上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

森林は江蘇の豊かな水に育まれていた。:高郵市東湖湿地公園

2012年12月05日 06時00分00秒 | 旅行
木道や木の橋を歩きながら森林浴や野鳥観察、フィールドアスレチックなどを楽しめます。



木道以外の構造物は出きるだけ造らないようにしているようです。



夏には蓮の花が咲き、風景に彩を与えるでしょう。



恐らく、沼を運河状に浚渫し、その土砂で陸地を造る大昔からの方法で干拓されたのでしょう。


今回、隣の興化市(シンホワ)には行けませんでしたが、古来の干拓方法をそこで見ることができます。
「朶田:ドゥオティエン(中国語は土偏あり)」と呼ばれる湿地帯に造られたいくつもの「輪島」は、写真で見る限りまるで湿原の「千枚田」のようです。

大気も汚染されていないのでしょう緑が濃く、天気がよければもっと快適だったかもしれません。



いくつも水路が作られ、樹木が整然と植林されています。



太った食用蛙も名産だとか。


公園内の粗末なロッジに1泊しましたが、料理に不満はありませんでした。

撮影:CANON EOS5D3 + EF24-105mmL