ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

また一人・・・

2009年11月17日 | ミュージカル・演劇
14日に大浦みずきさんが肺ガンで亡くなったそうです・・・
折りしもその日は樋口宗孝さんの追悼ライブに行っていたんですよね・・・
昨年舞台を降板して、体調が悪いとはきいていたのですが、ガンだなんて知らなくてびっくりしました。
調べてみたら、やはり報道では胸膜炎としか言ってなかったのですが・・・
ガンだと知っていてもやはりショックだったと思いますが、知らなかったから余計にショックでした・・・
昨年11月には樋口さん、今年5月には栗本薫さん、とガンで亡くなる方が続いてましたが、またお一人、まだまだ若いのにガンで惜しい方が亡くなってしまいました。
宝塚時代は知らないのですが、退団後には色んな舞台でお見かけして、好きな女優さんでした。
ダンスが上手いのに定評があったそうですが、確かにダンスも素敵でしたが、私にとっては素晴らしい女優さんでした。コメディもシリアスもイケる、演技力のある女優さんで。
失礼ながらそんなにすごく美人というわけではないのですが、とても雰囲気があって「素敵だなー」と思わせる方でした。
「銀河鉄道999」のミュージカルでメーテルを演じてらしたんですが、遠目からというのもあって(大汗)長身がすごくメーテルにぴったりでした。見た目だけでなく雰囲気も・・・。鉄郎を演じていた本田修司さんとの身長差もドンピシャで(汗)なんかホントにマンガから抜け出てきたようだったなあ。
あと、プリンス版の「蜘蛛女のキス」で、ヴァレンティンの恋人マルタの役で出てらしたのですが、わずかな出番なのにすごく印象に残ってます。今思うとなんて勿体無い配役、でしたが・・・あの時は麻実れいさんが蜘蛛女=オーロラでしたが、大浦みずきさんのオーロラもありだったよなあ。今となっては観てみたかったです。
レミゼでテナルディエ夫人をやってらしたこともありました。迫力あって楽しいテナルディエ夫人でしたね。
当時、大晦日に帝劇でレミゼのカウントダウンイベントがあった時があったのですが、その時に余興?で男女逆転キャストのレミゼ、なんてのがあってすごいおかしかったのですが、大浦みずきさんはアンジョルラスをやってました。
さすが元宝塚でやけにカッコよくて、しかもわざと宝塚っぽくやって笑いどころを抑えていて、さすがだなあとお腹抱えて笑ったものです。
最近は私自身が観に行く舞台が少なくなったのもあってあまりお目にかかってませんでしたが、まさか二度とお会いすることができなくなってしまうなんて・・・
樋口さんもそうでしたが、いてくれて当たり前のような気がしていたので、思わぬ喪失感を感じています・・・
月並みなことしか言えませんが、どうか安らかにお眠りください。見せていただいた素敵な舞台の思い出、一生忘れません。
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樋口宗孝追悼ライブ2009@中野サンプラザ 09.11.14

