しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

J南高校映画部OB会+、静岡へ(3)  OB、ハイテンションに!

2010-11-22 23:40:20 | 映画部OB会行事

11月14日(日)

2010_209 2010_345宿に戻り、昨夜食べたイセエビの殻を出汁に使った雑炊を食して、気分を切り替えます。

宿を出て一行が向かったのは、伊豆シャボテン公園。

ここは、我々特撮ファンにとって外すことのできない聖地?であります。

ここにそびえ立つ荒原竜像は、初代ウルトラマンではヒドラ像として、そして仮面ライダーでは第14話でショッカーのアジトとして、当時の小さかった私には強烈なインパクトを残しています・・・・。同世代の男の子はみんなそうです。多分・・・(根拠はありませんが・・・)。本当の事を言えば、この像の前でショッカーの戦闘員になった気分でナチス敬礼の様に右手を天に挙げ、「イィー!」と叫んで記念写真を撮れたら、もうそれだけでいいと思っていました。が、伊豆シャボテン公園おそるべし!ここは、我々が想像していた以上に、深く、ワンダーで、ワンダフルなスポットでありました・・・・・。

入場券が1800円掛かると知り、一瞬入場をためらいましたが、荒原竜=ショッカー基地を目の前にして引き返すことは出来ません。細長い通路を出ると、一気に視界が開けます。目の前には、巨大な鷲の像とガラスのピラミッド、そして富士山のミニュチュアの様なプリンの形をした山!これぞ私の心の中での<ショッカーのアジト>!戦闘員になった気分で「イィー!」と叫んでしまいそうです。感慨にふけっていると足元を小さな何かが走りぬけていきます。それも1つや2つでない・・・。たくさんのリスザルが広場を走りまわっています。子供を背負ったお母さんザルが全速力で駆けて行きます。子ザルは振り落とされないよう、必死にしがみついています。

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2010_246 やがて、犬より大きい。牛より小さい何かが私の前を横切ります。カンガルーです。幸いパンチをくらうことはありませんでしたが、敵にするには恐ろし過ぎるヤツです。えさ場でのワラビーとのリンゴの取り合いを見ているうちに、皆と離れ離れになってしまいます。かなりの種類の動物と遭遇しながら、その度に足を止めて見入ってしまいます。

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やがてと言うか、遂にと言うか・・・・。巨大な鷲の像の前に来ました。

<ヒドラ像(初代ウルトラマンに出てくる怪獣のモデル>=<仮面ライダー、ショッカーの秘密基地>って言われても目立ちすぎる・・・→それがシャボテン公園の温室入口となっている荒原竜の像なのです。

2010_283像の足元 にある入口から地下道でピラミッド型の温室に入ると、巨大なサボテンがニョキニョキ植わっています。圧倒的ボリューム感のあるサボテンに見とれてしまいます。温室内は、メキシカンミュージックが大音量で流されています・・・・。テンションの高めの音楽で、私の心もウキウキわくわく・・・・。そのうちに、はぐれてしまった皆を巨大サボテンの林の中で発見し、合流します。皆のテンションも上昇しているようで、そのあとのお土産コーナーでは、皆さん散財されていました。2010_309

メキシカンミュージックなのか、サボテンの効果なのか、みなさんシャボテン公園を心から楽しんでいます。本来なら東伊豆の他のスポットも回る予定でしたが、もはや時間がありません。追い立てられるように施設をあとにします。

施設を出てから気がつきました。

<荒原竜の前で記念写真を撮るのを忘れたことを・・・・>

車は、伊豆半島を横断して三島へ向かいます。ここで、H野氏推薦のうなぎ屋さんで昼食をとります。伊豆箱根鉄道三島広小路駅そばにある<桜家>です。人気店ゆえ予想された事ではありますが、20分ほど店外で待ちます。そうしていると、傍を伊豆箱根鉄道の電車が走って来ます。今回は、鉄分抜きの旅のつもりでしたが、これ幸いとばかりに、カメラを構えてしま2010_369

