今回は自分の中で『記録』と言う位置付けで書きます。
長くなるので、興味ない方は読み飛ばしてください。
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『あなたの所得税についてお尋ねしたい事がある。税務署に来て欲しい』
と言う旨の手紙が来たので会社を休んで行ってきた。
全く初めての事なのでドキドキ、オドオドしながら
大荷物を持っていく。
1.昨年度の確定申告の写し
2.総勘定元帳(会計ソフトで発行)
3.不動産契約関連の書類
4.月毎に仕分けた領収書
ですね。
9:10頃、若いイケメンの税務職員と対談が始まった。
要するに
昨年度の不動産事業で
『経費が多すぎて利益を少ない。支払った所得税が少なすぎませんか?』
と言う趣旨の対談だ。
んで色々な費目毎に
『この金額の内訳はなんですか?』と質問されて
『これはカクカクシカジカの出費です』と汗をかきながら正直に回答。
1時間くらい経った頃。
『だいたい大丈夫そうですね。』と言われた。
ここに来るまで2週間位の間、緊張しまくっていたので
その緊張が解けてホッとした。
『ただし!福利厚生費が問題あります。
物件の見学に行った時の食事代は経費計上出来ません!(キッパリ)』
売買不動産の担当兄さんに
『物件見学時の食事とか経費計上できますよ』
と聞いておった!そこら辺はどうなのですか!!??
と食い下がったが却下された。
ここら辺は確かにグレーな所だ。
ションボリとしながらも、仕方ないと諦める。
イケメン職員は続けて
『それと・・・物件を所得するまでの物件調査の交通費は認められるが
物件購入後の交通費は認められん!!』
と言い放った。
ワタクシは現在のアパートを購入後に2棟目を購入すべく
色々な街に行って物件調査を続けている。
まだ購入できていないが。
ワタクシはまだ買えていないが、今年度もその交通費は発生しておるが
その経費は認められないのか?と食い下がる。
イケメン職員は
『今年中に2棟目を買わなければ認められません!』と言い放った。
『え"え"え"え"え"~!(心の叫び)』
ここまで経費は30万円程、減らす事になった。
イケメン職員は、修正申告の為に入力してくと言う事で
勝負が終わった。
恐らく1万6千円くらいの追加所得税を支払う事になるな。。。
と覚悟して、若干ホッとした。気分はリラックスだ。
イケメンが戻ってきた。
『スイマセン!入力していて気づいたのですが、
建物価値と土地価値が大分開きがありますが・・・
土地分のローン支払い利息は経費計上できないのですよ・・・』
『え"~!そういやそんな事をドッカの本で読んだ事あるなぁ。。。』
このローンの支払利息は約60万円!
気分は奈落の底。
追加の税金を計算すると・・・4.6万円。。。
それに延滞税と言う物がかかり1千円。
合計4.7万円。
勝負が終わった・・・
結局、正直に計上して正直に説明したのが良かった。
イケメン職員からも
『あんまさんはチャンと帳簿を付けて
かなり、しっかり会計管理をされていますね
中には領収書も無くてドンブリ勘定の人も居ますよ
来年の青色申告でも今回のところを修正したら大丈夫です』
と言ってくれた事がせめてもの救いだ。
色々な思考が駆け巡った。
『莫大な金額の修正申告じゃなくて良かった。』
『これって過去5年間の経費を修正された場合、約5倍の修正になるね。怖いね』
『アタクシは不動産事業を始めて1年目で修正できて逆に良かったのかも』
『今日はかなり税金について勉強になったな。』
『4.7万円は良い勉強代になった』
『今年度分の経費修正が必要だなぁ。面倒ですなぁ。。。』
『今年中に2棟目を購入したいなぁ。』
『しかし税金は難しい。
なにかあった時に相談できる税理士さんが居ないかなぁ』
2週間の緊張から解放された。少しスッキリした。