2009年11月16日 | 音楽(主に日本のHR?)
樋口宗孝さんが亡くなって今月末で1年・・・気がつけばそんなに経っていたんですね。
ちょうど「アンヴィル!」を観てきたばかりですが、50を過ぎてもビッグになりたくて頑張ってる人もいれば、ビッグになったけれど50歳を迎えることができなかった人もいるのですよね・・・
その樋口さんの一周忌イベントに行って来ました。いや、最初から行くつもりではなくて、チケット余ったので、と誘ってもらって、なんですが・・・(汗)
ゲストがたくさんいるためか、リハーサルに時間がかかって開場・開演が40分押し・・・。二井原さんも最初のMCで「今日は40分押しでごめんなさい! でもその分満足してもらえると思う」と言ってましたが、確かにリハーサル大変だったろうな・・・と思うような内容でした。
ステージ後ろには大きなスクリーンがあって、常に映像が映し出されてました。用意された映像が映っていない時にはリアルタイムのステージの映像が、しかもDVDさながらのカメラワークで映し出されていたので、席が後ろの方の人たちにもよく見えてよかったのでは。(きっとあれDVDになるんでしょうが・・・)
開演直後には映像と共にラウドネスのメンバーの名前が一人ずつ流れ、4人目に樋口さんの名前も・・・なんかそれだけでうるっと来たりして(汗)
1曲目は定番のLOUDNESSでしたが、なぜかギターが高崎さんではなくゲストの横関敦さんと福島まあさきさんの二人。
ドラムはラウドネスに正式加入した鈴木政行さん。私は初めて聴きましたが、確かに樋口さんの後を埋めるに相応しいというか、樋口さんにかなり近い、重たいドラムでした。聴いていてもほとんど違和感なく聴ける感じでした。
でもさすがに、樋口さんのように、音圧がお腹に来て吐き気をもよおすほどではなかったかな(笑)PAでそこまで音大きくしてないせいもあると思いますが。そのあたりが、「ああ、樋口さんいないんだなあ・・・」と寂しくなりましたね・・・
あとS.D.I.の最初のフィルも・・・ああいうのはもう叩く人によって違うのは仕方ないことでしょうね・・・
2曲目になるとさらにヴォーカルに生沢祐一さん、キーボードにLAZYの井上俊次さんが登場。その2曲目は意外にも「天国の階段」でした。樋口さんへのレクイエムなのかな・・・
3曲目にはこれもここでいきなり?のSo Lonely。この曲ではいきなりドラムを叩いている樋口さんの映像が流れ、またまたうるうるしてしまいました。
特に「So lonely, so worry fou you」という件が、樋口さんを想っての歌詞のようでなんだか・・・来ましたね・・・
So Lonelyのギターソロでようやく高崎さんが登場。ここからラウドネス4人のメンバーになっての演奏でしたが、曲がHeavy Chainとか結構渋い選曲・・・Thunder in the Eastの曲なんで私は嬉しかったけど。
この後、ヴォーカル&MCを影山ヒロノブさんに交代してLAZYコーナーになって2曲やりました。LAZYはメンバー5人のうちもう3人だけになってしまったんですね・・・
LAZYファンの方も結構来てたようで(チケット譲ってくれたのもLAZYファンの人でした)、ここだけ黄色い歓声が飛び交う世界に。男性ファンが静かになっている光景がちょっと面白かったです(笑)
続いて生沢祐一さん(だったかな?)と沢田泰司さんが登場して、第三期ラウドネスの曲と思われる曲をやりました。第三期知らないからよくわからなかったけど・・・(汗)
その後だったかな、LOUDNESSが作った格闘家の武蔵選手のテーマ曲のPVが流れて、本物の武蔵が現れて「On Drums 樋口宗孝!」と一声叫んだだけで退場してたのにはちょっと笑い声が起きてましたが(汗)
その後メンバーが全員ハケたところで、スクリーンに樋口さんのドラムソロの映像が・・・
映像の樋口さんのコールに合わせて開場からも掛け声が。照明もちゃんとコールの時には明るくなる、ドラムソロそのままの仕様で、なんだか樋口さんがそこにいてドラムソロやってるような錯覚に陥るような・・・またもや泣けてしまいました。
また樋口さんの笑顔がね・・・ホント演出上手かったです。
この後、続けて高崎さんのギターソロ。ホントいつものラウドネスのライヴそのままでしたね。
このあと、鈴木政行さんのドラムソロに。ひとしきり終わった・・・と思ったら、その後ろからドラムセットがもう一つ出てきて(台の上にドラムセットが組んであってスタッフが押してた・・・)、ゲストドラマーのJanne de Arcのshujiさんが。でもその後ろにもすでにドラムセットがスタンバってる・・・
そのままどんどんゲストのHimawariさん、真矢さん、そして菅沼孝三さんが次々と登場し、ドラムソロを披露。
でもそのままドラムセットが全部ステージに並んでるんですが・・・?
と思ったら、スクリーンになぜかサンタクロース姿の樋口さんが。何かドラム教本のDVDか何かの映像? ワンフレーズ叩いたら「さあ行ってみよう」みたいな感じでアクションをするんですが、それに合わせてゲストが一人ずつワンフレーズを披露。樋口さんとのコラボレーションて感じ?
その後一人ひとりがもういちどドラムソロを披露したんですが、それを楽しそうに見ていた菅沼孝三さんの姿が印象的でしたね(笑)
次は菅沼孝三さん・・・と思ったら、シンセドラムのセットが出てきて、なぜか高崎さんがドラムソロを披露。なかなかの腕前でしたよ。音が面白かったし(笑)
さて手数王菅沼さんはどんなドラムソロを・・・と思ったら、クラッカーとかプラスチック管とか鳴子板?みたいなのを指で挟んだのを叩いたりとか、シンセドラムに負けないかなり変り種のドラムソロで魅せてくれました(笑)
この後ドラムは菅沼孝三さん一人になって、二井原さんと一緒に奥田民生さんがギター・ヴォーカルで登場。何をやるのかな・・・と思ったらまずはBURN。続いてはNever Change Your MindってまたThunder in the Eastからだけどまたちょっと地味な選曲なような・・・あとLike Hellとか。なんか奥田民生さんがラウドネス歌ってるのって不思議な感じでしたねー。
本編ラストはCrazy Doctor。えー、もう終わっちゃうの? という感じでしたが、イベント山盛りでしたからね・・・ドラムソロ長かったし(汗)
ツインドラムの曲もあったような気がしたけど・・・アンコールだったかなあ?

アンコール、すでにセッティングが進んでるから絶対やるのにわかってるんだけど・・・
1曲目はこれは絶対やらなきゃ、のCrazy Night。2曲目なんだったかな・・・Like Hellが2曲目だったっけ?
ここでいったん引っ込んだけどまたセッティングしてるし・・・というわけでわりとすぐに出てきて、やった曲がなんだか聞いたことあるんだけどよく知らない曲・・・後で聴いたらオーディーンってアニメの主題歌だったとか。そういやそんなのあったな・・・(聴いたことはあったはずだけど・・・)
で、S.D.I.をやったあと、ドラムがまた5台ならんで(笑)他のゲストも全員出てきて、ラストの曲はLet it Go。ってなんかオーラスとしては珍しい選曲のような・・・まあドラム5台でS.D.I.とか無理なのはわかりますが・・・(笑)

というわけで、盛りだくさんであっという間のイベントでした。
樋口さんがそこにいない寂しさもありながら、なぜか常に樋口さんの存在感を感じさせるような演出が上手かったなあとも思いました。
1年経ったからこそこういう楽しいイベントができたのかな・・・
日本のロックを盛り上げたいと生前言っていた樋口さんの遺志を継ぐべく、毎年このイベントはやって行きたいそうです。そうやって皆で毎年楽しく樋口さんを偲ぶことができたら、きっと樋口さんも喜んでくれるんじゃないかなあ、と思いました。参加できて良かったです。
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アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち~

