Yamazaki Nabisco Cup (League cup) - Group.A 4th Sec
Urawa 2-0 Niigata @Saitama stadium 2oo2, SAITAMA(HOME)
都築、闘莉王、阿部、直輝の4名を代表に取られ、梅崎、ポンテ、達也、堀之内、平川、近藤を主に負傷で欠き「メンバーが足りません」状態でリーグ上位の新潟を迎え撃つカップ戦。しかも更に、直前になって原口までもがU-18代表合宿で負傷してしまい欠場する羽目に。そもそもファーストディヴィジョンのトップチームでスタメンを張っている選手を世代別代表、それも合宿ごときに召集すること自体理解に苦しむし、その上怪我させて返すなど犯罪行為だ。2度とそんなもんに元気を送り出して欲しくない。しかし浦和レッズと布氏はとことん相性が悪いということのか。
CBにはベテランのヤマ、右SBには西澤代志也、左SBにアレ、中盤の啓太の相棒には細貝、そして峻希が初めて本職の右サイドに配置される。そしてサブには10代の選手がずらり並ぶ顔ぶれをみて、あらためて、ある種の覚悟を決め、むしろこの状況を楽しみながら試合を見るしかないと思っていたのだが、それにしても序盤は大苦戦。パスミスや危い位置でのボールロストからカウンターを浴びまくり、またSBの裏、特にアレの裏を新潟#7松下に執拗に狙われヒヤッとすることしきり。
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今季のストラップは復活祈願でこいつにします。My mobile phone strap for this season.
しかし前半28分にゲームの流れが変わる。代志也が中盤でボール奪取、細貝(てっきり高原だと思ってた)にいったん預けて再びボールを受け左足一閃。実に、実にうれしいゴールだった。この先制点を境に浦和がようやく落ち着いてペースを握ったように見受けられため、ユース上がりの西澤のこの記念すべきプロ初ゴールは彼自身にのみならず、この試合の行方にとっても重要な意味があったと思う。ともかくおめでとう代志也!
その後は後半を通しても、浦和の出来がよかったのか新潟の出来が悪かったのか、新潟の攻めに、無論前線の外国籍選手は手強かったものの、大きな脅威を感じる機会は余りなかったかなと。浦和側では、急造CBのヤマがカバーリングに奔走し声でチームを統率し(!)、本当に良く頑張ってくれた。チームにとって新しいオプションが出来たのは喜ばしいこと(しかし、このタイミングで負傷で出場機会を逃してしまった近藤にとっては痛恨かも・・・)。
阿部に代わって中盤に入った細貝は豊富な運動量を背景に攻守に大活躍。2点目もこの細貝の左サイド深いところからの折り返しをセルが押し込んだもので、やはり細貝は本職のこのポジションで使ってあげたいところだが、左SBに入ったアレのここ2試合のフィンケサッカーに全く馴染めていないパフォーマンスを見る限り、しばらくは「工事現場」の左SBで使わざるを得ないのかもしれない。
高原はこの試合では、「コロコロPK」ならぬ「コロコロFW」を返上、しっかりと楔になっていたし、献身的な守備もあり、何よりシュートの意識が高まっていたと思う。正直なところ、前の試合までは、1ゴールしたところでノってくるようイメージが湧いてこなかったが、この試合を見る限りでは、もし1ゴール取れれば、もしかすると少しは良い方向に向かうのではないかと、個人的にはそのように感じられた。ま、頭を丸めたから3割増しで見えているだけかもしれないのでわからないけど。
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Curtain call to the North stand.
2万7千ほどと、ガラガラという感じの埼スタではあったけれども、代志也のはにかみながらのインタビューやカーテンコールのみならず、他にもポジティブなサインをたくさん見ることができて実に気持ちの良い試合だったと思う。水曜の駒場は昨晩の段階でチケットが売れ残っていることを知ってびっくりしつつ、クラブによる駒場改革の成果に応えようとチケットを購入してみた。水曜に早めに退社できるよう、月火と頑張って働かねば・・・。
J.League Yamazaki Nabisco Cup/A 4th Sec. vs Albirex Niigata result (Urawa official)
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