こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私は甲子園球場で高校野球観戦をしたあとに、調子こいてお城を見に行くことにしました。
とはいっても、最初からその行為はその日のスケジュールに組み込まれていたのですけど。
そのようにして、向かった先は……… って、すでに今回の日記のタイトルにも出ていて、バレバレなのですけど。
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………はい、姫路です。
駅と姫路城は一本の道路で繋がれているので、北側の正面からはその勇姿がよく見えます。旅行のガイドブックでは、お城に行くのには駅前からバスに乗ることを勧めていて、9年前に白黒茶々家が家族旅行でこちらに来た際にもそうしたのですけど、歩いていっても10分ほどで姫路城の真ん前まで行き着くことができますよ。
そのあたりには、数件の茶屋と………
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の特別展示施設こと「ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館」がありました。姫路城やその周辺の地域が、現在放送されている「軍師官兵衛」の舞台にもなったことから、このようなものが造られたみたいです。
そういえば、数年前に「功名が辻」をやっていたときにも、静岡県の掛川城内にそのような施設が突如出現したような。あと「江~姫たちの戦国」の、小谷城跡の大河ドラマ館にも、私は行ったことがありますよ。
………なんてさんざん盛り上げておいて申し訳ないのですけど、姫路での持ち時間があまりないので、官兵衛館のほうは今回はスルーさせていただきます。どうか、ごカンベンを。
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ということで、姫路城です
こちらの桜門は、お城の正門となる大手門に当たります。そこをくぐっていくと………
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三の丸跡に入り、正面に姫路城の主要部の石垣や、大天守を含めた建物を臨むことができます。
その大天守は、5年前から修理がおこなわれていて、瓦を取り換えたり白壁を塗り直したりしました。
いわゆる「平成の大修理」です。その際には、大天守を囲むように足場となる素屋根が組まれ、修理中の建物を同じ高さから見学できる「天空の姫路城」なるものも設けられました。
「そのような場面を見られる機会は滅多にないので、お城好きにはハズせないのでは?」というご意見もあると思いますけど、私は仕上がったばかりの最もきれいな姿のほうを見たかったので、この日まで待っていました。
とはいっても、工事のほうは来年の3月まで続いていて、それまでは大天守やその周辺部には立ち入ることはできません。その証拠にほら、大天守の向かって右側の下のほうには、搬送用の足場やクレーンがまだ残っているでしょ。
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さらに角度を変えて。こちらからは、大天守を包み込むように、チの櫓、リの一渡櫓、リの二渡櫓、土塀などが見えます。あと大天守の左側には、西小天守と乾小天守が、ちょろっと。それにしても、大天守は白いですね
その建物は壁を白い漆喰で塗り固めただけではなく、屋根瓦の継ぎ目も漆喰を盛ったので、全体的に真っ白に見えるのですよ。
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ここからは有料ゾーンとなります。いや、正確には入場券売り場を通った先に、こちらの菱の門があるのですけど。こちらの門は、華頭窓がある白壁の楼門で、姫路城の主要な入口にふさわしい豪華さを備えています。
菱の門をくぐると………
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方形の三国堀に落ちそうになります。
※柵などが設置されているので、よっぽどのことがない限り落ちませんよ。(編集部注)
そのお堀の石垣をよく見ると、空堀をふさいだような部分があります。
姫路城は、14世紀半ばに赤松氏によって初めて築かれ、のちにその臣下の小寺氏や黒田氏が守りました。天正8年(1580年)には黒田孝高(官兵衛)が羽柴(豊臣)秀吉に姫路城を差し出しました。それから改築がおこなわれ、その際に先ほどの石垣や三層の天守が築かれました。三国堀の上にいい感じで見える五層の大天守は、その後に入った池田輝政が慶長14年(1609年)に築いたものです。
その三国堀は、菱の門を突破した敵兵を二手に分ける役割もしていたのですよ。そうしたら、私は左のほうに向かっていきますよ。
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正面に見えるいの門をくぐり、その先を右に折れていくと………
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二階建てのぬの門に行き当たります。
その内側が二の丸で、先ほど大天守の下に見えていたチの櫓、リの一渡櫓、リの二渡櫓がぬの門に連なっています。
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そのうちのリの一渡櫓は特別に解放されていて、その内部では「官兵衛の歴史館」として、黒田官兵衛関連の資料や模型、甲冑等が展示されています。
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それだけではなく、二の丸跡には、こちらのお菊井戸もあるのですよ。お菊さんとは播州皿屋敷の、家宝の大切な皿を割ってしまって手打ちにされ、井戸に投げ込まれ、夜な夜な「いちまい、にまい、………」と皿を数える幽霊となった、あの彼女のことです。姫路城には、そのような伝説もあるのですよ。
その後方の石垣の上に見えるのは……… カメラさん、そちらのほうをズームしてもらっても、よろしいでしょうか?