2009年11月14日 | 映画
観に行く予定なかった・・・というかこういう映画があること自体知らなかったのですが、なんかミュージシャンの皆さんのブログで結構話題になっていたので、観に行きたくなって観てきました。
長年吉祥寺のわりと近くに住んでますが、バウスシアターで映画観るのは初めてかも・・・
80年代のLAメタルブームとともに華々しく登場したものの、なぜかムーブメントに乗れずに売れなかったヘヴィメタルバンドANVILが、なんと30年経って50歳を越えた今でもアマチュアで活動しつづけている、しかも普段は給食配膳サービスや配管工の仕事をしながら・・・というドキュメンタリー映画。
私はANVILって知らなかったのですが、彼らの代表曲Metal on Metalはなんか聴いたことがあるような気がしましたが・・・気のせいかなあ。ありがちな感じの曲ではありましたから。
ファンキー末吉さんが観に行った時には女性やカップルがほとんどいなかったということですが、さすがにレディースデーだったので女性の方が多かったです。男性も結構いたけど。
しかし、どう見ても80年代からメタルファンでした、という感じの人ばっかり・・・(汗)やっぱり普通のレディースデーとはなんか違いました・・・(汗)
というわけで、この映画を観る人ってほとんどがメタル好きな人たちだち思うんですが、観てみて、一部のメタル好きな人しか観ないのでは勿体無いなあと思いました。ドキュメンタリー映画としてとても良くできてたと思うんですよ。
ファンキー末吉さんの奥さんがこの映画を観て、「バンドやったことある人なら誰でも経験してることだ」と言ったそうです。確かにそう思います。良い音楽やってるというだけでは売れないんですよね。良いバンドなのに売れないまま消えていったバンドがどれだけあることか・・・
たとえばそうそうたるメンバーが揃っているURUGOMEだって、メンバー一人ひとりはプロだけどバンド自体はアマチュアだという事実・・・他にもそういうケースたくさんありますよね。
でも私は観ていて、これってバンドだけの話ではないよなあ、と思いました。およそ芸術とよばれることを生業にしようという人は誰でも経験してることではないかと・・・
バンドが売れるためにはプロモーションや、世間に受け入れられるために路線を変更したりとか、そういう何がしかの手段が必要ですが、俳優とかでも同じことですよね。力のある事務所に所属していい役を手に入れなければ有名にはなれないという。そして有名にならないといい役も来ない・・・
クラシック音楽の世界にだってそういうのあると思うし、美術の世界にだって色々あると思うし・・・
そう思うと、決してヘビメタバンドという特殊な世界の話ではないんですよね。
メタル好きな人にはもちろんおススメですが、むしろヘビメタってあんまり・・・な人にこそ見てもらいたいなあと思いました。ダスティン・ホフマンのコメント、観る前には「ホントか?」と思っていたけれど、観終わったら納得しました。
ドキュメンタリーとして、過去の映像やインタビューを交えての構成も上手いんでが、何よりも、リップスさんとロブさんという二人の人間性を実に上手く描き出しているんですよね。
子どものようにピュアで熱いギター・ヴォーカルのリップスさん。目を輝かせてはしゃいでいる様子を見ているうちにとってもキュートに見えてくる・・・(笑)いや実際若い頃は結構かわいかったんですけどね。(どうでもいいけどリップスさんの下の息子ムチャクチャかわいいんですけど・・・!)
対するドラムのロブさん(ロブ・ライナーっていうと普通映画監督を思い出しますが・・・)は、絵を描く趣味があったりする、物静かな(メタルドラマーとしては・・・)思索家。笑顔でドラムを叩く10代の自分の写真を見て「笑ってるなんて珍しい」というほど日ごろからクールで笑わないんですね。
ANVILが30年続いた原動力は間違いなくピュアで熱いリップスさんの熱意なんですが、それにずっとついて来て「尽くした」ロブさんの物静かな友情がなければ成り立たなかったことでしょう。
この二人をめぐる家族の肖像もさりげなく掘り下げているのが上手いと思いました。
二人ともユダヤ人なんですが、リップスさんは真面目で厳格な家庭で育ち、兄弟も皆堅気の仕事についている。お母さんも「息子には学校を出て働いて欲しかった。音楽をやるこということを受け入れるのにはかなり時間がかかった」と話しています。兄と弟は、リップスさんを尊敬はするけれど、自分たちにはとてもあんな生き方はできないと・・・
家族で一番の理解者(奥さんを除けば)はお姉さん。「弟を愛しているから幸せになって欲しい」と援助を申し出ながら泣いてしまう姿にほろっと来ました。
