こんばんは、白黒茶々です。
馬込川みずべの公園でスピ仲間と逢い、さぎの宮駅で「きさらぎ駅」を感じてから、私たちはさらに北上していき………
浜松市天竜区にある天竜浜名湖線の二俣本町駅に至りました。 こちらは、国指定史跡の鳥羽山城と二俣城の最寄り駅でもあります。
ただし、「きさらぎ駅」のようないわくは付いていません。
古い無人駅なのですけど………
駅舎は1日1組だけ受け入れる駅舎ホテル INN MY RIFEとして活用されています。 今からその宿泊レポートをしたいところなのですけど、今回は下見(?)だけとさせていただきます。
その二俣本町駅の次は………
天浜線の中心でもある、天竜二俣駅となります。 こちらでのミッションをいくつか用意しているのですけど、まずは駅を離れて東のほうに歩いていきました。
そうしたら………
国鉄二俣線時代に使われていた列車がありました。 二俣線は戦時中に、浜名湖付近で海岸部を通る東海道本線が敵軍の攻撃により不通になった際のバイパスとするために造られ、昭和15年(1940年)に掛川~新所原間の全線が開通しました。
しかし、昭和62年(1987年)の国鉄民営化に伴って第三セクターの方式で再編され、今に至ります。
そのさらに東には………
ちぐたまたふ? なんか、ネットスラングみたいになっていますけど、正しくはふたまたぐち=二俣口です。
ここには二俣線が開通する前に、光明電気鉄道の駅があったのですよ
波狛日記では以前にも触れたことがあるのですけど………
光明電気鉄道は昭和5年(1930年)12月からわずか5年だけ存在した、幻の鉄道です。 後に、その軌道の一部が二俣線に転用されました。
それでも、二俣口駅の跡にはホームの一部が残っていて、最近になって昔ながらの駅名看板とその歴史を伝える説明板が設置されました。 光明電気鉄道のことを偲んだら………
今度は、天竜二俣駅の北側の機関車公園に行きました。 こちらには、蒸気機関車のC58が飾られているのですよ。
そういえば、昔は浜松城公園にもSLがありましたね。
その上に乗って厭夢のマネをやりたいという衝動を抑えつつ、私は次の検証に取りかかることにしました。
お昼が近いことですし、波と狛にはいったん車の中で待機してもらって………
私は駅前にある(食の駅)十文字屋さんというお店に入っていきました。
そこは食堂なのですけど、店内に今と昔の駅周辺の写真などが飾られていました。 それと、ローカル局のレポーターのサインも。
メニューは多数取り揃えられていて、三ヶ日牛のハンバーグやコロッケはとても気になります。 しかし、私にはすでに心に決めてきたモノがあったのですよ
数量限定と聞いていたのですけど、間に合ったみたいです。
その料理が届くまでの間に、少しだけ天竜二俣駅の話をさせていただきます。
天竜二俣駅は「シン・エヴァンゲリオン」のモデルにもなったみたいで、それにあやかって駅名看板も期間限定で「第3村」に変えられていました。 しかしそれは私たちが訪れる1週間前に終わってしまいました。
遅かりし白黒茶々さん。その作品には………
扇状に建てられた車庫から出てきた列車を回転させて向きを変える転車台も出てきたそうですね。 天竜二俣駅には、全国的にも珍しいその施設が残っていて、しかも今でも使われているのですよ
その転車台と国鉄時代に建てられた扇形車庫、洗濯場・浴場、鉄道歴史館などの見学がセットとなった転車台見学ツアーがあったのですけど………
先日施行されたまん延防止等特別措置によって、無期限中止となってしまいました。 せっかく機運が高まって行く気になったのに………
とはいっても、そのことは事前に知っていたので、その転車台回したい欲は他に向けることにしました。
そうしているうちに、私が注文したメニューが運ばれてきました。それは何かといいますと………
転車台に見立てたカレーに列車の形をしたご飯が乗った、その名もズバリ「転車台カレー」(サラダ付き1100円)にございます 列車の前面の窓などはデンプンフィルムでできているので、そのまま食べることができます。
そうしたら、まずはその転車台カレーを手動で回してみます。 このカレーには、このような楽しみ方があったのですね。
半周しました。 あ、裏側には車面のフィルムが貼られてない
………って、そこは写したり突っ込んだりしてはいけないところでした。
………なんてこともありましたけど、なんとか1周し終えました。 その作法というか儀式が終わったら、なんか形を崩すのが憚られるのですけど………
まずは天浜線の列車をカレーで汚……… いや、ぶっかけて………
前面からいただきます はい、私はたい焼きも頭からいく派なのですよ。
最初のひと口を食べたら、それは私の中ではもう食べ物としてのカレーと化しました
三ヶ日牛が煮込まれたカレーには深い味わいとコクがあって、スプーンが止まらなくなる程の美味しさでした。
お腹も心も満たされた私は、再び天竜二俣駅に向かいました。
その駅では、エヴァンゲリオンの企画と取って代わるようにして………
「ゆるキャン△ SEASONS 2」の仕掛けが用意されていました。その作品では、主要メンバーのうちの1人の各務原なでしこ(向かって右の子)が天浜線に乗って、モデル地になったことから………
掛川、天竜二俣、気賀、浜名湖佐久米、新所原の各駅に主要メンバーの5人のパネルが割り振られました。 こちらの駅は、大垣千明ですね。
さらにそれらに添付されているQRコードをスマホで読み取り、出てきたアプリを起動すると、AR(拡張現実)を楽しむことができるのですよ
具体的にいうと、スマホの撮影画面にそのキャラクターを登場させたり、彼女の声を聴いたりできるようになります。
そうしたら、さっそく………
天竜二俣駅に大垣千明を出現させて……… って、あきちゃん大き過ぎ ちなみに、立ち位置と大きさは調節することができます。
これだけでも充分楽しいのですけど………
そのあきちゃんと一緒に、記念撮影をすることもできるのですよ ただし、被写体の波狛ちゃたちにはARが見えてないので、何がなんだかかも知れませんけど。
列車には乗らなかったのですけど、鉄道に関する任務は以上をもって終わりとなります。
次回の予告をするとしたら、そのあと私たちは今年初めてとなるお城を訪れます。 そうしたら、鳥羽山城か二俣城のどちらが先かということになりますけど、運試しをしたいという方は、双方とも山の上にあるだけにヤマを張って選んでみてくださいませ。
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