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はい、OKです。こちらから見える、大天守や左下の西小天守も、いい感じですね。
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次に、私は西の丸跡のほうに向かいました。こちらの曲輪は、池田氏のあとに入封した本多忠政が、嫡男の忠刻とその嫁千姫のために造営したと云われています。千姫とは……… そうです
徳川家康の孫で、豊臣秀頼に嫁ぎ、大阪夏の陣の戦火の中脱出してきた、あの千姫のことですよ
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それもスゴいことなのですけど、こちらからの天守群の眺めも、絶景なのですよ
ちょっと容量が大きくなってしまって申し訳ないのですけど、この勇姿を小さい画像にしておくのはもったいないので、大きくかつクリアにさせていただきました。
姫路城は城域が特別史跡に、大天守・西小天守・乾小天守・東小天守と、それらを繋いでいる渡り櫓が国宝に指定されました。さらに平成5年(1993年)には、それらは世界文化遺産に登録され、まさに世界の姫路城となりました。
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その西の丸の外側を囲むように「百間廊下」と呼ばれる、櫓や多聞櫓が連なった建物が現存しています。その建物群の内部は見学できるのですけど、すでに入場待ちに長蛇の列ができていますね。
先述したように、姫路城の大天守やその周辺部の工事は来春までには終わり、公開が始まります。それにともなって入場料のほうも1000円と、日本一高くなるのですけど、私は姫路城にはそれぐらいの、いや、それ以上の価値はあると思います。
その価格設定とは関係なく、このお城には大勢の人が押し掛けることになるでしょう。そうしたら、最頂部にある大天守までは長蛇の列ができ、見学待ちに2時間とか3時間とかいう事態になる恐れが。
そうなってしまったら、ゆったりとお城の魅力を味わうことはできません。
そのような事態になる前に、私は今回の訪問を決行したのですけど、今の段階でもお城の中はたくさんの人であふれています。
こちらの見学待ちも、30分とか言われていますし。この日、姫路城で行き会わせた方々は、新装なった大天守に感嘆の声を上げたり、写真を撮りまくったりしていました。このようなことは、ひと昔前にはあり得なかったこと。たくさんの人にお城の魅力やありがたさをわかってもらえたのは、喜ばしいことでもあります。
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………なんて言っているうちに見学渋滞は捌けて、諸櫓の内部に入っていくことができました。
実際の全長は百間をゆうに超えて約121間(約240m)もあるので、けっこう長いですよ。
その百間廊下をひたすら歩いていくと………
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化粧櫓に行き着きます。こちらの建物は畳敷きになっていて、花札(?)に興じている千姫がいます。よく見ると、その傍らには三毛猫がいて、カワイイですね。
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その化粧櫓を出たところから臨む天守群も、いいですね。
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その近くの坂道を下っていき、天守丸への正規の通り道となっているはの門を通過すると………
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乾曲輪に行き着きます。さらに天守丸に背を向けるようににの門をくぐっていくようになっているのですけど、そこから先は現在は立入禁止なので、今回見学できるのはここまでとなります。
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来春、リニューアルオープンしたばかりの姫路城は大混雑しそうなので、落ち着くまで待ってから再び訪れようと思います。
いや、待ったところで落ち着くのでしょうか?姫路城フィーバーは、大天守がまばゆい白さを失うまで続くかも知れません。それよりも、純白の姫路城を見たら、今度はウチの白いヤツたちに逢いたくなってしまいましたよ。
その後、私は姫路から5時間半ほど列車に乗り、A町駅から自宅までは、またしても箔母さんに送ってもらいました。
私がいない間は、箔と波の世話は彼女に任せていたのですけど「波は私が外に連れ出したり遊んであげたりしても、心ここにあらずという感じで、鳴いたり吠えたりして白黒茶々さんのことを呼んでいたよ。目の前に私がいたのに、失礼しちゃうわ
」というのです。「そうかそうか、うんうん………」箔母さんには申し訳ないのですけど、なんてカワイイやつなのでしょうか
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私は帰ってすぐに、出迎えにきた波を抱き締めました。寂しい思いをさせてしまって、すまなかったのう。こんな私を、許しておくれ。