一方ロブさんの両親はロブさんが音楽をやることに理解があり、ロブさんの家からはいつもクリームやグランドファンク・レイルロードなどの音楽が大音量で流れていたとか。
そのロブさんのお父さんは15歳くらいのころアウシュビッツの強制収容所にいて、生死の境を潜り抜けて来た、というエピソードを聞いて、泣けてしまった・・・自由に生きていられることがどんなに素晴らしいことか知っているお父さんは、ロブさんが人生を捧げられるほど好きなことを見つけたことを心から喜んで応援していたのでしょう・・・
こういう家族のインタビューが、皆話しているうちに涙が出てきたりして、そういう感情を引き出すのが上手い監督だなあと感心しました。
しかしリップスさんとは対照的に、ロブさんのお姉さんは「(ANVILは)もう終わっているのよ」と手厳しい。現実的に考えればロブさんのお姉さんの意見は常識的なものなのだけれど・・・
この映画を観ていて、私は羨ましかったですね。ANVILのファンが(笑)
売れなくても諦めずに、自分たちの音楽を変えることなくバンド活動を続けてくれるなんて、ファンにとっては一番嬉しいことですよね・・・
「売れないからバンドとしてやって行けない」とメンバー自身が諦めて解散してしまうバンドのなんと多いことか。ある程度の年齢になったら、バンドのみならず、音楽活動も諦めて、堅気の仕事につく人がほとんどだろうし、世間もそれが大人として当然の選択だと思っているし・・・
だから、メンバー自身がバンドを続ける意志を持って30年間も活動してくれるなんて、本当に羨ましいなあと思うのです。
ただ、彼らの特殊なところがあるとしたら、まあ30年ずっと同じバンドを続けているということもそうですが、それも「趣味の域」でひっそりやって行けばいい、というのではなく、本当に未だにビッグになって売れることを諦めていない、ということですが・・・
映画ではそんなANVILのトラブルまくり欧州ツアー(東欧やスペインはともかく、ドイツまであんないい加減だなんてびっくり・・・)や、再起をかけた13枚目のアルバムのレコーディングの様子とレコード会社に売り込む過程、そしてラストには東京のLOUD PARKに出演した時の様子、までが出ていました。
LOUD PARKに出ていたとは聞いてましたが、ついこの間だったので、まさかそこまで出てくるとは知らずにびっくり。それで冒頭に84年のイベントで来日したときの様子を盛んにやってたのか・・・
最後大勢の前で盛り上がってめでたしめでたし、という結末は見えていたのに、それでもリップスさんのモノローグとともにドキドキして、大勢の観衆の前で嬉しそうに演奏している彼らを見たらほろっとしてしまった・・・
エンドロールがまた良くて、リップスさんとロブさんが語る言葉を聴きながら、気がついたら泣いていました。
そして最後の方で85年にANVILの二人と一緒に記念撮影に収まる若き日の監督のサーシャ・ガバシ・・・ってあんたもファンだったんかい!(笑)
でもファンだからこそ、あんな愛情に溢れたドキュメンタリーが撮れたんだなあと納得でもありました。それを最後にバラすというのもちょっと粋な演出かなとも思いました。
ANVILは映画がきっかけでレコード会社とも契約できたって言ってました。映画を観る前にその話をきいた時は、ちょっとズルイな・・・と思ってたんですが、映画を観たら考えが変わりました。かつてのファンが映画に携わるようになり、彼らを撮りたいと思ったということは、結局は彼らの音楽が導いたことだったんだと思うようになったので。
ところでサブタイトルの「夢をあきらめきれない男たち」って、見終わるとなんだか結構失礼なタイトルに思えるんですが・・・
かと言って、誰かがコメントしていたように「夢を追い続ける男たち」とか「夢をあきらめない男たち」だとベタでまた面白くないのもわかるんですよね・・・難しいところですね。
そうそう、映画の中でも出てきた13枚目のアルバムThis Is Thirteenは日本ではソニーミュージックジャパンから発売中。映画館で流れてたと思うんですが、なかなかカッコイイんですよね。弟のためにレコーディング費用の大金を援助したお姉さんのためにも、後で買おうかな(笑)
でも今はレ・ヴァン・フランセの予習でプーランクとかラヴェルとか聴いてるんだけど・・・フランス物からヘビメタってのもすごいギャップだなあ(汗)
追記この映画に出てくるLOUD PARKは今年のじゃないんだそうです。今年は再来日だったんだそうで。確かになんか時間帯が違うな・・・とは思ったんですが(汗)
あと、サーシャ・ガバシはファンどころか一時期ANVILのローディーをやってたんだそうな。なるほどね~

