再会がもうちょっとなんとかならなかったかなあ。あれではまんまベタすぎ・・・
腹巻地図もどうやって描いたんだか謎ですが、それ以上にわざわざ飛ばしている鳩につけた手紙、「そんだけしか書いてないのかよ!」なのがむしろ笑えました。
まあかわいいので活躍してたのはいいんですが、いくらなんでも姫君を偵察に送り込むなんてあり得ないよなあ・・・
しかしあの尚香、とてもじゃないけど劉備の嫁に行く雰囲気ではなかったですが・・・(汗)
今回が前回より面白く観られたのは、戦闘シーンが多かったからかも。迫力の戦闘シーンはさすがに見ごたえありました。
火攻め、味方も被害甚大・・・(汗)確かに戦争を止めようとする小嬌の気持ちもわからないでもないかな、という感じではありましたが。
で、戦闘シーンも前半の火攻めのあたりはなかなか迫力あって良かったんですが・・・
後半の本丸攻めのあたりから、なんだかなーな展開に。
いや、戦闘自体は迫力あったし、関羽とかカッコよかったりしたんだけど・・・
普通ああいうのって兵士の使い捨ての積み重ねみたいな戦いですよね。劉備だの孫権だのがいるのってあり得ないんだけど・・・(汗)
まあ、最後にオールキャストそろえたかったのかもしれませんが。小嬌までいたし。
しかし、そうなると孔明だけいないのがものすごく妙だったんだけど・・・(いても変だけど)
曹操を逃がすのも、まあここで殺したり捕まえたりすると史実と違っちゃうけど、あの状況で逃がすの絶対変だろ・・・
そして、最後には忘れかけていた孔明と萌萌の登場で唐突に終わるという・・・見事な龍頭蛇尾・・・(汗)なんだかぽかーんとして観てしまいましたよ(汗)
というわけで終盤の展開がなんだかなあ、でしたが、映像はすごかったし、前半はなかなか良いところもあったし、関羽もカッコよかったし(笑)全体としては結構楽しめたかな。
てなわけで今年見た映画の順位。
1.レッドクリフpart2 / 2.
マンマ・ミーア! / 3.
ダウト~あるカトリック学校で~ / 4.
アラトリステ / 5.
三国志
いや・・・1位ってほど良かったわけじゃないんだけど・・・(汗)映画の出来よりも楽しめたかどうかで順位つけてしまいました。
あと今年見に行く予定の映画のリスト。
5月23日公開 「インスタント沼」
5月29日公開 「スタートレック」
6月20日公開 「トランスフォーマー・リベンジ」
7月4日公開 「MW-ムウ-」
7月15日公開 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
8月22日公開 「X-MEN/ウルヴァリン」
9月12日公開 「キラー・ヴァージンロード」
9月19日公開 「カムイ外伝」
12月公開 「のだめカンタービレ THE MOVIE Ⅰ」
公開時期未定 「ニューヨーク、アイラブユー」