1.ムーンゲート
「酔白池公園」は上海五大古典園林(豫園、曲水園:青浦、古掎園:南翔、秋霞園:嘉定)の中でも一番歴史のある園林です。
元来、明代の画家「董其昌」の所有でしたが、清代1650年、工部主事「顧大申」が園林部分を改築したものです。
建国後の1959年に修理、増築を重ね公園として一般開放されました。
また、文革終了後の1983年にいくつかの建物が新しく増築されています。
「豫園」は伝統的中国建築が見られる上海ではもっとも有名な場所ですが、歴史的に当主が没落した後に人手に渡り建築物が次々と増築されたので邸宅としての統一性が取れていません。
「酔白池公園」では蘇州まで行かなくとも江南の名邸宅を十分に楽しむことができます。
2.西側人民南路にある公園正面入り口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/55/5927ded06a23dd09c10a6b8ee39179ab.jpg)
地下鉄「酔白池公園駅」3号出口を上がってすぐにあります。
3.園内案内図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/04/b4c044a5408bda6b2a34ba22a26b8357.jpg)
西側園林地区の「外園」と東側建築物のある「内園」に大きく分かれます。
4.入り口の「照壁」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/21/b0d1e0097d0d0558ab2e09e3af2c59c4.jpg)
入り口を入った正面にある伝統的な「照壁」。清代の酔白池と付近の風景が彫られており、清代の様子を垣間見ることができます。
5.江南の伝統的な石橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e8/d24a3306e5e41974a6a21a9a8e5b1e0b.jpg)
運河に架かる石橋は小舟が通れるように高さが保たれています。樹木も石橋を中心にデザインされているようです。
6.回廊と東屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5e/c32145db1b96113ef09ed8eb2b90957f.jpg)
梅雨もあり雨が多い江南地方ですが、雨の日でも回廊で建物を回れます。
7.酔白池大門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/bd/f45940445cb24d1025bc15d0fd6797d0.jpg)
清代江南建築の特徴が残る酔白池の正門。
8.糸巻きのような入り口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/b0/1c598813e23c25a421cf467d2f0163c0.jpg)
壁で遮蔽された庭の景色を色々な形をした門から垣間見ることで空間に変化と広がりが生まれます。
9.ツボの形をした入口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/a6/5fcb5086291f7b51be081e6802ad5e86.jpg)
10.回廊と東屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/68/8a20a2d66a47bf134ad35cff2081ec69.jpg)
回廊を巡り、雨の日も庭を楽しむことができますね。
11.蝋梅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/7a/0f003e8fc10908f632c2baaca603d5fd.jpg)
花弁の形は不揃いですが、強い甘い香りが春の音連れを予感させます。
12.再びムーンゲート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/35/57fa9bb81b2b7c0b94ddcaa548d86a2e.jpg)
入り口から見える風景は計算されつくしています。
13.扇方の窓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8e/0944989f83a303dd09a7b00413dd7dbe.jpg)
扇の形は縁起の良い末広がり。中国では「八」も縁起の良い数字です。
各所に江南園林芸術の粋が込められています。写真は平面芸術なので、美しい風景を切り取る「構図」の練習にはもってこいです。
時間をかけてゆっくりと園内を回りましょう。
撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 IS
「酔白池公園」は上海五大古典園林(豫園、曲水園:青浦、古掎園:南翔、秋霞園:嘉定)の中でも一番歴史のある園林です。
元来、明代の画家「董其昌」の所有でしたが、清代1650年、工部主事「顧大申」が園林部分を改築したものです。
建国後の1959年に修理、増築を重ね公園として一般開放されました。
また、文革終了後の1983年にいくつかの建物が新しく増築されています。
「豫園」は伝統的中国建築が見られる上海ではもっとも有名な場所ですが、歴史的に当主が没落した後に人手に渡り建築物が次々と増築されたので邸宅としての統一性が取れていません。
「酔白池公園」では蘇州まで行かなくとも江南の名邸宅を十分に楽しむことができます。
2.西側人民南路にある公園正面入り口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/55/5927ded06a23dd09c10a6b8ee39179ab.jpg)
地下鉄「酔白池公園駅」3号出口を上がってすぐにあります。
3.園内案内図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/04/b4c044a5408bda6b2a34ba22a26b8357.jpg)
西側園林地区の「外園」と東側建築物のある「内園」に大きく分かれます。
4.入り口の「照壁」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/21/b0d1e0097d0d0558ab2e09e3af2c59c4.jpg)
入り口を入った正面にある伝統的な「照壁」。清代の酔白池と付近の風景が彫られており、清代の様子を垣間見ることができます。
5.江南の伝統的な石橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e8/d24a3306e5e41974a6a21a9a8e5b1e0b.jpg)
運河に架かる石橋は小舟が通れるように高さが保たれています。樹木も石橋を中心にデザインされているようです。
6.回廊と東屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/5e/c32145db1b96113ef09ed8eb2b90957f.jpg)
梅雨もあり雨が多い江南地方ですが、雨の日でも回廊で建物を回れます。
7.酔白池大門
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/bd/f45940445cb24d1025bc15d0fd6797d0.jpg)
清代江南建築の特徴が残る酔白池の正門。
8.糸巻きのような入り口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/b0/1c598813e23c25a421cf467d2f0163c0.jpg)
壁で遮蔽された庭の景色を色々な形をした門から垣間見ることで空間に変化と広がりが生まれます。
9.ツボの形をした入口。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/a6/5fcb5086291f7b51be081e6802ad5e86.jpg)
10.回廊と東屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/68/8a20a2d66a47bf134ad35cff2081ec69.jpg)
回廊を巡り、雨の日も庭を楽しむことができますね。
11.蝋梅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/7a/0f003e8fc10908f632c2baaca603d5fd.jpg)
花弁の形は不揃いですが、強い甘い香りが春の音連れを予感させます。
12.再びムーンゲート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/35/57fa9bb81b2b7c0b94ddcaa548d86a2e.jpg)
入り口から見える風景は計算されつくしています。
13.扇方の窓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8e/0944989f83a303dd09a7b00413dd7dbe.jpg)
扇の形は縁起の良い末広がり。中国では「八」も縁起の良い数字です。
各所に江南園林芸術の粋が込められています。写真は平面芸術なので、美しい風景を切り取る「構図」の練習にはもってこいです。
時間をかけてゆっくりと園内を回りましょう。
撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 IS