てな訳で今年見た映画の順位。
1.インスタント沼 / 2.女の子ものがたり / 3.アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち~ / 4.ウルヴァリン:X-MEN ZERO / 5.ハリー・ポッターと謎のプリンス / 6.トランスフォーマー・リベンジ / 7.ダウト~あるカトリック学校で~ / 8.ブッデンブローク家の人々 / 9.レッドクリフpart2 / 10.マンマ・ミーア! / 11.ウルトラミラクルラブストーリー / 12.カムイ外伝 / 13.スタートレック / 14.アラトリステ / 15.三国志 / 16.キラー・ヴァージンロード
1位も2位もありだったんですが・・・暫定3位ということで。

あと今年見に行く予定の映画のリスト。
第10回東京フィルメックス 「サースト~渇き~」
12月19日公開 「のだめカンタービレ最終楽章 前編」
今年は20本行かないことになりそうです。
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十二夜

2009年11月08日 | ミュージカル・演劇
Studio Lifeの十二夜を観てきました。
Lifeは何でも観るわけではないですが(というか妹が観る気になった時に便乗して行っている)、十二夜はもともと好きだし、男女の双子の話というのが男性だけで演じるLifeには向いてそうだな・・・ということで観に行くことになりました。(まあ最終的に決断したのは妹ですが)
十二夜、ヴァイオラとセバスチャンの双子が、男女で演じていると「いやどう見たって間違えないでしょう・・・」という感じになってしまうのが苦しいなあと常々思っていたので。
まあ松本慎也さんと関戸さんも特に似てないけど(汗)同じ髪型で同じ衣装を着たらかなり似た感じになってました。それでもより華奢な松本慎也さんが二人並べるとちゃんと女の子に見えるのはすごいなあと思いましたが。
この作品、女性は3人しか出ていないうえに、女性役はすっかり板についている三人がやっていたので、なんかすごく自然に見られてしまいました。(まあ初めてLife観る人にはどうだかわかりませんが・・・)男女の双子のことがあるので、むしろ男性だけの方がしっくりきたくらい。シェイクスピアの時代には実際に男性だけで演じられていたそうですね。
私はただ十二夜を観に行くという認識しかなかったんですが、音楽劇だったんですね~(汗)なんか好きですね最近音楽劇が。
まあ確かに十二夜のようなにぎやかな作品をやるのに音楽劇という形は向いているとは思うんですが、歌唱力ある人がほとんどいないのに無理に歌う必要あるのか・・・と思ってしまいますけど・・・
一部のキャストなど、歌いだすと「ここ笑うところ・・・じゃないのか・・・」という感じになったりもしましたけど(汗)
まあマルヴォーリオの演歌とかは面白かったですけどね(笑)オープニングも演出としては良かったと思います。歌唱力は置いておいて(汗)
全体的には東宝ミュージカルの十二夜よりもよっぽと良かったですけど。歌上手いキャストで観たらもっと良かったかもしれません・・・
とまあ歌はおいておいて、全体的にはとても面白かったです。Lifeの舞台としても、十二夜の舞台としても。
十二夜は映画とか舞台とかで何回か観ていますが、その中でも面白い方でした。シェイクスピアの小難しいところを歌なんかに置き換えて(だからまあ歌が必要だったんですかね・・・元々歌う場面も確かあったと思いますが)、ギャグも上手くアレンジして、コメディとして上手くまとめていたと思います。
劇団でやってるからというのもあると思うのですが、他の舞台だと印象が薄かったセバンチャンとかアントニオとかもそれなりにキャラが立っていて印象に残りましたね。
アントニオがゲイ、というのも、キャラが立ってた原因ではありましたが(笑)なんか、なんでアントニオはそんなにセバンチャンに親切なの? というのがすごく納得できるというか、本来そうなのかもなーとすら思わせました。
以前藤原竜也さんがバサーニオをやってた「ヴェニスの商人」を観たら、やっぱりアントニオ(あ、これもアントニオか・・・)がバサーニオにちょっとその気があるっぽい解釈で、これもアントニオがなんでそんなにバサーニオに対して尽くすのか、という理由としては納得だなあ、と思ったので、案外本来そういうんだったりして、と思ったりするのですが。
しかし、この解釈だと最後ハッピーエンドなのにアントニオだけかわいそう・・・(汗)
アントニオの牧島伸一さんこういう濃い役ぴったりですね・・・(笑)
あと、今まで観た十二夜よりもキャラが立ってるなーと思ったのはサー・アンドルーでした。今までは正直うざいキャラ、という印象しかなかったんですが、青木隆敏さんのサー・アンドルー、すごい存在感でした(笑)おバカでかわいくすら思えて来るという・・・(笑)一人で叩かれまくってたのもおかしかったし。なんかこのサー・アンドルーも、本来こういう立ち位置のキャラなのかな、と思えてしまいました。
しかし青木隆敏さん、「マージナル」以降観るたびにすごいインパクトなんですけど・・・(笑)なんか目が離せないです(笑)
オリヴィアはもともと結構好きなんですが、及川健さんのオリヴィアはなんか今までになくかわいい感じでよかったです。そういや及健と松慎が共演というのも珍しい気がして観られて良かったかな。
松本慎也さんのヴァイオラは素直に女の子が男装してるように見えたのがすごいなあと。自然にかわいかったです。
林勇輔さんのマライア、なんか厚化粧した方がかわいくなりますね・・・(笑)あれはおばさんメイクなんでしょうが。声は女の人でも全然おかしくないし、なんかものすごく自然に観られてしまいました。
船戸さんのサー・トービーはカッコよかったです。(船戸さん結構好き(笑))なんかブログでこの舞台すごく疲れると言ってましたが、確かにすごいテンションで動き回って、観てる方は面白かったですが大変なんでしょうね~
意外におかしかったのが、オーシーノ公の家来三人衆の山崎さん、笠原さん、石飛さんでした。出番ちょっとなのに。さすがシニアというところでしょうか・・・(笑)笠原さんのサー・トービー、石飛さんのマライアも面白かっただろうなあ。
あと、客演のマルヴォーリオの坂本岳大さんですね~。すごいおかしかった! ルックスではいままでにないカッコイイマルヴォーリオなのですが、それがかえっておかしかったですね~。演歌とか最高に笑えたし(笑)
曽世さんのオーシーノは出番少なくて勿体ない感じでしたね・・・
全体としてコメディのアレンジも劇団ならではの手馴れた感じで、面白かったです。サー・アンドルーのことを「見かけは豹柄だが」ってのが一番笑いました(笑)
Lifeとシェイクスピア喜劇、結構合ってるみたいですね。「真夏の夜の夢」も観に行けばよかったかな。またシェイクスピアもやってほしいですね。
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MAKE-UPミニアルバム発売予定!

2009年11月07日 | 音楽(主に日本のHR?)
mixiのMAKE-UP/GRAND PRIXコミュで、「HP作りました」というトピックスが上がっていたので、ファンサイト作った人がいるのかな・・・と観てみたら、なんとオフィシャルサイト!?
(宣伝するんならもっと堂々とオフィシャルサイトって書けばいいと思うんだけど・・・コメントしてる人がいなかったらスルーしてたかも(汗))
どうもオサメタのマネージャーさんが作ってるみたいですね。ドメインもオサメタと同じだし。
で、そこのインフォメーションにMAKE-UPがミニアルバム出すって書いてありました!
詳しくはオフィシャルサイト見ていただければと思いますが、5曲中新曲も2曲! うわ~(感涙)
リアレンジ3曲は、Runaway from Yesterdayと、「ペガサス幻想」「永遠ブルー」2009バージョンのストリングスも入った新バージョン。河野さんがブログで書いてたストリングスモノってこれのことだったんだなあ。
いや、何かやるかもとは言っていたものの、正直あまり信じてなくて(苦笑)あまり期待しないでいたので、ちょっと意表をつかれましたね~!
ああでも、本当にMAKE-UPの新曲聴けるんだなあ・・・!
生ドラムも入れたって書いてあったけど、誰が叩いてるのかな。まあ豊川さんってことはないだろうけど・・・。
ん~でもストリングスが入ったアレンジってあんまり好きじゃないので、どうかな~。河野さんのお手並み拝見です。
でもまあとにかく新曲ですよ! うわーいきなりすごい展開になって来たなあ。
公式サイトではそのうちミニアルバムの試聴もできるようになるみたいで、楽しみですね。
あ、もしかして信夫さんのサイトの改装ってこれに合わせてなのかな? 関係ないかな・・・
あと、公式サイトの開設にあわせたのか、なんと松澤さんのブログができてました! これでDRAGON FLYのライヴ情報とかわかるようになるといいなあ。(ライヴあればですけどね、その前に・・・(汗))
とまあそんな訳でMAKE-UP急展開ですよ~。そろそろ河野さんもWEBラジオで何か話してくれるかな。
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のだめ映画新予告のこととか

