赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



“元ポルトガル代表”親日家フィーゴ獲得は浦和とFC東京の一騎打ち(楽天ネット)

何か随分久しぶりにこの手の記事をみたような気がして、ばかばかしいながらもなんだか懐かい心持ちになった。てか、数日前にネットで見かけたときは適当な改変記事かと思ったのに本当だったのか(と思ったら「ゲンダイ」かよw)。しかし、ネドベド獲得報道といい、F東京はいつからそういうキャラにされたのかに一番興味があったりする。そう、かつてこの手の記事でスタメンに名を連ねていた横浜Mや名古屋という文字が見られないのは両クラブの親会社が国際金融危機の影響を大きく受けている産業だからなのか・・・って浦和も独立採算とは言え親会社は同じ産業に属するはずなのに。この「某マスコミ関係者」が実在するならその頭には浦和の昨今の財務状態に関する知識はないんだろう。まあ、そもそも改革中の浦和には純粋に戦力として不要なわけですが。

しかし、果たしてフィーゴが日本でプレーした場合、日経新聞に心配されて連載までされちゃうほど頼りなく映るらしいJリーグ全体の浮上に果たして資するのだろうか。浦和に限らず、定着したJリーグのファンがいまさらフィーゴが来たからスタジアムに大挙するかと言えばそれは想像し難い。むしろ「もうハイレベルなサッカーはしない」とか抜かして日本に来た段階でブーイングの標的だろう(あ、浦和だけかな?)。そうなると、必然的にターゲットは海外サッカーファンとか、ミーハー層ということになるのだろうが、高いサラリーを払うという前提で考えると、ペイするだけそういった層をスタジアムに引っ張って来れるかというとちょっと地味な気も(いや素晴らしい選手には違いありませんが)。むしろメディアから祭り上げられている中村茸選手の方がよっぽど良い客寄せパンダになれるような気がします。


フィーゴよ、今日日寿司なら世界中どこでも喰える。てか、とりあえず今オレの前で寿司の話はやめてくれないか?

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )