検察側の罪人 雫井 脩介
前回の雫井氏の「殺気」は二十歳のお姉ちゃんの何たらこうたらで全然面白くなかっとたですが
今度の本は最初に読んだ「火の粉」と同じく法曹界が舞台です。
やっぱ雫井さんはこちら関係の物語が得意ではないとでしょうか。
話は本の題名通りであります。
それ以上は書きません、少しでも書いたら すべてが分かってしまうような気がするからです(笑)。
そいにしても権力やら名誉やらを持っていても悪い事ばして転落する物語は溜飲が下がるとです(半沢直樹のように)
最近も色々と転落者が出てきております。
息子の悪さで番組降板した大金持ちの司会者は貧乏だったら世間の受けが違っていたのにね・・・・・残念。
ばってん偽造問題で開き直りのホテルの幹部達、彼らはしぶとい・・・・・どうか転落してくれ!!!。
さぁ気分を変えて次の本です。
犬から聞いた素敵な話 涙あふれる14の物語 山口 花
ニコを思い出して泣けるのは覚悟していました。
正直、最初は本を開くのに少し躊躇いがありました。
読んだ場所は家内が買い物している某ショッピングセンターの
出来るだけ人の視線が少ないベンチです。
何度も、こらえられずに本を閉じました。
悲しいのでは無く、ニコとの思い出が溢れてくると、傍にニコがいて
ニコのぬくもりが温かく伝わり、もう一度会えたような懐かしさと喜びで泣けました。
読んで良かったです。