2009年11月04日 | のだめカンタービレ
前売りも開始していよいよ前編の公開も近づいて来たのだめ映画ですが、公式サイトで新しい予告編がupされてました。
なんかなかなか良い予告編で、これ観てるとかなり楽しみになってきます。まあ、予告の編集が良いだけって可能性もなくはないので(汗)期待はほどほどにしておこうかなとは思いますが。
以下、原作のネタバレと映画の内容の予想が内容に含まれますので、ネタバレ気にされる方はご注意ください。一応原作のまだ単行本になってない部分のネタバレは反転文字にしますが・・・
変装してマルレに潜入もちゃんと原作どおりですね(笑)思ったよりも誰だかわかるけど・・・(汗)
あらすじを読むと、原作ではのだめと一緒に行っていたマルレのコンサート、フランクと一緒に行くようですが、予告の台詞を聞く限りでは、原作ではロランの役割だったところをフランクがやるような雰囲気ですね。ドラマのロラン、プラハのオケにいることになっちゃってたもんなあ。
フランク、ユンロンの役割もやってるから結構重宝に使われてますねー。
子どもバレエ団乱入も原作どおり(笑)
原作では16巻あたりのマルレのリハーサルの話が結構好きなんですが、SPドラマを見る限りでは外人さんであれやるのは難しいのでは・・・と思ってましたが、ちゃんと外人さんでギャグやったりしてますねー。なんか嬉しくなってしまいました。
まあ、吹き替えになるんだろうから、どの程度原作のテンポを活かせるかですが・・・。黒木くんとケイタイのやりとりとか、ポールとファゴット首席のおじさんのやりとりに青ざめる黒木くんとかも観られたら嬉しいけどどうかなあ。
のだめが千秋に噛み付くシーン、予想以上に激しいなあ(笑)さすが二人もスタッフも慣れてるというか。のだめの飛びつき方もすごいし、かまれて白目剥く千秋も・・・(笑)こういうテンポの良さは、いい意味でドラマのままのようで、楽しみです。
オクレール先生もしかして違う人・・・?と思ってよく観たら同じ人でした。うーん短期間に随分老けられたような・・・(汗)
チャイコフスキーの1812年が使われるというのは前から聞いてましたが、ウィリアムテルの代わりなんですね、どうやら。実は原作読んでいて、「ここでウィリアムテルってどうなんだろう・・・」と思っていたので、上手いアレンジだと思いました。盛り上がりますよね、あの曲。V・フォー・ヴェンデッタを思い出す・・・
実写版のだめ、サントラとして使われる曲ももちろん、演奏シーンでの選曲やその曲のどの部分を使うか、とかの選択もすごく上手いなあと思うんですよね。
Sオケのエロイカをベト7に変えたのも正解だったと思うし、リストの超絶技巧練習曲の選曲も上手かったし。
山口沙弥加さんのゆうこもまたすごいことやってるし(笑)最初SPドラマで見た時にはちょっと下品すぎるかな?と思ったんですが、見慣れていくうちに実写版のゆうこいいなあと思うようになりました。ジャンを尻に敷いている感じが原作よりパワーがあって面白いなあと。映画でも楽しみです。(そういやジャンの姿見ないな・・・(汗)ポールはチラシの端っこでようやく写真みかけましたが(汗))
谷原章介さん、見事に原作どおりの変顔で笑ってて、すごいと思いました(笑)ホントなんでもやる人ですよね~。正直、下馬評どおりのキャスティングがつまらないな・・・と思ってましたが、やっぱり松田さんにはハマってますね~。
なんかターニャが倒れてたから、のだめカレー事件もやるのかな? またすごい倒れ方してたなあ・・・(笑)
というわけで、新予告を見る限りではなかなか面白そう・・・という印象です。予告にいいシーンばっかり集めている可能性もあるけれど、今までのドラマの実績を考えると、そこそこの期待はしてもいいかなあとも思いますが。

