赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



J1第21節 甲府1×4浦和@国立

甲府のクラブ法人化10周年記念試合ということで、甲府のホームゲームながら国立開催となったこのゲーム。並びで多少の混乱もありつつも大過なく運営はこなしたようだ。しかし余計なお世話だが、個人的には10周年記念試合こそいろんな想いのつまった地元小瀬でやるべきだったのではないかと思う。いや、こちらとしてはチケット取りやすくて大変有難いんだが・・・。

試合前に大黒摩季のライブがあると聞いて、大黒さんの全盛期が青春ど真ん中だった者として正直かなり心惹かれるものがあった。しかし、らーめんの誘惑には勝てずに17時頃まで代々木で麺を啜っていたため、彼女の歌声は明治公園の便所で聞くことになった。いや「ららら」は懐かしいね。あっという間にもう、こんな歳だし、って嗚呼あの頃に戻(ry

スタメンからサブまで前節とまったく変わらず。甲府は茂原が出場停止。外国人選手がひとりもおらず、また林も増嶋もサブだったのは正直意外だった。そういえばスタメン紹介で一番最初に監督を紹介するというのは初めて見たような気がする。

1-4でスコア上は圧勝だったが、全体的にぐだぐだというか、特に後半に入ってからの甲府の速い寄せに苦しんだり、また守備も押し込まれる時間帯があり、内容的にはいまいち。ともあれ、首位G大阪が最下位のクラブとの対戦だっただけに「絶対に勝たなければならない試合」で勝ち点3を、それもこの過密日程の中で着実に獲得したことは疑いなく賞賛に値する。他方、前半で大量失点してもくじけることなく、また頑なまでに引かずに前に出てくる甲府の姿勢も本当に清清しい。それでも大木さんのコメントは厳しいね。

いつもどおりJリーグを「代表アピール合戦」という陳腐な言葉とともに貶めるスポーツニュースを見た限りでは、2ゴールを上げてまた代表に選ばれてしまった達也ひとりが試合をしていたように見えるが、この試合のMOMは文句なく左WB平川だったろう(奇しくもオシム爺さんもそんなこと言っていて笑ったがw)。裏への飛び出しといい、正確でいやららしいところに蹴りこむクロスといい申し分ない。絶好調だね。これでは相馬もしばらく出番が得られないだろう。まあどっちも頑張れ。

啓太のアシストとゴールとか、坪井のオフサイドとか、普段余り見られないものが見れたのもある意味収穫か。特に啓太のリーグ戦ゴールは昨年広島でも見たので、2年連続で目撃してしまったことになり、何か天変地異でもあるんじゃないかとちょっと心配になるw



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