2010_351 います。この習性は直りません。トホホ・・・・・。2010_364 肝心のうなぎのお味は、<エクセレント!>と叫びそうなくらい、柔らかでかつ脂も充分のっている。けれどもベトついておらず、上品なものでした。何より、丼(もしくは重)に箸を付け始めると、誰もが無口になったということが、大正解の証拠でしょう。(私が食べたのは2620円のうな丼でした)

JR三島駅で千葉に帰るH野氏を降ろし、J南高校のOBを乗せた車はひたすら西へ向かいます。明日の仕事の心配をする方、奥方の機嫌を気にされる方、思いはそれぞれですが、みなさん、予想以上に気分をリフレッシュ出来たのではないでしょうか。

浜名湖を渡る頃には、陽は落ちあたりは闇に包まれます・・・・。次に陽が昇る頃には、いつもの生活が始まります。

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J南高校映画部OB会+、静岡へ(2)  温泉、四たび!

2010-11-22 23:39:13 | 映画部OB会行事

11月13日(土)

東静岡でガンダムを堪能したJ南高校映画部OB会+J東高校映画部OB一行は、名東名高速を沼津ICで下り、伊豆半島中央部を南下し、修善寺で進路を東にとり、真っ暗な峠を越えてようやく東海岸に出ました。今夜のお宿は北川温泉[星のホテル]です。フロントで受付を済ませ、早速夕食になります。

メニューは《海鮮炭火焼き》

2010_204 東伊豆名物「金目鯛」を炭火で炙りつつ、貝やエビを網で焼いていきます。(アルミホイルで包まれているのはイカ)

後半は、イセエビ、投入!

その大きさはソロモン戦のビグザムの様な存在感で、我々を圧倒します!

最後は、煮込みうどんの鍋を一同つついてFinish!本場の香川から参加のT永氏はうどんについて含むものが御有りの様ですが・・・。

お腹いっぱいになったところで、温泉へGO!

北川温泉と言えば、海抜0メートル。波しぶきのかかる海岸ぶちの露天風呂<黒根岩風呂>。

《アメリカを見ながら入る露天風呂》のキャッチコピーに惹かれて、ここまでやってきました。

混浴という言葉に惹かれた訳では、ありません!多分・・・・。

旅番組やCMにも頻繁に登場しています。最近では、反町隆史の出ている車のCMに出てくる温泉です。

高台にある宿から雪駄を履いて、浴衣姿でただでさえ歩きにくいのに、高さの揃っていない石段を、よろよろ下りて行きます。やがて小さな受付の前を通り、波打ち際の温泉に到着。大きな岩を組んだ湯船に浸かり、旅の疲れを癒します。泉質は、含石膏弱食塩泉。透明で結構熱い湯です。舐めるとしょっぱい。只今、潮が引いているのでしょうか。海面からは少し距離はあるようです。とは言え<ザッブーン>という大きな波の音は湯に浸かっていても伝わってきます。OB会の面々も無口になり、ただただお湯に浸かっています。が、感動のあまり言葉を失っているのではなく、湯船が通勤電車並みに混雑していて、湯船の中で身動きできない状態であったというのが正直なところか・・・。

<明日は、絶対早起きして、ガラ空きの湯船に浸かりながらアメリカ?を見てやる・・・・。ついでに若いお姉さんと混浴出来ればもっとよい・・・!>

何時になく、プラス思考で、その日は床につきました。

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そして、11月14日(日) 朝が来ました・・・・・

F1000674_2  皆さんの予想に反して、早起きに成功した私は、昨夜と同じように、海岸の<黒根岩風呂>に下りていきます。ガラ空きの湯船を期待して、あたりを見渡すと・・・・・

「昨日とおんなじ・・・」

皆さん、考えることは同じなのか、私の考えが浅はかなのか・・・・。決して狭いわけではない湯船の中には多くの人々が、無言でしゃがみ込み、顔を海に向けています・・・。

天気は、うす曇り・・・。海と空の境界もぼやけてしまっています。アメリカはおろか、伊豆大島の島影さへ望むこと叶わず、大勢の人々と一緒に、暑いお湯で目を覚ます自分がいました。