ついでにここまで集まった情報から映画の前編の展開を予想してみると・・・
冒頭は以前公開ロケ?してた楽友協会でのベト7で始まると思われますが、多分千秋が客演でどこかのオケを振ってるという設定なのでは。オープニングでベト7を流すための設定じゃないかなーと思います。
で、あらすじを読んでると、どうやらマルレの千秋常任後最初のコンサートと2回目のコンサートを合体させるようですね。1812年が前プロで、中プロでバッハの弾き振りで、メインで失敗・・・かな。原作だとニールセンの復活ですが、曲は変えて来るのかな。(アニメでは原作どおりニールセンでやってましたが、なんか盛り上がらない感じだったので・・・(汗))
でもそうなると千秋父が登場するはずなんですが、まだキャスト発表になってないし・・・直前まで秘密? それとも顔は前編では出さないのかな?
まあ多分そのマルレのコンサートあたりで前編終わりかな、という感じですね。
その間にマルレのオーディションとかリハーサルの話を入れて、サンマロのコンサートはもうやっちゃったから、のだめの活躍はヤキトリオとかで、ということになるのかな。
プーランクはやるのかな・・・今レ・ヴァン・フランセの予習でプーランクの室内楽全集を聴いてますが、オーボエとバスーンとピアノのためのソナタ、2楽章がいいんですよねー。ちょっとやって欲しいなあ。
アニメだと1楽章の始まりをそのまま使ってたみたいですが、なんか盛り上がらない感じだったけど・・・(どうもアニメは選曲とかがドラマに比べて今イチ・・・ほとんど観てはいないのですが)
で、後編のラストですが、原作のラストは結構あっさり、だったんですが、映画ではのだめと千秋のコンチェルトはやるんじゃないかなあと。数年後とかいう設定にしてでも。映画はいつもコンサートの場面で終わってましたからね・・・
とまあそんな感じで今のところ予想してますが、果たしてどうなることやら。

前編は先日クランクアップしたそうですが、随分ギリギリのスケジュールだなあ。SPドラマほどではないにしても、映画としてはかなり・・・。こういうところがどうもドラマの延長のようでやや不安はありますね。キャストのスケジュールもあるから、早く撮ってしまいたいというのはあるかもしれませんが、公開まではポストプロダクションとかもっと時間かけてもいいのに・・・
武内監督が体調不良になってしまったのも、このハードスケジュールのせいじゃないかという気がしてならないのですが・・・
で、後編は監督交代してまでも当初のスケジュールで強行してしまっているし・・・キャストのスケジュールの都合が一番の理由かもしれないですけど・・・
後編の監督も、ずっと監督補をやっていた人だということなので、監督交代の影響がそれほどないといいのですが・・・後編の展開はやや微妙な部分があるので、どうなるかなあとやや不安はありますが・・・

というわけで、今の時点でののだめ映画に対する予想とか期待とか不安とかを一気に書いてみました(汗)
なんだかんだ言って楽しみにしているのですが。さてどんな出来上がりになっているでしょうかね。
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指輪サイト開設7周年

2009年11月03日 | 指輪物語&トールキン
今日は指輪サイト開設7周年でした。・・・えーもう7年!?と自分でもびっくりしてしまった(汗)
まあ後半3年くらいはほとんど何も更新してなかったですからね・・・。LotRシンフォニー情報を載せ続けてただけ、という感じになってましたが、それも今年6月でついに打ち止めになってしまったようだし・・・まだコンサートというかサントラ生演奏上映会がいくつか残ってますが、自分がシンフォニーほど気合入ってないのでつい更新も怠り勝ち・・・
あと完全版サントラCDが出た時には盛り上がりましたが(私が(笑))
今後ホビット映画の公開が近づけば世間は盛り上がるかもしれませんが自分が盛り上がるかどうか微妙・・・といいつつもサントラ場面予想はやるだろうなーと思ってますが。ホビットのサントラは楽しみですねー。
あとは、本当はもう出ているはずだった、未使用音源CDとThe Music of the Lord of the Ringsが出たら私一人で盛り上がるかもしれませんが、果たして読めるのかどうかもわからないし、サイト更新につながるかどうか・・・サントラ完全版のライナーノートの内容すら更新してないもんなー。一応ブログにメモは残して歩けど。
6月頃自宅療養していた時に少しサントラ考察に手を加え始めていたのですが、社会復帰してしまったらそんな暇は全くなくなってしまった・・・暇があるかどうかよりも自分にやる気があるかどうかなんですけどね、ホントは・・・
というわけで今後もどの程度更新できるか怪しいですが・・・(汗)
なので本当は7周年とか言っても・・・なんですが、旧指輪日記をこのブログに統合した関係上、このブログの始まりが7年前の今日になってますので、まあ一応意味はある・・・かな?(汗)
ブログ内でも指輪カテゴリーの記事もなかなか更新しなくなってしまってますが、相変わらず「指輪物語」は大好きな作品なので、これからも細々と続けて行けたらなあと思ってます。

そうそう、実は原作再読中なのですが(7回目とかで最初の方に感想書いてましたが、よく考えたら8回目だということに気がつきました(汗))、やっぱり「王の帰還上」が好きだなーとしみじみ思いながら読んでます。今ペレンノール野の戦いがひと段落して、レゴラスとギムリがメリピピに会いに行く途中。
8回目に読んでも、メリーに対するセオデンの優しさ、一人残された「いい子」なメリーの心境、エオウィンの閉塞感、エオウィンの姿に勇気を奮い起こすメリー、ホビットと再会した馳夫さん・・・などなど、心に沁みるシーンが満載です。
加えて、初めて読んだ頃には特に気がつかなかったピピンのミナス・ティリスでのホビットらしさ、レゴラスが実は結構メリピピのこと気に掛けていたこと(これは「二つの塔」ですが)、などなどにも心動かされてます。
デネソールはやっぱ原作が一番いいなあ・・・
ピピンがパランティアを覗いてしまったこと、アラゴルンがパランティアでサウロンに挑戦したこと、ペレンノール野での戦い、これらのことが全てフロドたちの行動を助けていた、というのも原作だとわかりやすくて、皆がつながっている感じがして良いですね。このあたりが映画には足りなくて不満だったなあ。
まだまだ原作も読み飽きるところまでは行ってないなあと。(さすがに新しい発見はそろそろなくなってきましたが・・・)これからも年一回は読み返して行きたいですね。
とまあそんなわけで、これからもひっそりと指輪物語とトールキン作品を応援して行きたいなあと思う、7年目の節目なのでした。
コメント (4)
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ボーデン湖