あ、箔もね。
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そうそう、今回は姫路城と彼らの白さ対決をするのでしたね。スピッツも白さが命なのですけど、う~む……… お二方とも黄スピ、いや、茶スピになりかけていて、いまいち白くありませんよ。
というワケで、近いうちに彼らを化粧直し、いや、セルフウォッシュに連れていくことにします。
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「今回の姫路城レポート、長すぎ!」と思われた方は、こちらに投票してやってください。
前回からの続きで、私は甲子園球場で高校野球観戦をしたあとに、調子こいてお城を見に行くことにしました。
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………はい、姫路です。
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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の特別展示施設こと「ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館」がありました。姫路城やその周辺の地域が、現在放送されている「軍師官兵衛」の舞台にもなったことから、このようなものが造られたみたいです。
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………なんてさんざん盛り上げておいて申し訳ないのですけど、姫路での持ち時間があまりないので、官兵衛館のほうは今回はスルーさせていただきます。どうか、ごカンベンを。
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ということで、姫路城です
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三の丸跡に入り、正面に姫路城の主要部の石垣や、大天守を含めた建物を臨むことができます。
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「そのような場面を見られる機会は滅多にないので、お城好きにはハズせないのでは?」というご意見もあると思いますけど、私は仕上がったばかりの最もきれいな姿のほうを見たかったので、この日まで待っていました。
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さらに角度を変えて。こちらからは、大天守を包み込むように、チの櫓、リの一渡櫓、リの二渡櫓、土塀などが見えます。あと大天守の左側には、西小天守と乾小天守が、ちょろっと。それにしても、大天守は白いですね
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ここからは有料ゾーンとなります。いや、正確には入場券売り場を通った先に、こちらの菱の門があるのですけど。こちらの門は、華頭窓がある白壁の楼門で、姫路城の主要な入口にふさわしい豪華さを備えています。
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方形の三国堀に落ちそうになります。
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※柵などが設置されているので、よっぽどのことがない限り落ちませんよ。(編集部注)
そのお堀の石垣をよく見ると、空堀をふさいだような部分があります。
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その三国堀は、菱の門を突破した敵兵を二手に分ける役割もしていたのですよ。そうしたら、私は左のほうに向かっていきますよ。
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正面に見えるいの門をくぐり、その先を右に折れていくと………
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二階建てのぬの門に行き当たります。
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そのうちのリの一渡櫓は特別に解放されていて、その内部では「官兵衛の歴史館」として、黒田官兵衛関連の資料や模型、甲冑等が展示されています。
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それだけではなく、二の丸跡には、こちらのお菊井戸もあるのですよ。お菊さんとは播州皿屋敷の、家宝の大切な皿を割ってしまって手打ちにされ、井戸に投げ込まれ、夜な夜な「いちまい、にまい、………」と皿を数える幽霊となった、あの彼女のことです。姫路城には、そのような伝説もあるのですよ。
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その後方の石垣の上に見えるのは……… カメラさん、そちらのほうをズームしてもらっても、よろしいでしょうか?
