太太(タイタイ:奥さん)たちは痩身のため、お婆ちゃんは長寿のためそれぞれ好みの運動器具で励んでおられます。

中国では「壁」も重要な建築物です。

歴史的叙事詩などが描かれています。
水辺には「茶館」もあります。

門前の獅子は明代末-清代初期の作品。それぞれの獅子には年代や特徴、由来などが表示されています。
「亭」では民族楽器を練習中のグループが、悠久の音楽を奏でておられます。

隣に座れば、コンサートの特等席。
こちらの亭はお婆ちゃんたちのおしゃべりの場所。

門前を守る獅子は清代の逸品。

入場料を払って「豫園」に行かなくとも、中国を感じられます。
こちらの亭はおじいちゃん達の定位置。

子供達の小さな遊具もあります。

門前を守るのは可愛い獅子。

侮るなかれ、これも浙江省から運ばれた清代の「石虎」です。
この近隣公園は1953年に創建されましたが、当時この地区が「蓬莱区」だったことから「蓬莱公園」と命名されました。
広さは約27千m2、2005年から政府の資金で改修工事がなされ、現在に至っています。

門前を飾るこの獅子は清代の製作で高さ2.1mあり、「上海海防道台」の営門にあった由緒ある物です。
さしずめ、日本では「国宝」級かもしれませんね。
撮影:CANON EOS5D3 + EF24-105mmL