2009年11月01日 | 旅行
さて、旅行記はいよいよスイスを離れます~
ルツェルンから国境を超えてフュッセンまで移動しました。
一度チューリヒに出て、チューリヒからミュンヘン行きのICEに乗り、途中リンダウで乗り換えるのですが・・・
ジャーマン・スイスパスを持っていたので暢気に構えていたのですが、乗り継ぎの時刻表を確認していたら、ん? もしかして1駅だけオーストリアを通過する???
どうもボーデン湖を迂回すると1駅だけオーストリア領に入ってしまうようなのです。
おそらくこの部分だけ切符を買えば良いのでしょうが、気がついたのが前日の夜・・・もう窓口閉まってるし・・・
日本だったら、列車に乗ってから差額払えばいいや、で済むのですが、欧州って切符あらかじめ持ってないと罰金取られるって言うし・・・
とりあえず翌朝起きたらすぐにルツェルンの窓口に行ってみたのですが、窓口が開くのが7時・・・それから切符買ってたら予定の列車に間に合わない・・・
仕方なく、ルツェルン発を1本早い列車にして、チューリヒで切符を買うことにしました。チューリヒ中央駅なら何日か滞在して勝手もわかってるし。
というわけで、朝食も食べずに(でも持ち帰れるものは持っていって列車の中で食べました)大急ぎで出発しました。朝日が映えるルツェルン湖美しかったのですが写真撮る余裕もなく・・・
でもなんとか窓口で切符もゲットして、無事ミュンヘン行きに乗ることができました。
途中、ハンス・カストルプが(そしてトーマス・マン夫妻も)ボーデン湖を渡って列車に乗り換えたロールシャハも通過しつつ・・・
オーストリア領を通過した後、ボーデン湖畔のリンダウで降りて乗り換えです。
ここで1時間くらい時間があるので、ウロウロしてみることに。スーツケース持ったままですが・・・
あ、リンダウ駅のトイレは有料なのですが、ちょっと歩いたところにあるマクドナルドのトイレが無料で使いやすいのでおススメ。しかもこのマックのトイレ、入り口入って左手に、店内から見えない位置にあって、もう部外者にお使いくださいと言わんばかりなんですよね・・・(汗)

リンダウの駅はボーデン湖のすぐそばなので、乗り継ぎ時間を利用して気軽に湖畔まで行けました。
トップの写真は偶然カモメが写りこみました。普段カモメ狙って撮ってもちゃんと撮れたためしないのに・・・(笑)


スーツケース持って観光することってなかなかないので、ちょっとスーツケースを写りこませて撮ってみました・・・(笑)

ボーデン湖って、「トーマの心臓」でも出てきたし、「魔の山」でも出てきたし(どっちも名前だけですが・・・)なんとなく心に残っている地名でしたが、まさか実際に行くことになるとは思わなかったな~
まあ、スイスの信じられない美しい色の湖を見た後だと見劣りしてしまったりはしましたが・・・(感覚が麻痺している・・・スイス恐るべし)
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LotRO日記:チキンツアー2

2009年11月01日 | 指輪物語&トールキン
ツアーの概要は前回書いたので写真だけ・・・
フォロヘルに2回目に行った時、ちょうどよく夜だったのでオーロラが見られました!
きれいだときいてたけど、実際観られることがあるとは思わなかったので感激・・・!


アルヴェドゥイさんにも会えちゃいました~

そして、今回のキチンツアーの最大の目玉は・・・
町めぐりの最後、裂け谷の後に移動したところは・・・!

なんと、モリアに行ってしまったのです!
(「モリアの壁に入ります」って出るところが上手く撮れなくて残念・・・)
初日に参加した時、多分全員初めてだったので、皆びっくり&大興奮!


川がせきとめられて池になっているところもちゃんとありました。
モリアまで拡張されることはありませんでしたが、実装はできてたんですね・・・と思うとちょっと悲しいですが。

と、1回目はただモリアに来たことに興奮していましたが、2回目にふと、もしかして池を泳いだらモリアの門まで行けるのでは? と気がつき・・・
右上の木が2本立ってるところ、あそこがモリアの門のはず。

と泳いでみたものの、気がつくのが遅くて門までたどり着けないうちにサンドソンの農場まで強制移動・・・

このままでは悔しいので、3日目にも参加して、すぐに池に飛び降りたのですが・・・あせって高いところから落ちすぎて骨折、泳ぐスピードが半分に・・・(汗)
イライラしながら泳いで、なんとかギリギリ門までたどり着きました。

他にも同じこと考えてた方がいて、何羽かでいっせいに泳いで行ったのが面白かった(笑)
門のところはつなぎ目だけわかるようになっていて、さすがにイシルディンの模様は光ってませんでしたが。
というか、こんなつなぎ目がわかるような仕事、ドワーフの仕事とは思えないんですけど・・・
でもまあとにかくモリアの門まで行ったよ、ということで。
写真、ちょっと近づきすぎでしたね。もうちょっと遠くからも撮っておけば良かったなあ。
北米版で果たしてモリアまでたどり着ける日が来るかどうかわからないので(苦笑)行けてよかったです。本番だと水中の監視者とかモンスターいろいろいてなかなかたどり着けそうにないですしね。

というわけで最後に楽しい企画考えてくれてありがとう日本語版LotRO! という感じでした。
コメント (2)
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