赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



浦和美園駅前 (※)大宮アルディージャのホームゲームです。

J-League Div.1 - 2009 season 13th Sec.
Omiya 1 x 1 Urawa @Saitama stadium 2oo2, SAITAMA(AWAY)

徐々に回復してはいるのだが引き続き体調が思わしくなく、普段の埼スタなら南に陣取りたいところ、本日は形式上アウェイゲームということでそうもいかず、北の最上部あたりでひっそりと観戦の大宮戦。がらんとした南広場、マッチデーカードもプログラムもない、何となく違和感みたいなものも覚える。直輝もロビーもいない、リーグ戦のなかでは試練となる大宮戦。結果は残念ながら1×1のドロー。

どんなメンバーでも同じサッカーで出来る、という理想にはそう簡単に辿り着けるものではなく、もしかしたら一生かかっても辿り着けないからこそ「理想」と呼ばれるのかもしれない。いずれにしても浦和がその境地に辿り着くか、あるいは少しでも近づく道は果てしなく先が長いことを痛感させられる今日この頃(といってもネガティブに捉えているわけでは全然ありませんが)。

故に、当面の戦い方として、手っ取り早く一定のグループに固定して戦術を仕込んでいくことは道理に適っていると思う。さらに副作用として、そのグループにいる選手と、そうでない選手との間に戦術理解の差ができてしまうことも致し方ない。そして今日のゲームではその差をまざまざと見せ付けられてしまい、一部の選手がスタートから起用されないことに納得せざるを得なかった。まだまだ時間が必要だ。

珍しく試合中は雨が降らなかったことの他にも「よかった探し」は勿論できる。途中投入組で峻希はもう少しでアシストという場面もあり、トップチームのゲームに溶け込んできていると感じるし、林もプロのデビューとしては難しいタイミングだったことを割り引けばまずまずのものだったと思う。闘莉王負傷退場というアクシデントの結果ではあるが、久しぶりに本職である中盤の底に入った細貝はまだまだ危なっかしいプレーがあっても、それでもやはり本職で使ってあげたいなぁと、ゴール以外の部分でも思わせてくれた。まぁ当面は左SBなんでしょう。

覚悟は出来ているが、しばらく我慢、いやもしかしたら一層大きな忍耐の必要な時間が続くのかもしれない。とりあえず闘莉王はお大事に。


試合開始前 (※)大宮アルディージャのホームゲームです。

長谷部は大したもんだな。
しかし長谷部の様子やOld Traffordでの"Ke sera sera"(なのか?)の大合唱とか見てるとやっぱりいいもんだなとは思うなぁ、なんて。まあ浦和については、それこそ"Ke sera sera"でも口ずさみながら、しばらく見守っていくつもりですが・・・。

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