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はい、OKです。こちらから見える、大天守や左下の西小天守も、いい感じですね。
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次に、私は西の丸跡のほうに向かいました。こちらの曲輪は、池田氏のあとに入封した本多忠政が、嫡男の忠刻とその嫁千姫のために造営したと云われています。千姫とは……… そうです
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それもスゴいことなのですけど、こちらからの天守群の眺めも、絶景なのですよ
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その西の丸の外側を囲むように「百間廊下」と呼ばれる、櫓や多聞櫓が連なった建物が現存しています。その建物群の内部は見学できるのですけど、すでに入場待ちに長蛇の列ができていますね。
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そのような事態になる前に、私は今回の訪問を決行したのですけど、今の段階でもお城の中はたくさんの人であふれています。
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………なんて言っているうちに見学渋滞は捌けて、諸櫓の内部に入っていくことができました。
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化粧櫓に行き着きます。こちらの建物は畳敷きになっていて、花札(?)に興じている千姫がいます。よく見ると、その傍らには三毛猫がいて、カワイイですね。
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その化粧櫓を出たところから臨む天守群も、いいですね。
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その近くの坂道を下っていき、天守丸への正規の通り道となっているはの門を通過すると………
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乾曲輪に行き着きます。さらに天守丸に背を向けるようににの門をくぐっていくようになっているのですけど、そこから先は現在は立入禁止なので、今回見学できるのはここまでとなります。
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来春、リニューアルオープンしたばかりの姫路城は大混雑しそうなので、落ち着くまで待ってから再び訪れようと思います。
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私は帰ってすぐに、出迎えにきた波を抱き締めました。寂しい思いをさせてしまって、すまなかったのう。こんな私を、許しておくれ。
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そうそう、今回は姫路城と彼らの白さ対決をするのでしたね。スピッツも白さが命なのですけど、う~む……… お二方とも黄スピ、いや、茶スピになりかけていて、いまいち白くありませんよ。
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それも壁だけではなくて、屋根も白く見えたのですよ
できるだけ早いうちに行かれることをお勧めしますけど、その際には多少混むこともお覚悟くださいませ。
波と箔は、ずっと私のことを想っていてくれたなんて
兵庫県で真っ先に浮かぶところが、スゴいですね。
今回はほぼ日帰りで箔や波と再会したのですけど、気分的には彼らとはかなり遠ざかっていたような気がしました。
それから、波は秋までに関東のほうに連れて行けるように特訓しているところです。
修復が完了した大天守、本当に美しいですね~…
瓦の白漆喰もすばらしく、流石白鷺城の名を頂く美麗な佇まいです
これは是非間近で拝見したいものです…
特に屋根の漆喰はあっという間に汚れてしまうそうなので、私も絶対に白いときに行く事に決めました!
来年3月までにはなんとしても…
しかし、やはり今は混み混みなのですね~…
それにしても波ちゃと箔くん、いじらしいですね~
おとーさんどこにいるの?箔&波ちゃはここですよ?と探していたんですね…
箔母さんにはお気の毒ですが、いじらしくて可愛いふたりにニコニコしてしまいました
私も昔、何かについでに(失礼)行ったことはあるのですが、全然混んでいなかった記憶が…
だから今回の記事は「へぇ~そうなんだぁ!」と興味深く読ませて頂きました(#^.^#)
今回はわんこナシ旅でしたので、箔くん・波ちゃんとの再会の喜びはひとしおですね♪
またいつか、波ちゃんの遠出デビューを楽しみにしています(^^)/
今夏は自宅待機組の白フワたちのことを考慮して、極力旅のほうは宿泊ナシで抑えておきました。それでも彼らは、ずっと私の帰りを待っていてくれて。とてもいじらしいです。
姫路城の白さは、予想以上にハードルが高いです。
お城ブームは、年を重ねるごとに加熱しているような気がします。
私が姫路城に行ってから10日後の先週の日曜日に、箔と波はセルフウォッシュに連行されていきました。それにしても、サマーカットの箔は予想以上に簡単に洗うことができました。
私はうん十年前に…まだ若かりし頃に一人旅で行きました。
白さが際立って、写真も本当にステキです。
それにしても、帰りを待ちわびる白組みちゃんたちの姿には胸キュンですね~
姫路城の白さと比較されると…箔兄ちゃん&波ちゃん、ピンチ!
シャンプー後の白さを期待しましょう
それにしても、長蛇の列にビックリ!!。
城ブーム来てるのでしょうか?
この姫路城、一度は見てみたいものです。
箔殿、波姫は洗われてしまうのですね。
姫路城に勝つ為には、嫌とは言ってられないですね。
シャンプーがんば~~ (´▽`)ノ